覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569817965

作品紹介・あらすじ

大学受験、商社就職試験、公務員試験、大学院受験など、あらゆる分野の難関を突破してきた著者が教える一生使える哲学的勉強法!

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    自らの言葉で学びを表現する。アウトプットが可能になるまで深く学ぶ。事前の準備を念入りに行うことで覚えるだけの勉強から脱出できる。

  • 「知」は、ためにならんくても楽しいもの。貪欲に学びたい。この本では準備が大切にされてる。勉強スケジュールや文章書くとくは徹底的に調べたり。図にするものいいと感じた。興味ないこともちょっとやってみたりするのも自分の感覚広げるのにいい!

  • 今まで勉強とは暗記だと思っていたけど、その知識を得た事で自分にどのような影響を与えたのかという事が一番大切だと言うことが分かった。

    勉強をしたことで自分の立場がどう確立されたか、自分はどう考えるようになったかをまとめるって本当に難しい。
    映画を見たあとや、本を読み終わった後に感想を書けないのは本質的に理解していなかったのかなと分かった気になっていたんだろうなと感じた。

    いつも自分の考えをまとめる事が苦手なのは、考えるプロセスをサボっていたからなんだろうと思う。
    疑う
    削ぎ落とす
    批判的に考える
    根源的に考える
    まとめる
    このプロセスを実践して行こうと思いました。

  • これ自分が買ったのかなあ。自分がタイトル買いするタイプの書籍じゃないんだけど、何やら手元にあったので読んでみた。

    著者はサラリーマンから公務員になり、さらに高専で哲学を教える先生になったという方。哲学者がこのタイトルの本…?という違和感が最後まで拭えなかったが、内容的にはよくある自己啓発本(に、ちょっぴり哲学っぽいエッセンスを振りかけた感じ)。たとえば「短時間で集中する方法」みたいな章ではずっと自己啓発系の意識高い内容が続くのだが、唐突に「死を意識する」なんて項目があらわれて面食らう。

    スケジューリングについても自分で自分の予定を決めて入れていく(短期、中期、長期)など、わりとオーソドックスだし「これだけすれば驚異の仕事&勉強量!」みたいなくだりはたしかに超人的だしすごいのだけど、どうしてもこの手の本を読むと感じてしまう「でもそれって掃除洗濯食事の用意と片付けなんかは妻が全面的にやるって前提だよね」と思えてしまうわけですよ。子どもと遊ぶ時間も組み入れるとか誇らしげに書いてるんだけど、子供の動きは予定に組み込めるようなものでは90%ない。それだけお膳立てが整った中での「家族サービス」でしょ、と思うとしらけてしまうのだ。

    率直に、哲学というのは本当に守備範囲が広い学問なんですねーという感想。
    わかりやすい文章の書き方を紹介したくだりは頷くことが多く参考になった。

  • 読む雑誌は、クーリエ・ジャポン、WIRED、フライデー。

    ビジネスパーソンのアンケートによる学ぶべき教養ランキングは、日本史、経済学、日本文化、世界史、現代文学、経営学、英語、スーツ、音楽、日本語(日経ビジネスアソシエ)。

  • 哲学に興味が湧いた。

  • 2016.1.15読了。
    高専勤務の哲学者が書いた勉強法に関する本。
    内容についてこれといって目新しいことはなかったが、勉強を進めていくやり方の再確認やモチベーションを上げるのに役立った。
    また、著者が勧める10の教養については、私の元々の専門である法学以外は目を通してみようと思う。

  • いつの間にか小川さんの本が4冊目になっていた。
    アウトプットを最初から意識して取り組む、興味を持って見てみる、集中できる時間と場所を持つ、本は読む・ポイント読みでもOK、といった事を意識すれば身になるとは、確かに思う。
    そして、何より、実は死と隣り合わせな事を意識して、残された時間をどう生きるのか?という自問が、一番のパワーになるんだろうな。

  • 学ぶ意欲がとても刺激された。
    具体的に「大人の勉強法」が書かれていて参考になった。「考える」ということが勉強なんだ、ということを頭に叩き込めたと思う。『疑い、余分な情報をカットし、批判的に考え、一旦ゼロから考え直し、そしてまとめる』。すべて大事だが、「まとめる=自分の意見を持つ」さらにそれを「記録する」ことが最も重要。頭で考えていることを文章に落とし込むことは非常に大事。

    他にも勉強に役立つtipsがたくさん。

  • もう少し深掘りした本かなと思って購入したが、割とサラッとした印象。著者が京大法学部卒、伊藤忠や公務員を経て哲学者になったというからたいそう身構えて読み始めたせいもあるかもしれない。複数の著書がある筆者なので、そこは極力平易な文章を心がけ、伝わることを第一に考えたか。

    とくに目新しい発見はなく、引用する哲学者の言葉もどれも誰もが聞いたことのあるフレーズ。普段考えに考えている筆者だから、アウトプットはシンプルであることが実は1番難しく、しかしながら最良ということであろうか。

    刺激になることは少なかったが、著書の普段の仕事ぶりやライフスタイルが肩ひじ張らず眠たくなったら寝ればいいんじゃないか、というものなので、こちらにしてみても軽く読後感でも書いてみましょうかね、という気持になった。結果、アウトプットしている自分に気づく・・・。

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著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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