僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない (PHP新書)

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レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569821214

作品紹介・あらすじ

悩みを抱えてまでなぜ働くの? お金のため? じゃあ、なぜお金は必要なの?……複雑怪奇なこの時代、私たちの仕事人生はどう変わる?

感想・レビュー・書評

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  • 今自分は就職活動をしているので、このまま続けていってもいいものだろうかという気持ちになった。
    確かに内定もらうのは容易ではなく、かといって入社したからといって長く続けていける保証はなく、ブラック企業とかなんだとかいって体や精神をダメにしてしまう心配も付きまとう。
    本当に日本という国はどうしてしまったのかと思うけれど、働く自分にも明確な目的意識が欲しい。
    ただ収入を増やしたいためとか、出世したいためとかじゃなくて、何を身に着けてその会社を辞めた後に何をどう生かして世の中に貢献していくのかまで、きちんと考えたうえで就活をしないと企業や日本社会の弊害に巻き込まれたままとなってしまう。
    その段階で自分が迷っていたりアドバイスが欲しいのであれば、本書は大変役に立つ1冊だと思う。

  • 就職することへの強迫観念に執りつかれた現代の常識に疑いを向けて、私たち自身にとって仕事をすることの持つ意味を改めて考えなおそうとする本です。

    著者の発想は、森永卓郎らの議論と同じく、制度設計よりも意識革命に未来への希望を見いだそうとするものと言えそうです。こうした性格の本を読むに際しては、著者の提案の非現実性をあげつらっても仕方がない、というスタンスを、私自身はとっています。むしろ、私たちが当たり前だと思い込んでいた常識を、思いっきり揺さぶってみせたところに、本書のおもしろさがあるように思います。

  • タイトルに引きずられ、読みました。多職という新しい発想に共感しています。若者が3年で辞めると言われて、もう数年が経っていますが、企業も7年で終わりとなると、新しい働き方への移行は当然のことです。私も、1つの職にとどまる時代ではないと思います。転職を考えてこの本を手にとっていると、見透かされてしまいました。

  • 評価経済社会を提唱する岡田斗司夫氏の就職とお金について書いた一冊。

    戦国時代や幕末の歴史から昨今の企業の就職事情までを解説し、持論の評価経済社会についてお金や生活、人間関係の観点から書かれています。
    確かにIT化によって、誰かとのつながるハードルが低くなっていることや生活水準が上がり、一人が生活するコストの普段が増していることは共感できました。
    あと、子育てに関して手伝いをさせてうまくまわしていくという考え方やいい人戦略と仕事サーフィンも非常に面白い考えだと感じました。


    分かりやすい表現で書かれているので氏の提唱する評価経済社会はなるほどと思う部分はあるのですが、貨幣に対する価値より評価に勝る部分が強くなる社会が来るのは非常に難しいとは感じます。
    世界の歴史的な背景や一つの意見として捉えて読むと学びのある一冊だと感じました。

  • 岡田氏の勧める就職しない生き方、お金を介在させない生き方は、思考実験としては面白い。しかし、職歴のない中高年となるよりは、そこが優良企業であることに賭けて就活をした方がよいと思う。複数の副業をマネージメントできる能力、愛されニートとなれるコミュニケーション能力があれば、大手企業で内定が出るだろう。就職できないのは、それがない学生である。

  • 一気に読んでしまった。
    立場上客観的なレビューにはならないんだけど、それでも掛け値なしに面白かった。
    これを読んで「あー”就職”(というか”就社”)だけじゃなくて、こういう”働き方”もアリなんだぁ」と救われる人も多いんじゃないかな?

  • 大阪電気通信大学の在学中に「SF & アニメーション研究会」での活動にすっかりハマってしまい、その後SFグッズ専門店やアニメ制作会社を立ち上げ、おたく界のオピニオンリーダーとして君臨、オタキング(おたく王)と呼ばれるまでになった実業家の岡田斗司夫が推奨する「新しい働き方」。戦後の高度成長期が終わりを告げ、今や大企業でさえも安泰と言えない状況にも関わらず、就活に大変なエネルギーを費やし、運よく入社出来ても早々に辞めてしまう今の若者たちを、250年前の幕末で維新の大波に逆らって崩壊寸前の江戸幕府にしがみつき、最後は全滅への道を歩んだ「新撰組」に例え、組織を頼りとするあまり自滅してしまう働き方に見切りを付ける。会社に縛られた「就社」ではない、真の意味での「就職」への道を提言する。

  • 仕事イコール就職ではない。

    その通りだ。

    評価経済ってのもいいだろう。

    生き残り戦略は、可愛げであり、人柄と人脈。

    ま、贅沢がないと幸せと感じられないから金がかかるというのは全く同感なのだが、その戦略で、死ぬまでやって行ける人間がどれくらいいて、そういう人間ばかりになってそれでやって行けるのかって思ってしまう。

    人間、勝ち組だけが価値じゃないという、そういう論だと思うのだが、なんだかなあ、という感想。

  • タイトルをつけた側のアイデア勝ちのような本。

  • 救いの書

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著者プロフィール

岡田斗司夫FREEex(おかだとしお・ふりっくす) 評論家、オタキング代表取締役。著書に『いつまでもデブと思うなよ』『評価経済社会』など。

「2015年 『評価と贈与の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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