知能のパラドックス なぜ知的な人は「不自然」なことをするのか?
- PHP研究所 (2015年7月23日発売)
本棚登録 : 131人
感想 : 11件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784569825496
作品紹介・あらすじ
IQの高い人はクラシック音楽好きで夜型人間が多い!? 知能の正体を進化心理学の観点から解明し、成功との因果関係を論じた本。
みんなの感想まとめ
知能の本質を進化心理学の視点から探求する本書は、知能が必ずしも成功や人間としての価値と直結しないことを示しています。特に「一般知能」という概念に焦点を当て、従来の偏差値などの測定方法とは異なる知能の理...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
目新しい事実ばかりで面白かったが、初めのサバンナ原則を知ってしまえば後半は大体予想がつく。
偏差値のような知能とは違う「一般知能」が本書での知能だと述べられていたが、本書は概説だけだったので今後は「一般知能」についてより調べてみたいと思った -
進化心理学の准教授による、知能と心理学の本。知能の本質について(知能と人間としての価値はイコールではないこと)、知能の高い人が必ずしも人生の成功者とは限らないこと(進化心理学の見地からすると、だが)などを説明している。
-
途中まで面白かったが,後半はいろいろな統計が羅列してあるだけのように見えた.
-
前半こそ興味深く読めたが、何でも「サバンナーIQ仮説」に絡め取って解釈しようとする後半には食傷。それに一応著者は否定しているが、結論はやっぱり「自然主義の誤謬」に陥ってないか?興味深い点も多いが全般的に「トンデモ」の香りを感じ取ってしまい楽しめず。
-
知能が高い人の傾向について示した興味深い内容であるが、サバンナIQ相互作用説という仮説に立って統計的に分析をする上で、読み切れていないからかもしれないが少し無理がある気がした。ただ、進化心理学という新しい領域は非常に面白いと感じた。
-
人類は160万年前から1万年前まで、ほぼ同じ環境で暮らしていた。
つまり、群れを作り協力し子孫を残すのが当たり前で、今日と同じ日が明日も続いていた訳だ。
ITの世界のドッグイヤーと呼ばれる進化の速さもさることながら、今の世の中の状況は人類にとって「異常事態」であり「不自然」な状況だ。
そして、この本の中で書かれる知能の高い人は、なぜ「不自然」なことをするか、の不自然も同じ意味である。
知能が高い人が、普通の人が考えずに出来る友達や恋人を作ること、子供を産むことが出来ないのはそもそもの知能が高いと言う異常さゆえなのだと酷く納得できたんだけど、だけど、まぁしょうがないよね生まれつきなんだもの、と思ってしまう。
