武士の原像 都大路の暗殺者たち

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569815534

作品紹介・あらすじ

頼光(らいこう)、利仁(りじん)将軍、一寸法師、俵籐太(たわらとうた)――お伽草子の英雄物語から読み解く「王朝武者」たちの実像。

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代案外物騒!平安時代の「兵(つわもの)」「武者(むしゃ)」の生態を、虚実入り混じる説話で綴った一冊。雅やかなお貴族様が暗殺を指示したり、結構血生臭いこともあったり…と、なかなか楽しませていただきました。

  • 主に説話を引用しながら源平以前の武士の姿に迫る……導入書? 大体知ってた上に細かい記述が引っかかりまくったので期待はずれではあったのだけど、「ほう!」と思わされたことも少なくなかったから読んで良かったなー。

  • サブタイトルは物騒だが、いわゆる源平合戦党に出てくる有名どころの武士ではなく、それより少し前の武士たちを扱った本だ。
    御伽草子や今昔物語はさることながら、アラビアンナイトが出てきたり、と話題は多岐に及ぶ。
    神々の相剋の件は、少々難解だった。

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著者プロフィール

1952年生まれ。1985年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、日本大学文理学部教授(特任) ※2022年9月現在
【主要著書】『武士の誕生』(講談社学術文庫、2013年)、『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社、2015年)、『敗者たちの中世争乱』(吉川弘文館、2020年)、『刀伊の入寇』(中央公論新社、2021年)

「2022年 『奥羽武士団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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