中国は腹の底で日本をどう思っているのか (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569825915

作品紹介・あらすじ

中国の目にこの世界はどう映っているのか。最新事情に精通したジャーナリストが安保、文化、社会の知見を総動員して描く中国の世界戦略。

感想・レビュー・書評

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  • 中国から見た日本、というより2014年頃の国際情勢を踏まえたうえで日本が世界からどう見られてるのかを書いた一冊。

    日本のマスコミを鵜呑みにすると大局を見誤ることはよくあるみたいだけど、この本はそれを改めて教えてくれた。

  • ■(イギリスのAIIB参加に際し)「価値観」ばかりを異様に重視し,「利害」という要素の影響を軽視する日本の伝統的な誤りが作用。
    ■日本と韓国は強い民意の監視下で内政を意識した外交を行わざるを得ない。
    ■日本の外交は民意の強い干渉のもとで硬直化してしまっている。
    ■日本を除く国々の駆け引きは「価値観」だけではなく「利害」という変数が大きく働く。日本はそうした見極めが苦手。
    ■日本に利益をもたらすためには,変化に鋭敏にならなければならない。必要なのはチャンスと見れば”剛”と“柔”の両面から機敏に対応できる機動力であり,そのためには民意と距離を置く方法を模索すべき。

  • 中国を扱ったらこの人!富坂さん!わかりやすい切れ味のある解説。日本の外交政策の問題点がよくわかる良作。こんな人こそ、テレビとかでもするどく解説してほしいんだけどね。

  • 日本国内からだけでなく、米国、中国、韓国からの複眼でニュースを読み解くこと。
    国民感情を外交に過度に反映させないこと。

  • 3.11をきっかけに中国にテロ組織にされたウイグル独立派。イスラム国への中国人加入で飛び火。

    オバマとサウジ国王に仕掛けられた石油下落による経済窮地のロシア。
    ロシアが北極海を支配できると弾道ミサイル到達時間が半分になる。
    ロシアのクリミア併合で中国がウクライナからの兵器が入手できなくなった。
    アメリカをけん制するために、日本以上に領土の歴史問題を抱えるロシアに近づくのは危険と考え始めている。
    その結果、日本との関係改善へ動き始めた。

    ないものをあるように見せる北朝鮮外交。
    核開発により中国にとって厄介な国に。
    南北が統一しないことが中国にとって最大の国益に。
    北朝鮮が破綻しても核は残り、人口8000万の国が生まれる。

    民意の後押しで剛を見せると国益を害することも。

    価値観よりも利害優先。
    選択肢が多いほど外交は有利。

  • 150909読了

  • 中国関連のジャーナリストといえばこの富坂聰さんがまず頭に浮かびます。
    その富阪さんが、最近の中国の外交に関して通常のメディアとは異なる視点で解説をしてくれている本。
    面白いのだが、ちょっとタイトルとは違う内容の章が多いのが気になる。
    例えば、北朝鮮と日本の関係について、とか。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=5405

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