- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569813349
作品紹介・あらすじ
「原発安楽死論」とは何か。元資源エネルギー庁、電力の裏の裏まで知り尽くした著者が語る、最速の脱原発論。
感想・レビュー・書評
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時間があれば
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原発事故後に書かれた原発推進本の中でも
12を争うゲスな本。
反原発本の「原発危機と東大話法」を思い起こさせるゲスさ。
とにかくあげつらってりゃイイ方式が寒々しい。
両者ともに言えるのが、頭良さそうブってるのが寒々しくなる地頭の悪さ。 -
著者は、経済産業省出身で電力事情にも精通。現状のエネルギー情勢について、非常に容易な言葉で、常識的な内容を記述されているおり、誰でも読める一冊ではある。
原発のあるべき姿を訴えたいという著者の気持ちは十分に伝わるが、いかんせんこれを聞くべき人たちにとって、本書は知りたくもない不都合な真実であり、おそらく著者の思いは伝わらないと思う。
原発の行く末は、世論ではなく国益を考えた政治判断しかないと私は思う。 -
資エネ庁で電力改革に携わった元経済産業官僚による,原発と電力システムについての現実的な処方箋。
今ある原発は有効に使って安楽死させる。電力自由化は通信自由化とは全然違って,全面自由化や発送電分離は得策でない。少し議論にアラも見られる(使用前燃料棒と使用済燃料棒をごっちゃにしてるとか)が,妥当な結論だろう。 -
大局を全く見ない原発反対論者に反して、日本が生き延びるためにどう原発を安楽死させるかを論ずる。
原発を全く持たないことのリスクを具体的に説明されると、角を矯めれば牛はあっという間に殺せるものだと思い知らされる。 -
原子力の位置づけについて冷静な分析がなされていると思う。
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f at arc dec 2,13
r dec7,13
b dec 14,13 -
原発はどのように運用・卒業していくべきか。東日本大震災での原発事故後、様々な議論はされるも、具体的な道筋は一向にしめされていない。元資源エネルギー庁にいた著者は、原発をきちんとりようして、全ての原発に無事臨終を迎えさせる「原発安楽死」を主張する。本書では、課題が山積している原発について、様々な視点から客観的に、かつ冷静にこの問題を考察する。
第1章 消費税増税分がみる間に吹っ飛ぶ
第2章 原子力規制委員会のナンセンス
第3章 中国、韓国が小躍りする日本の原発停止
第4章 電力自由化の落とし穴
第5章 原発安楽死シナリオ -
脊髄反射のようにおこる「原発反対」筆者は、あえて反論する。コスト面や技術面、ものすごく現実的な見地から意見を述べてくれる。私も「原発反対」だが、筆者と同じく、「動かしながら計画的に停止していく」という意見だ。どのみち処理に何十年かかるわけで、止めておいても危険性は変わらないのだから。201311
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原発は 無理に殺すな 利用しろ 葬式代は 自前で出させろ
だそうです。