青鬼

著者 :
制作 : noprops 
  • PHP研究所
3.66
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本棚登録 : 223
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569810201

作品紹介・あらすじ

"ジェイルハウス"に現われた謎の生命体。青い肌と巨大な頭が特徴。その正体はまったくもって不明である。なぜか、シュンたちを執拗に追いかけ回す。人気フリーゲーム「青鬼」公式ノベル化。

感想・レビュー・書評

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  • いやあ。面白かった〜…そして怖かった((((;゜Д゜))))
    原作であるゲームを知らなくても、全然楽しめると思います。ゲーム知ってる人も、基本設定は一緒でも、この本オリジナルの内容になっているから『つまらない』なんて事にはならないと思われ。
    それにしても……卓郎が性格悪過ぎて…そこはかなり残念だ。イケメンなのに…残念で残念だorz

  • ver3.0を題材にしていることもあり、恐怖の中の笑いが随所に感じられました。
    ゲームキャラに加え、主人公のシュンとヒロインの杏奈もとても良かったです。
    風雲たけし城は健在!
    卓郎がゲスい小者になっていたのは少し残念でした。
    ですがとても面白かったです!!

  • noprops制作のホラーゲーム「青鬼」を小説化した「青鬼シリーズ」第一巻となります。
    舞台は「青鬼」でも登場した館。彼らを襲うブルーベリー色の怪物、「青鬼」から彼らは逃げ切れるのか?!
    恐ろしさとミステリー満点な物語を、是非お楽しみください。

    ⚠︎ゲームを知っている方へ
    卓郎の性格が大幅に変わっているので、彼がお好きな方はお気をつけください。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    〈概要〉
    ・ブルーベリー色の怪物から逃げながら、謎を解いていくホラー系物語。
    ・謎解きよりも、恐ろしさがメイン。
    ・ゲーム時と異なり、主人公は少年『シュン』。
    ・登場人物は、彼と、クラスの委員長「杏奈」。そして、ゲームでもおなじみ「ひろし」、「たけし」、「美香」、「卓郎」など。

  • 私がおすすめする本は青鬼です。 この本は6人の登場人物がジェイルハウスと 呼ばれる館から脱出をする話です。 中で待ちうけるのは協力か裏切りか! 「青鬼」と呼ばれる化物から逃げるとき何が待っているのか。
    ぜひ読んで下さい。

  • シュン達は化物屋敷と噂されるジェイルハウスの中を逃げ惑っていた。捕まれば、あの化物に食い殺されるに違いない。建物から逃げ出そうと玄関へ向かうがドアは固く閉ざされている。果たして、彼らはこの屋敷から見事逃げきる事が出きるのだろうか……。

    ***

    有名な脱出系フリーホラーゲームのノベライズ版。ゲームの青鬼を下地にし、映画や漫画など様々な媒体で活発に発信されていたのは知っていたが、小説が存在していたことは知らなかった。
    表表紙と裏表紙を見るとゲームに登場するキャラクター以外に見慣れない登場人物が二人いるのが分かる。ややオリジナル要素が入っているのだなと思い読み始めると、結構がっつり内容が違っていて驚いた。まず、主人公が『ひろし』ではなく表紙にいる黒髪の少年『シュン』だったこと。物語の挿入部も登場人物の設定もだいぶ違っており、青鬼らしさが出てきたのは館にたどり着いた後だった。思わぬ展開に面食らったが、なかなか新鮮で面白い。青鬼は一つのバージョンをプレイして怖くてそれでやめてしまったが、初代からやっている人はニヤリとする設定もあったかもしれない。館の中に入ってからは、青鬼にいつ捕まり食い殺されるかという緊張感が常に漂い、ハラハラしながら読んでいた。原作と違って完全にグロテスクなパニックホラーとして書かれているので、謎解き要素がほぼなかったのが残念だったが、登場人物の背景やどんなことを考えているかという部分が(この小説内の設定で)掘り下げられており、ゲームとは別の意味でのめりこみ一気に読み切ってしまった。
    一応結末を迎えたが、残っている謎も気になる点もあり、かつ不穏な終わり方だったので、平和な結末を迎えるまでは遠い道のりのようだ。ゲームのコアなファンが受け入れられる小説かどうかはわからないが、(さらっとやったことがある自分ですら、なんだそれ、となった部分があったので)青鬼を踏襲したこういう作品だと思って読むと十分楽しめると思う。あと、割と人体が徹底的に容赦なく破壊される描写が散見されるのでグロが苦手な人は要注意。そのあたりは原作沿いだったな。

  • ・とてもぞくぞくして急にふかかいなじけんが起こったりして、とてもこわかったりします。と中でびっくりする場面があるので、注目して見てください。
    ・卓郎がゴキブリ青鬼に立ち向かうところが、とてもかっこよいです。ひろしが、おとりになって食べられるところも、どうしてだろうかとおどろきました。
    ・突破のホラー×脱出ゲームで、言迷をときながら化け物からにげきるという、命がけの鬼ごっこで、謎をといていくと化け物が出てきたりして、とてもハラハラドキドキなのでオススメです。

  • ホラーゲームのノベライズ。閉ざされた謎の洋館で、恐ろしい怪物に襲われる少年少女の恐怖が描かれます。スリリングな展開に加え、ちょっとしたミステリ的な要素があるのも面白いところ。映画版とだいたい似ているけれど、ちょっと違うところもあるかな。

  • 一気に読んでしまいました。
    フリーゲームのノベライズで、オリジナル設定も込みの内容であるとのこと。

    久しぶりにこのタイプのお話を読みました。

    怖かったですが、読後感は悪くないです。
    たまにはいつもと違うジャンルの本を読むのもいいですね。

  • 描写が、すごくリアル❕

  • まあ今時の小説、って感じです。中学生の息子に強制的に読まされたのですが、小説の入門編としては(グロいけど)いいのではなかろうかと。昔のコバルトや朝日ソノラマみたいな感じでフリーゲームが元の小説というか読み物が出てきたのでしょうね。しかし子供が買うのならもう少し値段を抑えてほしい気も。

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著者プロフィール

黒田研二(くろだ けんじ)
はじめに(前半)
第1 章 こころの病とリカバリー──回復を阻害するものの克服──
関西大学名誉教授、大阪府立大学名誉教授、西九州大学教授 医学博士
専門は社会医学、社会福祉学、公衆衛生学。精神疾患、難病、認知症をもつ人々や要介護
高齢者の支援に関する研究を継続している。
【著書・業績】
『地域包括支援体制のいま──保健・医療・福祉が進める地域づくり』(編著)ミネルヴァ書房,2020 年
『学生のための医療概論(第4 版)』(共編著)医学書院,2020 年
『高齢者福祉概説(第4 版)』(共編著)明石書店,2014 年 など

「2021年 『ポスト・ソーシャル時代の福祉実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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