- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569830506
作品紹介・あらすじ
ビジネス書大賞などに輝いた『経営戦略全史』が遂にマンガ化。スピード経営が求められる時代に対応する戦略はあるのか? 怒涛の後編へ。
感想・レビュー・書評
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フレームワークも、色々と時代とともに変化したりなのね。
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マンガで説明している本は分かりやすいと、初めて実感。何度か読みたいと思った。流れが分かると、どのように考え出されたのか、また、どのような限界があり、後の手法で補完されていったのかよくわかる。経営戦略は、一人勝ちを狙うものだと思っていたが、もともとの出発点として、労使双方の繁栄を目指していたもの(ただし、使用者側が暴走を招いた)であったことを踏まえると、現在のオープンイノベーションなども納得がいく。その中でどのように適切な分配を行なっているか気になる。
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面白かったが、確立篇の方が偉人達の主張が対立構造になっていたので記憶に残りやすかった。
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コトラーとかチャンドラーとかアメリカ初の経営戦略を知りたい方にはいいのではないでしょうか?
大学の経営学のような具体性がない紹介に終わっているところが多く、あまり参考にはなりませんでした。 -
時代を超えた経営に関する考え方、ビジネスや組織に対する考え方を学べた。自分が働く会社に対する示唆もたくさん得ることができた。マンガでも十分読み応えあったが、是非経営戦略全史の本書も読みたい。
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積ん読をやっと。
コアコンピタンスの意味がやっとわかった。 -
・キムとモボルニュ
戦略とは、差別化(高付加価値)かコストリーダーシップ(低価格)とされていたが、ブルーオーシャン戦略による、高付加価値(今までなかった)で低コストを実現 -
確立編に引き続き、経営戦略論の歴史的背景を学ぶために読みました。
改めてポーターの存在感の大きさを認識しますが、産業構造に対するマクロな視点でのポジショニングだけで全ての企業活動の成功・失敗を説明しようとするのはなかなか無理があったのだと思います。その後のケイパビリティ派の躍進と両者いいとこどりのアダプティブ戦略論の登場も納得です。
とはいえ、経営戦略という正解がない、仮にあっても環境変化によってすぐに正解が変わってしまう領域においては今後も新たな理論の乱立は避けられないと思います。
今回一通りの歴史に触れることができ、特定の戦略論にスポットでのめりこむことの危険さを学びました。 -
前編に続き、企業戦略の歴史がざっくりとまとまっており、参考になる本であるとの感想を持った。まさしく作者の意図どおりに製作されている点で、良く纏まった本だと考える。全編と同様に、気になった戦略家については、その考えを別途自分で調べて、多読と熟読を通して考え方を理解した方が良いと考える。一方、本編においてとりわけ価値があると感じたのは、最後に作者個人が独自に企業戦略分析のフレームワークを提案しており、それが面白いと思える点である。ただし、capability論からの視点は若干、古い落とされていると思われ、個人的には物足りなかった。
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経営戦略について18世紀から現代までを整理することができます。
ポジショニングそれともケイパビリティなのか
経営戦略は数値化して合理的に判断できるものなのか
それとも、定性面が大きく、組織全体の価値観の共有が必要なのか?それを考え、整理するには最適な本だと思いました。