40歳のためのこれから術 幸せな人生をていねいに歩むために

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569808789

作品紹介・あらすじ

「暮しの手帖」編集長が実践している、自分らしく生き続けるヒント、新たなスタートを切る工夫。

感想・レビュー・書評

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  • 私は40歳はとうに過ぎているが、これを読んで遅すぎるということはないだろうか?そう思い読み始めた。内容はすばらしかった。しかしやはり、松浦弥太郎さんには40歳前に出会いたかった。いま、若いうちから弥太郎さんの著書や考え方に触れられる人が、心からうらやましい(笑)。

    さて、これだけ松浦弥太郎さんの本を読みあさっていると、言っていることは本の間でかなりダブる(まあ、弥太郎さんに限らず、どの著者もそうだけど)。10冊くらい読んだところで「あ、これ、聞いた」「あ、同じこと言ってる」と感じる瞬間が多くなり、「飽きるかな」と危惧したのだが、それは杞憂だった。再読したり、こうやってレビューを書くにあたって読み返すと、じわっとくる。

    それはなぜだろう。まず松浦さんは、文句なしに文章がうまい。描写が美しい。その文体に触れるだけでも楽しいのだ。

    あと、テクニカルなことよりも、普遍的なことを書いているせいだろうか。読んでいるその時々の心象風景により、同じ文でも違った感触を得ることができる。というわけでこれからもずっと、私の弥太郎さんの「おっかけ」は、続くであろう。

    追記:
    松浦さんが、プルデンシャルの川田さんと同じことを仰ってるのを発見して、なんだか嬉しかった→「人知れず、こっそりと、人のためになにか新設なことをしてみる」(P.115)

    ■ はじめに
    →若い人たちに「なにかをください」とすがるのではなく、自分のもてるものをありったけ与え続けたい。(P.5)

    ■ 第1章 四〇歳は一年生。
    →40歳から禁句にしたい三つの言葉
    「僕はそういうことをやらない」
    「ごめん、私にはわからないから」
    「人生なんてこんなもんだ。今のままでいい」(P.21)

    ■ 第2章 マイストーリーは宝の山。
    →大切なのは、事実を受け入れて、これから30年の旅に向けて準備をすること。(P.50)

    ■ 第3章 これからはいいものを少し。
    →だから僕は身だしなみを整え、髪を切り、しっかりした服を選ぼうと心がけています。上質な仕事をしよう、上質なことを学ぼうと思うのであれば、身だしなみを含めて自分のレベルをあげていくことも必要なのですから。(P.75)

    ■ 第4章 待ち遠しい七〇歳。
    →70歳の自分像として目指したいのは、オールドではなくヴィンテージです。(P.84)

    ■ 第5章 「いただく」から「与える」に。
    →意外に気づかないことですが、カードOKのお店でも常に現金で払うこと。人を連れて行って十数万円の支払いになっても同じです。いい店は極上の食材を仕入れており、極上の食材は現金払いでしか手に入りません。十数万円使ったお客様でも、現金が店に入るのが一、二か月先のカード払いでは嬉しくありません。(P.130)

    ■ 第6章 これから三〇年の歩み方。
    →敗者はとてもすてきだと僕は思っています。負けたとは、チャレンジをし、勝負をした証なのですから。(P.176)

    ■ 終章 ていねいな終わり方。
    →誰かに手を握られて死にたい(P.182)

    ■ おまけ。四〇歳のためのヒント集
    →小さな約束ほど守りましょう。ましてや、遊びの約束を忘れたりしてはいけません。損得に関係のない約束だからこそ守るのです。(P.188)

  • 【生き方】40歳のためのこれから術/松浦弥太郎/ 20180519 (29/697)< 189/96448>
    ◆きっかけ

    ◆感想
    ・刺さるフレーズが結構多かった。「オールドではなくビンテージになる」は特に刺さった。ワインは適切な湿度と温度を保ち、慎重に時を重ねることで極上のワインとなる。然るに、当方にとっては適切な湿度と温度に当たるものは何だろうか?
    ・毎日を初心者の気持ちで迎える、というのは日々是好日、にも通じる言葉。
    ・これまで年表、これから年表、要作成。

