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- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569808291
感想・レビュー・書評
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本能寺直前の光秀の心理状態を推察している。「光秀は病んでいたのかもしれない 病んでいたのは精神ー 信長と接触するごとに病状は進行した。深みへと沈みかける光秀の気分を 束の間の立身出世の欲望が掬い上げる。落ちる掬う落ちる掬うを繰り返すうちに光秀のココロは精神の奥の暗く湿った抜き差しならぬところまで到達する」
これはリアルで、ありそうに思った。近畿の最高司令官の地位まで与えられながらも、今後の保証は何もない。信長が作り出す社会がどうなるのか、自分がその中でどう生きるのかも分からない状態。頭が切れて、人を支配する力も持った人間だけに、それ以上の信長とガチンコで接していたら、たまらんかっただろうな。
当時、信長は部下と戦略ミーティングとかしていたのかな? どこまで細かいことを話していたのかな?
信長に「最近どうじゃ?」とか訊かれたら、怖かったやろなあ。問題点を真面目に報告したら、能力なしと罵られて、その上その問題点を利用されて締め付けられたやろうし、、、逆に適当にごまかしたら、嘘つきとしてこっぴどく追求されたやろうし。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦国
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