ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569816739

作品紹介・あらすじ

「ツイッターは人の素顔を見抜く最良の手段」――キュレーターの第一人者が独自のノウハウと発想を公開。まだ間に合うメディア活用法。

感想・レビュー・書評

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  • この本をどんな本だと紹介すればよいか?

    帯には「情報メンテに役立つ〈最強の羅針盤〉」とある。要約すれば、氾濫する情報とどう付き合っていけばよいかのHow to本ということか。。

    しかし、私はいわゆるHow to本が大嫌いだ。何かを上手くやりたいという自分の野心を達成するために誰かの真似をするというのは好きではないからだ。How to本は横着をするための本だ。私は昔からゲームの攻略本が嫌いだった。

    その意味でこの作品はHow to本ではない。私はそういう風には受け取らなかった。従って、先な挙げた帯の要約は違う。

    内容はメルマガやSNSに関するQ&Aだ。とても勉強になる。しかし、勉強になるのは著者である津田さんの経験に基づく「プロ論」が一貫して描かれていることだ。津田さんの文章は素晴らしい。とても柔らかくて読みやすい。しかし、その柔らかい口調から語られるアドバイスは勇気を与えてくれるが、全て容易ではない。

    大抵の人間は一歩を踏み出すことすら無理だからだ。プロの現場を知らないからだ。

    しかし津田さんの柔らかい口調はそんな厳しいプロの現場を着実に生き抜いてきている強さに裏打ちされているようだ。だから読んでいて「自分も出来るのではないか」と思えてくる。

    これは単なる情報本ではない。プロの矜恃と優しさが描かれている。自分もこんなプロになりたい。近づきたいと思う。たとえ現場は違っても核は同じでありたい。

    そう思える好著だ。

  • スペシャルな分野を複数持つ人間が生き残る。
    人前でうまく話すコツはとにかく場数をこなすこと。
    プロの文章力とは、文章力というよりも、独自の視点を持っているか、文章の仲に有益な情報を盛り込めるかといったこと。
    これからのライターは自分の文章にどれだけの価値を与えられるかである。
    書いた文章をどうやって読者まで届けるのかを意識できる書き手が成功するう。
    同時並行で得意分野を4つ5つやっていく。自分を非コモディティ化する。新しい仕事は断らない。

  •  いつの頃からか「マスゴミ」という蔑称が主にネット上で流布されるようになった。マスメディア、ネットニュース、ソーシャルネットワークなどへの批判的視点は必要。確かに「世俗」を忌み嫌う敬虔な信者にとっては、見るに値しない「ゴミ情報」が氾濫しているのも事実。

     しかし、意に沿わない主張や情報を切り捨てるのではなく、ただそれらを鵜呑みにするのでもなく、上手に付き合うことはできないのだろうか。

     情報収集の作法や、メディアを使いこなす基本的なリテラシーを高める方法論について、メディア・アクティビストの著者が解説。「新聞に未来はあるか?」「電子書籍の行く末は?」など、いずれも編集者としては気になる問いにも明快に答える。

     固定的な主義主張に固執せず、メディア(媒介)としての役割に徹する著者は、既存の枠にとらわれない「越境する人」を体現する。発信主体としての宗教者、教会のあり方にも適用できないかと思いめぐらす。

     宗教学者の島田裕巳氏による解説付き。(松ちゃん)

  • ほぉ〜、と思った。

  • 情報収集は本から3割、人づてが4割、ネットからが3割
    スペシャルな分野を複数持つ
    とにかくやってみる
    (川上さん)コンテンツとは「わかりそうでわからないもの」を、「それが何なのか突きつめたい」という欲望。本能に働きかけるもので、性的なもの、おもしろいもの。それも、わかるようでわからない中間地点にあるもの

    Twitterのフォロワーの増やし方
    1 まず自分自身がTwitterでフォローを増やす
    2 有用な情報を発信することでフォロワーに貢献する
    3 自分の日常の様子やアイデアを書いて自分自身についても興味をもってもらう
    4 それを繰り返す

  • 津田大介がTwitterやその他SNSからどのように情報を仕入れ、発信しているのかを一問一答形式で答えている。
    津田氏について、名前くらいしか知らなかったが、なるべく正確、中立な情報を伝えようとする姿勢には好感が持てた。

  • 津田大介がQ&A形式で答えている本。
    ネット選挙って投票率には影響しないが、投票の質はあがるということなんだろうか。今後どなっていくか分からないけど。
    それにしても、有料メルマガって案外高いんだなと。相場的には月840円が多いのだとか(津田大介は630円)。場合によっちゃあ、月刊雑誌より高いとなると躊躇しちゃうよなぁ。
    日本は他の先進国と比べて雇用保険の受給率が低いという話は初めて知った。何でなんだろう。失業率自体は少ないイメージがあるけど。
    なお、津田大介は政治自体には興味はあまりないとのこと。煽ってるだけという感じなのかな。

  • 津田マガを読んでる人にとっては、再掲と再編集ということで新しいことはないが、本として纏められていると読みやすく、初見で考えていたことを再度考える良い機会となる。
    基本的には、津田さんなりの情報へのスタンスが質問に対して書かれているだけで、コレという方法が学べるのではなく、あくまで参考にして自分なりの情報整理を作ることになると思う。情報が氾濫している中で、自分なりの情報整理の手助けになるとは思う。

  • メディアが今後どのようにふるまっていけばよいかを考える上で、非常に参考になった。読みやすく、わかりやすく、おもしろかった。

  • 読了。

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著者プロフィール

1973年、東京都生まれ。ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。早稲田大学社会科学部卒業。IT・ネットサービスやネットカルチャー、ネットジャーナリズム、著作権問題、コンテンツビジネス論などを専門分野に執筆活動を行う。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」の設立・運営にも携わる。3.11後は被災地の取材を精力的に行い、ライブイベント「SHARE FUKUSHIMA」を開催するなど、現在も地域復興に関わり続けている。

「2016年 『池上彰×津田大介 テレビ・新聞・ネットを読む技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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