将来が不安なら、貯金より「のんびり投資」 簡単・安心・手間いらずの長期投資で豊かな人生! (PHPビジネス新書)

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  • PHP研究所
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569827421

作品紹介・あらすじ

「本気で応援したい企業」の株を買ったら、その成長をのんびり待つだけ。安全かつ簡単、しかも世の中のためにもなる長期投資のすすめ。

感想・レビュー・書評

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  • 本当の投資は経済の現場にお金を回して人々の生活が豊かになるのを手伝うこと。
    なるほどFXがギャンブルのように感じてた僕に入ってきます。
    ゼロサムゲームのマネーゲームは投資ではないと。

    応援したい、なくなっては困ると本気で思える企業に投資を続けること。
    本当に必要な企業はそうそう潰れないということですね。
    推と論
    イマジネーションとロジック
    いかにロジックをたてられるか
    ロジックをイマジネーションで飛躍できるか
    その辺りは消費者心理に基づくと思うんですよね。

    あとは自分の体が一つしかない以上はお金にも働いてもらわないと間に合わないということです。
    金持ち父さんを読んで不動産な興味を持ってきましたが
    大きな借金をしない
    自分の時間を取られない
    この2つをメインに据えると選択肢はそれほどないんですよねσ^_^;

    とりあえず動き出したのであとはメンテナンスをしっかりやっていくだけです。

  • ・長期投資といっても、応援銘柄を選び出し、年数回ある暴落相場で購入し、上昇相場で売りを繰り返すことで、コツコツと利益を積み上げる方法。もしくは、そういう銘柄を選ぶアクティブファンド(さわかみファンド等)への積立投資を薦めている。
    ・逆にインデックスファンドには否定的。理由は、現在の金融緩和により低金利で金余り状態が解消されると、低金利でやりくりしていた企業が淘汰されることで、市場全体の株価の足を引っ張るため。
    ・直販投信で投資信託の安いファンドを分散投資に組み入れることも考慮した方が良いかも。
    ・真の投資とは、社会全体が豊かになり、みんながその恩恵を受けることが出来ることを目指している企業を応援すること。そうすることで、プラスサムになる。
    ・一つ目は応援したい企業に投資すること。
    ・応援したい企業とは、生活の中でこの商品やサービス等がなくなると困ってしまう、今の生活には欠かせない企業、企業が目指しているものと、自分が将来なってほしい社会の方向性が同じ企業。
    ・応援企業の株価が暴落時に下がったら買い、上昇相場では短期投資家に任せて自分は利益確定しておき、次の暴落相場に備える。
    ・のんびり投資を成功させる最大のポイントは、暴落時に底値で買おうとせず、数回に分けてさっと分散して買いを入れる。
    ・その後の上昇相場でも高値で売ろうとせず、利益が出てら少しずつ売って利益を確定させる。
    ・さわかみファンドでもやっていることは同じ。
    ・売りたいけどもっと上がるかも、とか下がっているけどまだ下値があるかもしれないと欲を出したら、のんびり投資ではなく、ゼロサムゲームのトレーダーになってしまう。
    ・複利で元本を2倍にするには、「金利×年数=72」という法則がある。
    ・分散投資で債券投資をポートフォリオに組み込むのは危険。問題の一つは近年は債券価格と株価が正の相関関係になってしまっている点。もう一つは近い将来債券は値崩れが避けられない点。世界的金融緩和により大量の資金が、リスクの小さい先進国の国債に流れ込み金利が下がりバブル状態になってしまった。利回りが低いという事は国際価格が高い裏づけであり、債券の最大の買い手である年金が、近年は積立額より給付金の方が多くなり先進国の年金はどこもキャッシュアウト状態(グレート・ローテーション)になってきているため。
    ・バブル崩壊の引き金は、景気回復による金利上昇。もう一つは、有り余る資金がより期待利回りの高い投資対象を求めて暴れまわり実質利回りも上がることで、流通利回りの低い債券は叩き売られる。
    ・分散投資するなら、投資先の分散(債権など)ではなく、株式の時間分散が良い。
    ・成熟段階の日本では、既に必要なものはそろっているため、そう簡単にものが売れなくなる。成長段階では次々に新しい商品を求めてものが売れるため、経済が好循環する。しかし現在は、買い替えが主流なので、市場に流れるお金の量とスピードが遅くなり、経済スピードも鈍化していく。
    ・成熟段階では、市場にお金を循環させるために、貯金ではなく市場にお金を回せばよい。そのためには、消費の形ではなく投資の形でお金を市場に流し込めばよい。
    ・グレート・ローテーションは少なくとも十年以上は続く。その間は、債券が売られ株式が買われるので右肩上がりの相場になるので、のんびり投資には最適の相場になる。
    ・金利が上がれば、融資資金の調達が困難になり、短期投資家が排除されていく。
    ・応援企業は数字(理屈)ではなく企業を見る(感情を大事にする)。
    ・日々の生活になくてはならない企業や将来の社会になくてはならない企業を探す。
    ・前者の選び方は、日々の生活で役立っている企業名を全て書き出し、好感が持てる企業に印をつける。それを家族全員で毎月繰り返し半年くらい経つと毎月チェックが入る企業が見つかる。その企業が、自分の応援企業となる。
    ・後者の選び方は、将来どんな社会で暮らしたいか、子どもや孫にどんな社会に住んでほしいかを考え、それを実現しようとしている企業を探す。もしくは、今の生活で困っていることを解決してくれそうな企業を探す。
    ・気を付ける点は、自分が使わない企業は肌で感じることができないので応援企業の対象にしないこと。
    ・さわかみファンドでは上記の方針に加えて、アセットバリュー、収益力バリュー、将来価値バリューの数値だけはチェックする。
    ・ROEが注目されているが、現在のROEを高くするために直近の利益ばかりを求めて将来の投資をおろそかにしている企業は投資対象から外す。
    ・応援企業は二社あれば十分。そこに集中して投資する。
    ・長期投資で一番難しいのは、買い時と売り時。
    ・買い時は、年に2~3回ある小規模な暴落時に躊躇せずに買いを入れること。
    ・売り時は、市場が回復しやや過熱気味になった時や上昇相場が続き株価が沸騰し始めたときに躊躇せず売って利益確定してしまうこと。一般誌が株を取り上げたときが目安。
    ・買いでも売りでも少しずつ買い増し、売り上げをすること。ただし、売るときは、一部はそのまま保持しておくこと。
    ・「一番儲かるか」という考えを捨てること(上値と底値を意識しないこと)。
    ・長期投資では、早めのリズムで売り買いを繰り返し、一回の売買での利益幅は少なめでも、リズムを守って繰り返していくうちに、ゆっくりと確実に資産が増えていく。
    ・暴落時には平常心でいられなくなるのが通常だが、真の応援企業であれば、チャンスと思って買いを入れること。売るときも少しでも利益を大きくしたいと考えないこと。小さな利益をコツコツと積み重ねていくこと。
    ・大事なのは、他人の意見ではなく、自分の判断。
    ・ファンドを選ぶときには過去の成績は参考程度に見ること。将来を保障したものではないため。

