アメリカの大変化を知らない日本人

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569817309

作品紹介・あらすじ

「米中通貨財政同盟」成立は何を意味するのか? 首相の靖国参拝に「失望」した理由とは? ワシントン情報から読み解く日本の命運。

感想・レビュー・書評

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  • 日高氏の著書は初めて読む。アメリカ軍にも知己を得ており、アメリカ軍の最新鋭の戦闘機へも試乗をしている。日高氏の洞察眼は信頼に値する。

    集団的自衛権について、国会で喧々諤々やっているが、滑稽に見えてくる。日米を主軸に、単なる米国追随ではなく、日本が主体的に毅然とした態度で中国に臨んでいく必要がある。


    <目次>
    まえがき
    第一章 アメリカと中国の通貨財政同盟が成立した
    第二章 日米の相互信頼が消えていく
    第三章 集団的自衛権は幻である
    第四章 先端技術と核の新しい対決が始まる
    第五章 2016年、アジア大混乱が始まる
    第六章 日本の国家主権を取り戻す



    2014.02.24 あゆみ書店で見つける。
    2014.06.19 読書開始
    2014.06.23 読了

  • この人は沖縄独立にどうこたえるんだろう?

  • 2014/07/18:読了

    要約=サブタイトル「日米関係は新しい時代に入る」

  • 今あるアメリカの状況と、国として独り立ちしていない日本の状況から予測される未来を筆者が記したもの。
    アメリカが日本を守ってくれると信じている日本人を戒める意見には同意。日本人はもっと世界のことを勉強しなければならないと思う。

    最新鋭兵器については、インパクトのある事実のみを取り上げており、誇張に感じた。(レールガンにも砲弾は必要。レーザー兵器は雨天時に役立たず)

    2014年の中間選挙後にオバマ大統領への弾劾が起きるかどうか、注目しておこう。

  • アメリカの状況とそれに伴う日本への影響。日本のマスコミ等の論調とは違う情報として刮目させられた。
    米中の通貨財政同盟、アメリカの財政・軍事費削減と兵器技術の進歩による兵の撤退、日米安保条約の評価と集団的自衛権の由来など。
    情報や主張を鵜呑みにすることは危険だと感じるが、このような見方があるということを知ることは必要だと感じる。
    14-90

  • ドルと中国の関係、及び米軍の最近の戦略のおさらいができてよかった。

  • ベトナムとケネディーが参考になった

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著者プロフィール

1935年、愛知県生まれ。東京大学英文科卒業。59年、NHKに入局。外信部、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長、米国総局長を歴任後、ハーバード大学客員教授に就任。現在はハドソン研究所客員研究員として日米関係の将来に関する調査、研究の責任者を務める。著書に、『アメリカは中国を破産させる』(悟空出版)、『米中時代の終焉』(PHP研究所)、『習近平の核攻撃』(かや書房)など多数。

「2022年 『破れたアメリカの「核の傘」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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