怪物商人 大倉喜八郎伝

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  • PHP研究所
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569815046

作品紹介・あらすじ

鉄砲屋から貿易商へ、その後軍需物資調達で大儲けし、中国へ進出……。明治・大正の実業家として名を轟かせた男の生涯を描く力作長篇!

感想・レビュー・書評

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  • 20170513読

  • 現 大成建設の創業者大倉喜八郎氏の創業記です。岩崎弥太郎や渋沢栄一、安田善次郎なども登場して明治維新から昭和へ新しい時代の幕開けを演じた一人です。この時代すごい実業家がたくさんいました。

  • こんな人がいたとは、知らなかった。

  • 小田原の別邸の話は一切でてこなかったが、彼のおもいきった性格を存分に知ることが出来た。

  • 明治の豪商、「大倉喜八郎」の一代記です。

    これまでに、
    決して、高い評価を得ることはなく…、
    むしろ、明治の成金の代名詞ともされる、
    大倉財閥の創始者、大倉喜八郎ですが…、

    とは言え…、
    エリート集団の三井、三菱、住友などとは異なり、
    地方の農家の出身で、奉公人として江戸に上京し、
    裸一貫で、幕末~明治~大正をのし上がった姿は、
    安田善次郎にも通ずる(実際に盟友でもあった)、
    本来ならば、市民から賞賛されるべき御仁であり、

    商売人とは、どぅあるべきか…?
    実業家とは、どぅあるべきか…?
    才覚と泥臭ぃ仕事にも率先して取り組むその姿勢は、
    現代にこそ、その真価を評価されるべきなのでは…。

    それが、当時は、市民から一斉に蔑まされ、
    歴史に埋もれ、忘れ去られて今に至るのは、
    近年だと、IT起業家が揶揄されたよぅに、
    日本人の悪ぃ一面と言えるのかもしれません。

    今こそ、日本のビジネスマンが知っておくべき、
    希代の傑物、本物のビジネスマンと言えるでそぅ…。

    読み始めると、読み止らなぃ、そんな一冊でした…。

  • タイトル負け。

  • 大倉喜八郎伝だが、ぬるい。

  • 大倉喜八郎の伝記小説。

  • とんでもない豪胆な商人がいた。
    三井、三菱など現在にも残る大財閥は、創業者個人の名前ではなく、組織、会社として手堅い商売を行うことによって、着実に巨大な会社を作り上げた。
    鹿鳴館、帝国ホテル、帝国劇場を作った大倉喜八郎は、ひとりの商人として、時代を駆け抜けた。
    明治新政府への投資、中国の孫文への支援など大倉が行ってきた業績に比して不、当に低く評価されていると思われる大倉喜八郎の入門書である。

  • 大倉喜八郎の著書は二冊目だが、本書は著者:江上剛氏の文章力で、人となりがより伝わった。
    豪放磊落、誤解を恐れない一本気。 成り上がりでもあるし、国士でもあり、打算的とも思える節もあり… 確かに、型破りで評価が定まらない人物ではあったのだろう。
    同郷の偉人で有る事を差し引いても、やはりそう思える。

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著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

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