もはや、これまで 経綸酔狂問答

  • PHP研究所
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本棚登録 : 26
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569813905

作品紹介・あらすじ

株価が上がって、オリンピックが来れば、この国は「天下泰平」なのか!? 二粋人が劣化列島の頂で朗らかに語る、真剣な冗談。

感想・レビュー・書評

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  • 「読書は自分についての執行猶予」「右翼は具体、左翼は抽象」等々印象に残るフレーズはあるものの、対談本の悪い見本になってしまったような。
    「三酔人経綸問答」を真似た題名なのだろうが、元祖のように対立的激論があるわけでもなく、本作では一応先生・生徒というようなスタイルをとってはいるものの、二人ともいい年した大人だし、対談本はこういう仲良しでやっちゃうと同調圧力が働くので、話が「だよね~、だよね~」のオンパレードで刺激に乏しい。やはり対談本は思想信条が異なる者同士でガチンコの意見対立を前提する必要があると思う。内容的には反米保守でそんなに低レベルという事もないので、おしゃべり形式の読みやすい文体でそのテイストを味わってみたいという人には悪くはないと思うが、ならTOKYO MXの動画配信でも十分だと思う。

  • 2014/01/23:読了
     この間、『久米宏 ラジオなんですけど』で、黒鉄さんと久米宏さんのトークがあって、読んでみたけど、久米さんとのトークの時のような、ハラハラ・ドキドキした感じがなかった。
     西部さんも黒鉄さんも、まじめだから、話が飛ばないんだよな。
     ここに、久米さん入れたらおもしろいのに....
     

  • 黒鉄ヒロシ氏と西部邁氏という異色の
    二人の座談集的な本。
    内容が、二人の掛け合いのようで、
    非常に面白いと思います。
    ただ、やはり西部氏の含蓄は非常に
    高尚でときどき難しいところもありますが
    総じて面白い本だと思います。

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著者プロフィール

1939年、北海道に生まれる。東京大学大学院経済学研究科修士。書籍や雑誌にて旺盛な執筆活動を展開している。保守派の評論家。元東京大学教養学部教授。東大教授を辞職後は秀明大学教授・学頭を歴任。テレビ「朝まで生テレビ」などに出演。2017年10月まで雑誌「表現者」顧問。
著書は『経済倫理学序説』(中央公論社・1983年度吉野作造賞受賞)、『生まじめな戯れ』(筑摩書房・サントリー学芸賞受賞)、『虚無の構造』『妻と僕 寓話と化す我らの死』(ともに飛鳥新社)、『死生論』『思想の英雄たち 保守の源流をたずねて』(ともにハルキ文庫)、『サンチョ・キホーテの旅』(新潮社・芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』(幻戯書房)、『ファシスタたらんとした者』(中央公論新社)、『学問』『無念の戦後史』(講談社)、『核武装論 当たり前の話をしようではないか』(講談社現代新書)など多数。

「2017年 『保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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