悪ノ大罪 円尾坂の仕立屋

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 98
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569827643

作品紹介・あらすじ

悪ノ大罪シリーズ最新作! 和の国「蛇国」鬼ケ島。円尾坂で仕立て屋を営むカヨ=スドウには家に寄り付かない浮気症の夫がいるのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • 切なさと後味の悪さが絶妙です。

    原曲では狂ってしまったヤバい女性…という認識でしたが、今作ではまさかの計算した犯行だった…?
    でも、それにしたって妻と娘まで手に掛ける必要はなかったようにも感じます。
    その辺は嫉妬と関連しているのでしょうか…。

    双子が再会出来なかった事も歯痒いですし、何よりMaが弟子と別れてから退屈そうに見えるんですよね。
    仕立屋の旦那は今後どうなるんでしょう。
    罪人が妻だったと一生認められず、周囲から狂人扱いされ天涯孤独になっちゃうのかな…。

  • ただ一人を除いて、他の誰もがその変化に気づかないような術って、ちょっとしたとかいうレベルではない気がする。
    それでも彼女にとっては力が失われた状態ってことなのかな。

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