面白くて眠れなくなる植物学

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 428
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569830292

作品紹介・あらすじ

ベストセラー「面白くて眠れなくなる」シリーズの植物学版。身近なテーマを入り口に、植物のふしぎ、植物学の奥深さを伝える一冊。

感想・レビュー・書評

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  • こういうのが教科書に書かれていたら面白くて興味を持つ人がふえるんじゃないかなー…と思いつつ読みました。稲垣さんの本は面白い。眠れなくなるということはないけど。先日読んだ『永遠についての証明』や小川洋子さんの作品にも登場していた美しい法則で自然界は形成されているのだと改めて思ったりした。

    “自然の創造者は、偉大な数学者なのでしょうか”=25ページ=
    本当にそうなのかもしれないと思った。「植物のダ・ヴィンチ・コード」の章では、フィボナッチ数列( 1、1、2、3、5、8、13、21、34…)や、リュカ数列に則って花びらや葉の枚数が規則正しく配置されていることを知った。目に見えていても私には分からないことだし、だけど美しい数式に詳しい人たちは自然界がこういう風に見えて(考えられて)いるのか…と、くらくらした。

    自然界の植物たちは生き残るために「多様性」を重要し進化してきた。一方で植物を利用する人間は「均一性」を重視し植物を栽培管理しようとする。(102~103ページあたり)多様性の大切さを植物に教えられたし考えさせられた気がする。
    植物は賢い。人は自然の法則に反して暮らしているように思えてならなかった。あとは遺伝についても述べられていてここも図入りで分かりやすくて頭の中を整理することができた。(メンデルの遺伝のはなし・128ページら辺)

  • うさぎの増え方はフィナボッチ数列に従うとか、豆知識として面白い本。さっぱりしたいと雑草を刈り取るやいなや、土のなかに眠っていたまだ発芽していない雑草の種が「ほら、日射しがよくなった、チャンスだ!」といっせいに発芽して、以前よりまして雑草が生えてきて酷くなるという解説は苦笑してしまった。

  • うーん、、、「世界からバナナが〜」の本を読んだ後だと、表面をさらっと解説して終わり、な感じでした!面白かったけどね!

  • 植物学の本。
    眠れなくなるほどではないが、植物学としておもしろい

    メモ
    ・紅葉なぜするか。秋冬になり気温が下がり、光が減ると、葉っぱが生産工場からお荷物になる。葉っぱと本体が離層という現象がおきる。それ以降も葉っぱが光合成して、葉っぱに糖が溜まる。やがて動画アントシアニンに変化して紅葉する。並行して緑のクロロフィルが分解されることも相まって。
    ・アントシアニンの効果。赤色色素。紫外線を吸収して細胞守る。水分不足や寒さから身を守る。抗酸化機能で病原菌から身を守る。

  • 植物はどれくらい高くなるのか。表紙の通り、150m以下だったと思う。理由は植物の茎の中を重力に逆らって根っこから吸収した水や栄養分を葉っぱまで届けることができる限界距離から。ではどうやって重力に逆らってまるで吸い上げるように根っこから葉っぱまで運ぶのか。
    実に独特の切り口で植物の不思議な生態や知識が書かれている。
    庭で植物を育てるようになってから植物学に興味がわき図書館で気になって借りた本。
    植物好きとしてはとても面白かった。特に日常で起こっていることがとても奇妙でまた神秘的だと思えた。

  • 4/24は
    植物学の日
    普段何気なく目にしている植物は、思っているよりずっと不思議で、謎に満ちている!

  • 衣食住に絡めた植物学だったので、興味を持ちやすく面白かったです。どちらかというと、雑学に近い感じのないようでしょうか。また一部専門的な部分もありましたが、全体的に読みやすかったです。

  • 植物学にはあまり興味がなかったのですが面白い側面もあると思いました。
    内容も非常に分かりやすいのでオススメです。

  • 眠れなくなるほど面白いです!
    読みながら寝たりもしましたが(笑)

    文章が文学的で美しいですね。
    生物の知識が無いと少し難しい所もありますが、人に話したくなる内容が盛りだくさんです。

  • 意外と知らない植物の話が多く載っており興味深く読んだ。やさしく書かれているので誰でも理解できると思う。ただ面白くて眠れなくなるほどではないので☆4。

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著者プロフィール

稲垣 栄洋(いながき・ひでひろ)
1968年静岡県生まれ。静岡大学大学院農学研究科教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職。著書に、『スイカのタネはなぜ散らばっているのか』『身近な雑草のゆかいな生き方』『身近な野菜のなるほど観察記』『蝶々はなぜ菜の葉にとまるのか』(いずれも草思社)、『身近な野の草 日本のこころ』(筑摩書房)、『弱者の戦略』(新潮社)、『徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか』(東洋経済新報社)、『世界史を大きく動かした植物』(PHP研究所)など。

「2019年 『生き物の死にざま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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