会話が続く、上手なコミュニケーションができる! 図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569814889

作品紹介・あらすじ

コミュニケーション力をあげる近道は、人の話を聞くこと。自分の気持ちを「伝える」以上に重要な「聞く」技術をプロが解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 「アサーション」の日本における第一人者 平木さんの著作を続けて読みました。「話の聞き方」は実は他者や自分とどう向き合うかということに繋がり、参考になります。

    「ちゃんと」「しっかり」「一所懸命」という精神論大好き社会のため、話の聞き方は何をどう具体的にというところまでは思考せずに日常を過ごしていると思います。

    分かったつもりで咀嚼しきれいていない事柄をわかりやすい言葉やチャートを用いて、「腹に落とす」。
    そんな感覚の1冊です。『自分の気持ちをきちんと〈伝える〉技術』と一緒に読むことで、理解が深まると思いました。

    大前提は自分と他者は同じものを見ていても、聞いていても、認知や感情感覚はすべて異なるということ。そのうえで相手に関心を持つことは自分自身の日常を豊かにしていけると感じています。

    ただし、日常的に感じる不快・不便・不自由は人を次第に狭くて暗いところに追い込んでいきます。でも自分自身で気づけないうちに、それら不具合が大きく蓄積してしまい爆発することがよくあります…。

    これらの芽が小さいうちに自分自身でキャッチして、双方助けを求めたり、状況を変えたりすることによって、不満が軽減される気がします。

    また常識的なことですが、会話する際の視線の先、姿勢、声の高さ大きさ、服装等々マナー含めて、日本ではなかなか教育やしつけで踏み込むことが少ないように感じます。
    就活の面接で慌ててノウハウをということが多いのですが、意思疎通を円滑にするには必要な事柄ですから、もう少し積極的に学べる機会があるといいなと感じます。

    1点だけ違和感を持った点がありました。
    話を聴く際「共感」が大切との表記がありますが、共感ばかりでは無理があるのでは?
    「同じである」ことに過剰な価値を置くよりも、「『この人はそのように感じているのだ』という想像」で他者との境界線を前提にした方が持続的で健全のように思います。

    表現の些末な違いかもしれませんが、「共感過多」な時代も息苦しいもので笑。

  • ミネソタ大学院に留学し、カウンセリング心理学について学び、帰国後、カウンセラーとして活躍する平木さんの著書。シリーズで自分のきちんと気持ちを伝えるための本も執筆。

    会話やコミュニケーションは、自分の気持ちをきちんと伝える(表現する)ことと、相手の気持ちをきちんと聞く(理解する)ことが基本だと思うが、それがなかなか難しい。

    本書では、自分も相手も大切にする自己表現という考え方をアサーションと名付け、それをベースに相手の気持ちを探る姿勢について説明されている。

    会話する相手に興味をもって、会話するための時間をもち、相手に余裕を感じさせられるようであれば、この本に書いてあるようなことは大方できているんだと思う。

    ただ、話下手な人、寡黙な人、おしゃべりな人、怒っている人、愚痴など、会話が苦手だったり、会話というより話を聞いて欲しい人との会話には、聞く側に少し知識があるとスムースに会話として成り立っていく。

    小さい子どもと話すときのように、相手の気持ちをわかろうとする姿勢が、何よりも大切なんだと感じた。

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    聞く技術

  • 図や絵で要点がまとめられてるので、とても分かりやすかったです!

  • 個人的にはちょっと物足りなさを感じました。

  • 基本の基本すぎて中学生の教科書みたい。
    イラストも前の文章をまるっとイラスト化してるだけで、実質内容は半分のページ。
    基礎であることは間違いないので本が悪いわけではないけど
    ある程度社会を生き抜いてきた人間が読むものではなかったかなあ

  • 自分の習慣に取り入れたい内容の本は週1回で良いので目を通す時間を持ちたいと思ってる。

  • 「子どもも、大人も、「ああも思うし、こうも思う」という心の動きや迷いを語っていい」というのを読んで泣きそうになりました。ビジネスの場では結論・スピード重視だけど、相手を思いやる心・理解しようとする心がないとビジネスはうまくいったとしても人々の心は荒んでいきますよね。

  • まさに知りたいことが平易に分かりやすく書かれていて、とても良かった。
    『「聞くこと」には、精神を集中する覚悟が必要です』と言い切ってくれていて、ああそうだよねと思った。
    話を促す訊き方として、「話を聞きたい」というフレーズは、積極的に使っていきたいと思う。

  • 面白かった。はこっち

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著者プロフィール

IPI統合的心理療法研究所

「2021年 『《中釜洋子選集》家族支援の一歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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