- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569821658
作品紹介・あらすじ
団体旅行だろうと一人旅だろうと、大勢の観光客の群れに埋没することなく、もっと「自分らしい旅」をしてみたい――。旅行ブームのいま、こう思っている中高年は多いはず。▼そこで著者が勧めるのは、「旅の文章」(紀行文)を書いてみること。「書く」という行為を前提にして初めて、「自分らしい旅」は可能となる。なぜなら、旅の脚本・演出・演技のすべてをまとめたものが、「旅の文章」だからだ。▼しかも、どうせ書くなら、誰しも、他人に読んでもらえる文章にしたいもの。▼「旅とは旅先に『惚れる』こと」「『無』に感動することが旅の出発点」「そこに在るものだけを見ていては、旅はすぐに古びる」「旅は終わったときからはじまる」といった、人生を豊かにする旅の作法と、「地名を効果的に用いる」「歴史にまつわる事実を書きこむ」「総花的に羅列しない」「決まり文句はなるべく避ける」といった、いつまでも色褪せない旅の文章の書き方が、同時に学べる一冊。
感想・レビュー・書評
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旅の書き方というより、旅の方法に近い印象です。
・観光客でなく、旅行家のつもりで旅に出ること。
・何を書くか狙いをつけて旅行すること。
・出来れば「読む旅」を行って向かうこと。
「見る人」から「観察する人」になる考え方やアプローチ方法がまとめられてます。
文章を書くための技術や基本が載っており、本としては十分楽しめました。
しかし、そもそも書くために"旅"をするのであれば、"旅"の根底が変わってしまうじゃないかという印象を受けました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅するわたしたちに求められるのは、だれもが、見たり、聞いたりしている、ごく日常的な「当たり前」に、何かを感じる心の動きです。
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最初は良かったが途中からご自分の知識の披露が鼻についてきた。役に立つ部分は三分の一くらいかな。
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「『考える力』をつける本」のイメージが良かったので購入。最近は予習もせず、写真を撮って終わりの旅が多いので、これは一つ奮起してと思ったが、私には無理そうな感じ。
もう一度ゆっくり読んでみたいと思う。旅に歴史の要素を入れたい方、風流な方にはおすすめです。 -
視点を定める、等、初歩の文章読本。で、旅に絞ったところが新しいかというと、どうなんだろう。
ベトナムいいの記録を作るのに役に立つといいなあ -
感想未記入。引用省略。
著者プロフィール
轡田隆史の作品





