プロのフィギュア観戦術 選手たちの心理戦から演技の舞台裏まで (PHP新書)
- PHP研究所 (2015年12月15日発売)


- 本 ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569827360
作品紹介・あらすじ
オリンピック連続入賞を果たした元日本代表選手だからこそわかる、プロならではのフィギュアスケート観戦術。競技の舞台裏話も満載!
感想・レビュー・書評
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2016年1月に出版された鈴木明子さんの本。
当時のフィギュアスケート界の選手たちの説明もあるけれど、そこに出てくる有望スケーターの2名がもうこの世にいなかったり、浅田真央ちゃんが平昌前に引退したりと、フィギュアの世界は本当にスピードが速いなぁ…と感じました。
よって、この本はフィギュアスケートの幹の部分よりも当時の枝の部分がメインに書かれているので、時代遅れな感じになっていました。長いファンなら時代を懐かしむ意味で楽しめるとは思いますが、1回読んだら十分かな。
当然この本にはないのだけど、これだけ選手の入れ替わりが激しいフィギュア界で3回目のオリンピックに出場し、新たに4回転半の歴史を刻んだ羽生結弦くんの異次元さは本当に凄いのだなぁ…と感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソチオリンピックとピョンチャンオリンピックの間に出版された本。ジャンプやスピンなどの技、当時の注目選手など紹介されていて、参考になる。著者のフィギュアに対する熱い思い、トップ選手たちの苦悩やそれを跳ね返すメンタルの強さに、心打たれる。今までより深く観戦できそうで、シーズンが楽しみ。
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フィギュアスケートの世界選手権前に必読?!振付師としての鈴木明子さんの話もあります。
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2014年に選手生活を終え、その後は振付師として活動している著者が、選手に近い視点から、フィギュア・スケートの見方を語っている本です。
採点法などの解説はほんの付け足し程度ですが、フィギュア・スケートという競技は、選手一人ひとりの「ドラマ」として捉えられてしまう側面があることはいなめないので、本書のような観点からフィギュア・スケートを楽しみたいという読者はけっしてすくなくないように思います。 -
2017年1月13日購入。
2017年1月21日読了。 -
選手やコーチ、まわりの人達に対して愛のある言葉で綴る鈴木明子さん。
けれどもう何冊も本を出しているので、どうしても同じ話が何度も出てくる…。 -
16.jan.16
元フィギュアスケーターの鈴木明子さんによる、フィギュアスケート観戦入門のような本。
自分の経験を踏まえながら、「観る」側としての楽しさや、オフシーズンの過ごし方、今後注目すべき選手など、様々な側面から楽しみ方を教えてくれます。
にわかフィギュアファンうん年目の自分には既に知っていることも多かったけど、現役時代の滑りが記憶に新しい鈴木明子さんが語ることによってより分かりやすく理解できた部分も多かった。
一緒にお茶の間ファンやってる家族にも読ませようと思う。笑
著者プロフィール
鈴木明子の作品