  • 前から気になっていたさわかみファンドの設立者の本。
    ここの投資信託はよさそうと思うのだけど、預金や分散投資について否定的なことに驚いた。さすがにリスク高いような気がするけど、どうなんだろう……。
    後、昔は預金金利が6~7%もあったという話にも驚いた。そういえば、こないだ自分が赤ん坊の時に作られたゆうちょ銀行の通帳見ていたら、最初に7000円入れた翌月に6円の利子がついていて驚いた。それでも、1%ちょっとか。
    なお、アベノミクスが失敗すれば、景気がよくならずに物価と金利だけが急上昇するスタグフレーションという状況になる可能性があるんだとか。確かに、株価があがっただけじゃあ、景気がよくなったとは思わない。早く、景気をよくしてほしいものだ(なお、著者は安倍首相は歴代総理に比べればましだけど、アベノミクスでは日本経済は成長しないという考えだろう)。
    とりあえず、自分も日常で世話になっている企業を書いてみようか。著者によると、一年で2,3回、安くなることがあるからそのタイミングで買えばいいんだとか。単純だけど、それが難しい気がしなくはない(底値だと思ったけど、ずっと買値より株価が下回ってる株をいくつか保有中)。

  • 株価が暴落してもあわてずに応援できる企業に投資しましょう。社会の役に立つ企業を応援しましょう。銀行に預金するお金の一部を投資にまわしましょう。いつも澤上さんが言っていることの繰り返しにはなるのですが、思わず購入してしまうんだよな。私もぼちぼちと長期投資をしていこうと思っています。

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著者プロフィール

さわかみ投信 取締役会長。1947年、愛知県名古屋市生まれ。1973年、ジュネーブ大学付属国際問題研究所国際経済学修士課程履習。1999年に、日本初の独立系ファンド「さわかみファンド」の運用をはじめる。純資産は約3400億円、顧客数11万6000人を超え、長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。

「2022年 『暴落相場とインフレ 本番はこれからだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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