新選組奮戦記

著者 :
制作 : 菊地明(注) 
  • PHP研究所
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569815626

作品紹介・あらすじ

「小樽新聞」連載の「永倉新八」がよみがえる。池田屋での戦闘、近藤・土方らとの交わり、鉄の掟など当事者のみが知る話が語られる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 永倉新八の視点から描かれた新選組の史実。
    所々に自身が自身を物語る描写が面白かった。昔の言葉で書かれているので最初は読みづらかったが何となく流し読みできるようになったので、さほど気にならなかった。
    また、新聞での連載をまとめたものなので短編集的に読めたことも最後まで読み切ることができた要因かもしれない。
    実在した人物が語る史実を読んだことで、永倉新八と会話し歴史を共有させてもらった気持ちになったので、新選組の様々な小説も更に楽しく読むことができるかもと思った。

  • チビ1号、移動図書館にて

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1839年(天保10)、江戸生まれ。本姓長倉。元は松前藩士。武者修行中に近藤勇に出会い浪士組に参加、新選組結成後は二番組長を務めるなど新選組草創期からの中心人物。甲陽鎮撫隊や靖共隊に属して戦うが、米沢より江戸へ帰還。松前藩への帰藩が許され、藩医の杉村介庵の婿養子となり杉村治備(後に義衛)と名乗る。その後小樽へ移り、樺戸集治監の剣術師範となる。数少ない新選組幹部の生き残りとして、板橋に近藤勇、土方歳三の墓を建立した。1915年(大正4)、病没

「2020年 『地図と読む 新撰組顛末記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永倉新八の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×