「反日プロパガンダ」の読み解き方 歪められた歴史認識を正すために

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569812793

作品紹介・あらすじ

中国・韓国、はたまたアメリカのメディアまでが、事あるごとに繰り返す「日本の右傾化」なる宣伝。その情報操作のカラクリを読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • "国家の情報戦略はとても重要で、たとえ事実と反することでも最初に広がった情報を大衆は信じてしまう。
    真実は広がった情報とは違うので、いずれ万人が理解してくれるという考えでは、いつまでたっても誤解されたままになる。ということが今までの歴史をみればわかる。
    このように反日プロパガンダがどのように構築されてきたのかを検証しているのが本書。

    歴史の史実を学び、反論するべきところは反論し続けないと国際社会への理解は深まらない。控えめな思考をする日本人はとかく損をすることが多いのだろう。

    事実を歪曲しないで、歴史を語れるには、あらゆる文献から取捨選択して学ぶほかない。"

  • 戦略であるプロバガンダの歴史、捉え方を丁寧に説明してくれている。国内のプロバガンダには成功したけど、国際的なプロバガンダには失敗してきた日本。それでも頑張っていた人がいたことが紹介されている。

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著者プロフィール

川上和久(かわかみかずひさ)
東京都生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部助教授を経て、明治学院大学法学部教授、同学部長、副学長などを歴任。現在は国際医療福祉大学教授。公益財団法人明るい選挙推進協会評議員、東京都明るい選挙推進協議会委員などを務める。専攻は政治心理学、戦略コミュニケーション論。おもな著書に、『情報操作のトリック』(講談社現代新書)、『2大政党制は何をもたらすか』(ソフトバンク新書)など。「Nスタ」(TBS系)コメンテーターなど、テレビ出演も多数。

「2016年 『18歳選挙権ガイドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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