社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 178
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569824086

作品紹介・あらすじ

社会を変える仕事に就きたい、NPOを作りたい人への実践ガイド。社会課題への取組み方からマネタイズまで、十年に及ぶ知見を初公開。

感想・レビュー・書評

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  • ソーシャルビジネスを始めたい。

    購入した当初は、具体的にそんなことを思っていたわけではなくて、ただ漠然と、「いつかNPOとか立ち上げられたらいいなぁ」と思っているくらいだった。駒崎さんの取り組みや、親しみやすい人柄も知っていて、手に取った。
    すると、読み始めてわずか2ページで挫折!スッと本棚に戻されたのでした。まるで何事もなかったかのように。

    数年後、実際にNPOから仕事を委託されたり、そこで素敵な仲間に出会ったりして改めて、現実的に、具体的に、「ソーシャルビジネスを始めたい」と思った。

    とはいえ、まだまだビジョンも詳細もざっくりとしていて、具体的な収益や事業の拡大を考えることは到底できない。
    だから、読んでいて付箋がぺたぺたつくのは前半の「仕組みづくり」の部分だった。
    やっぱり一番は「経済的にどう成り立たせるか」だ。
    社会事業は歴史的にボランティアをベースに成長してきた分野であるし、現在も「やりがい搾取」をされがちな業種だ。わたしも以前、有償ではあったけれど、ボランティアでかなりハードなヘルパーをしていたことがあって、その時にボランティアでやるべき仕事ではないなと痛感した。命に直結している仕事には、しっかりと対価を支払うべきだ。ボランティア(思いやり)による抱え込みと、対価があってこその責任は、似て非なるもの。誰か一人が持つ思いやりに甘えるのではなく、その思いやりを価値観とした専門性こそが、長い目で見た時に信頼を生む。そしてその専門性を、事業として展開すること。

    まずはやりたいようにやってみたいのだ。
    毎日惰性で見ている転職サイト。そこに惹かれる仕事が全くないわけじゃない。でも、自分で何かをやろうと思うと、それほどまでに強烈に心惹かれる仕事は、転職サイトのどこにも載ってない。

    まずは、わたしが始めたい新規事業に向けて、時間を割いてくれる子がいる。
    今一度作品をふり返って、彼女にどんなことを聞きたいのか、それを改めて明確にする必要がある。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      naonaonao16gさん
      社会を変えてください!(無責任な応援でした)
      naonaonao16gさん
      社会を変えてください!(無責任な応援でした)
      2020/12/13
    • naonaonao16gさん
      猫丸(nyancomaru)さん

      こんばんは^^
      コメントありがとうございます!

      無責任な応援、大歓迎です!(笑)
      社会を変...
      猫丸(nyancomaru)さん

      こんばんは^^
      コメントありがとうございます!

      無責任な応援、大歓迎です!(笑)
      社会を変えたくて、パートナーになっていただきたい友人といつもあーでもないこーでもないと話し合っているのですが、いつの間にかお酒がすすんでしょうもない話で終電がきてしまっています…(笑)
      まずはそんな自分を変えるところからですね…
      2020/12/20
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      naonaonao16gさん
      熱い気持ちを維持するために必要なコトなのでしょう。話をするコトで発見がある筈です!
      naonaonao16gさん
      熱い気持ちを維持するために必要なコトなのでしょう。話をするコトで発見がある筈です!
      2020/12/20
  • 読んだ理由は2つ。双子が生まれ、日本の子育ての課題を知りたかった。仕事でインタビュー撮影したことがあるフローレンスの駒崎さんの活動を知りたかった。
    NPO(非営利団体)やソーシャルビジネスの起業と実践のノウハウを伝えてくれる本。営利団体と非営利団体の違いやボランティアではない点は、いまや常識かもしれないが、まだ古い考えの人がいるときにはこの本に帰って説明したい。
    面白いと思ったのは何度も出てくるIT用語。学生時代にITの起業していた著者は、その経営ノウハウや知識をソーシャルビジネスにも適用している。自分もいま持っているスキルや考え方を別の業界に使えないか考えてみたい。
    現実の課題をいかにイシュー(論点化)するか。メディアの仕事にも生かしたい。複雑な課題をいかに見える化できるかがビジュアルジャーナリズムの仕事にすべきだ。現状は絵になるものを探す仕事で変えるべき。

  • ソーシャルビジネスだけでない、企業の入門書!
    ソーシャルビジネスだけでなく、ビジネスの立ち上げ方の入門書。

    ・関係者との付き合い方
    ・ビジョンの伝え方
    ・資金調達の仕方
    ・最初のスタートの仕方

    簡易的にビジネス立ち上げ手法について知りたい方には良い

  • ソーシャルビジネスの始め方、展開の仕方について、筆者の実体験をもとに、とても詳しく書いてありました。これから何かソーシャルビジネスを始めてみたい、という場合は読むといいと思います。

  • なぜ、今ソーシャルビジネスなのか?みんな知ってますか?この本を読むと色々なことがわかります。
    例えばソーシャルビジネスを始める前に考えておくべきことや、制度化という社会変革の方法です。
    内容もわかりやすいのでこの本を選びました。

    請求記号:335.8/Ko62

  • いわゆる営利目的ではなく「非営利団体」NPOとしての起業をするためのノウハウを共有する著作です。著者本人がNPOを立ち上げ運営しているので、NPOならではの苦労がわかるところは良かったです。
    また、NPOも事業の拡大をするためには投資が必要で、そのためには稼がないといけない。「非営利」は利益を追求してはいけない、と少し誤解していた部分があり、良い気づきでした。

  • NPOや社会活動を立ち上げようとしている人に参考になる具体的なノウハウがコンパクトにまとまっている。実行するとなるとさらに参考図書をいろいろ読み込む必要があると思うが、さわりはこれで十分だと思う。

    ①ビジネスモデル作り→②スタートアップ(テスト→本番)→③拡大

    という流れを考えたときに、②のリーンスタートアップ的な考え方ややり方は、普通の起業やIT企業が日々やっているここと大差ない。

    ①③がソーシャルビジネス特有だと思った。

    ①のマネタイズモデルについて、寄付モデル/対価モデル(B2B/BB2C/受益者労働モデル/行政事業受託モデル/これらの混合型 というのが整理されていたのはとてもわかりやすかった。

    ③のスケールアウト(ブランチ型/アフィリエイト型/種まき型)、制度化(国にパクってもらおう)はソーシャルビジネスならではだと思った。

  • 筆者の事例をもとに、実際に起業する際のプロセスが具体的に書かれていて、特に起業する予定のない私でも「こんな風に起業するんだー」と楽しく読めました。
    筆者が何度も強調しているように、NPOは利益を生むべきではないと思っている人がまだ一定数いるので、そういう人とうまくやっていくのが大変そうだと思いました。

  • 具体的!

  • 一気に読めた!この手の本には珍しく、実際に経営を進めていく上で直面する(けど、本には書いていない&他人にはなかなか聞けない)ことが書いてあって有益だった。特に経営学の理論を、現場でどう適用するかという視点から書かれているので、安心して読めた。

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著者プロフィール

1979年生まれ。認定NPO法人フローレンス代表理事。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。後に小規模認可保育所として政策化。14年、障害児保育事業をスタート。著書に『「社会を変える」を仕事にする』『働き方革命』などがある。

「2018年 『子どもの人権をまもるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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