    ◆引用
    ★知恵と工夫と努力次第で、人生で成績を残してメダルをもらうのはこれから。
    ★この世に生まれおちた誕生の日がファーストバースデーなら、もう一度まっさらなな気持で世の中に歩みだす日こそセカンドバースデー。まずは自分におめでとうを告げる。
    ★70歳の自分を自分の人生のピークにする。
    ・40歳は一年生。いつも一年生の気分で、新しいことを学び続ける。
    ・禁句
     -僕はそういうことをやらない
     -ごめん、私にはわからない。
     -人生なんてこんなもの。このままでいい
    ・今さら成長なんてない、と諦めている人は、脱皮するようなイメージをもてばいい。
    ★毎日を初心者の気持ちで迎える。
    ・40歳で立ち止まったときにすべきは、客観的に自分を知るという作業。年表作りで、まずは自分がやってきたことを認めてあげる。
    ・その時は受け入れる余裕がなく、認めることが出来なかったことの輝きにはじめて気づく。自分に嘘をつかないことへのご褒美。
    ・感情の気持ちを取り戻す。
    ・過去の自分、過去の栄光、30代までの自分を、きれいさっぱり忘れる。過去をひきづらない。
    ・これからはいいものを少し
     -いるものと、いらないもの
     -できていることと、できていないこと
     -ありがとうと、ごめんなさい
     -持っている中から自分にとって大事なものを見付ける
     -趣味:無心になれる楽しみ
     -同じものを二枚買えるほど、いいもの
    ・宝物の手入れ
     -身だしなみ
     -健康管理
     -歯のメンテナンス
    ★オールドではなくビンテージになる。ワインは適切な湿度と温度を保ち、慎重に時を重ねることでより良いビンテージになる。人にとって適切な湿度と温度とは何かをじっくり考えたい。
    ・背伸びせず、器を広げる。その為には、上質さと賢さを学ぶ。そのためには素直な気持ちでいること。自分を高めるためには、レベルの高い人と付き合うこと。そのために学ぶべきことは学ぶこと。遠慮は無用、大いに学ばせてもらう。
    ・自分のフォームをつくる
     -良質なことを学べるのは何か?
     -良質なことをみがいていくために自分で必要なことはなにか?
     -自分が健やかでいるために自分に必要なことは何か?
    ・40歳からは与える人生のはじまり。モチベーションは感謝の気持ち。
    ・人知れず、ささやかに、いつも親切に
    ・懸命に人を喜ばせようとし、実際に喜んでもらう。人事尽くして天命を待つ、と言うが、人事を尽くすことはそうたやすいものではない。
    ・70歳の収穫物をイメージする。これから年表を書くと、漠然とした不安が対処できるいくつかの問題に代わり、安心ができる。
    ・何をするかを自分で選ぶのではなく、世の中に役立つ道具として、自分を選んでもらう感覚。
    ・BOOK 世界史 マクニール
    ・信用できる情報源:①実体験、②人から直接聞いたこと、③肌で感じること、そもそも自分が何を知りたいか、というのも重要。
    ・自分の専門分野を追求する、
    ・何があっても弱者にならなに。何回負けても、毎回スタートラインに立つ勇気を持つ。
    ・最後は全部手放して、何も持たずにこの世を去る。
    ・辛いことやきついことから逃げるほど、さらに追いかけてくるもの。受け止めましょう。そすれば、答への道が開ける。

  • 70歳までをひとつの区切りとしていかに豊かに生きられるか。

    読んでいると折り目正しい著者の生き方に触れられてスッキリ気持ちよくなる。

    わたしも人生の豊かさは人との触れ合いだと思っているので、これからいろいろな人と交流していきたい。

    一生謙虚に学んでいこう。

  • セカンドバースディ。あと半分っていうか折り返し地点だと思って40年を生きて行こう。

  • 40歳は人生のセカンドステージのスタートライン。相手が喜ぶものを与えよう。物質的な見返りではなく、人の役に立ったという自分の存在意義を得るために。

    何に幸せを感じるのか。
    その軸を定めることで、生き方は見えてくる。

    私は何を幸せに思うのだろう。
    考えるきっかけをいただいた。

  • 40歳からは周囲の人を手助けしたり、社会に貢献しないといけないということですね。

  • 「ありがとう」の感謝のあとにリセットする。

    思いと言葉に心をこめる。

    感謝の気持ちを行動に変換しましょう。

    チャレンジし続けましょう。

    どれも簡単で難しい言葉。それを心に留めるだけでも行動がかわりそう。

  • 前半の自分の過去の年表を作るあたりはいまいちピンと来なかったけど、後半の人に喜ばれることをしたり、社会に還元するのはそうだなと思った。40歳の転換は自然体だとできないことも多く、人生の節目をしっかり見つめなければならない、漠とした不安や焦りが本書を読んで整理できた部分もある。

  • すこし長いスパンで、自分の人生を考えてみる。
    自己啓発書やビジネス書を読むようになって、「時間軸」の大切さというものを教わりました。
    題名に年齢が入っている本が多いのも、その表れだと思います。
    この本の著者は、雑誌『暮しの手帖』の編集長。
    「人生のピークは70歳」、そして40歳は、「セカンドバースデー」と位置付けています。
    その上で、40歳で何をしておくべきか、そして70歳までの30年間で何をすべきか、概念とノウハウを織り交ぜて、書かれています。
    個別の内容で特に印象に残ったのは、「オールドではなくヴィンテージを目指す」という考え方。
    ”大人の振る舞い”として、飲食店での事例など、参考になる(かつ、今の自分の行動を見直したくなる)話が、数多くありました。
    自分の行動や持ち物を整理するということも、意識してやっていきたいと思います。
    今の自分の状態を客観的に捉え、今後の行動を自分なりに計画して実践していく。
    その大切さを改めて認識させてもらえた一冊でした。

  • 40歳を境に一度リセットして、自分の生き方を見つめなおすのにいい本。40代からていねいに生きていく。「終わりの物語」を見つめながら、40歳からの生き方、歳の取り方を参考にしたい。

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プロフィール

エッセイスト。元『暮らしの手帳』編集長。

「2018年 『ご機嫌な習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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