大人はもっと遊びなさい 仕事と人生を変えるオフタイムの過ごし方 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.34
  • (15)
  • (37)
  • (60)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 495
感想 : 51
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569830940

作品紹介・あらすじ

プロフェッショナルになってはいけない!? 「真面目に働く人ほど遊んだほうがいい」と説く著者の真意とは。成毛眞流遊びのすすめ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人生は遊ぶためにある。常に自分が楽しいと思える遊びを積極的に取り入れたい。人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。アインシュタインの言葉である。

  • いつの間にか忘れてしまっている遊びのワクワク。もっと遊びながら人生楽しみたいと思った。アウトプットは場数とやる姿勢が大切。

  • やれ副業だ、成長だ、常にスキルアップだ、学び直しだと言われる時代だが、わたしにはそれが少しばかり息苦しい。
    この本を読んで、自分の好きなことからさらに興味を持ったことにどんどんズラしながら広げて行くほうがよっぽど楽しいと感じた。眉間に皺寄せている人よりも所ジョージさんのほうが魅力的という言葉も納得!
    遊びでもインプットするときもアウトプットすることを意識すると、より理解を深められたり、周囲の人が更に面白いネタを持ってきてくれたり機会を広げられると思ったので今後より意識していきたいと思う。
    読みやすいです。

  • ー 私にしてみれば、受け身で時間を潰している人に比べれば、その子どものほうがよほど生産的に思える。なぜなら、自分は何が好きかをわかっていて、何をすれば自分が楽しいと思えるかを知っているからである。

    「気づき」とか「メリット」とか 「リターン」などはどうでもよく、前向きに遊ぶのが子どもなのだ。

    私は、だからこそ大人に、遊びが必要だと思っている。 ー

    軽く読むにはちょうどよい。
    もっと肩の力を抜いて遊ぶことによって、いいことももしかしたらあるかも、的なマインドを持ちましょうという呼びかけ。
    自分のスキル向上に活かそうだとか、それをきっかけに仕事の人脈を増やそうとか、仕事の良いアイデアを生み出せるかもとか、打算的になるのはかえって良くないよ、と教えてくれる。

  • 揚げ足取りのようだが、著書は話にインパクトを持たせるために虚実織り交ぜて話してる?と感じてしまった部分あり。

    気になったのは、著者が色々な趣味をやってきた、という話の中にあった以下の一文

    高校生の頃は、手すりを滑り降りることまではしなかったが、学校の行き帰りに乗る程度にはスケートボードもやってみた(本文まま)
    →ロドリーミューレンがフラットランドオーリー(平地でのジャンプ)を発明したのが1981年。
    その後、マークゴンザレスがオーリーを駆使してストリートスケートを発展させたのはさらに後の話であり、著書が高校生だった1970年代前半〜中頃にはハンドレールを攻めるなど文字通り想像すらできないスキルだったはず。
    1970年代はボールやプールライドがメインの時代だったことからも、行き帰りに乗ってたということすら眉唾ものと感じてしまう。

    視野狭窄に陥らないよう趣味により多角的な視野を持つことが大事ってのは最もだが、体験談ベースの内容であるため、そこに嘘っぽい内容が含まれてると全てが疑わしく見えてきてしまう。

  • 昭和30年生。北海道生まれ。 中央大学商学部卒業。マイクロソフトの社長をしていた著者。

    『短い人生そんなに働いてどうするの』

    *幼い頃していた子供じみた遊び。寝る時間も食べる時間も忘れ、時のたつのも忘れて自分の世界へのめり込んだ遊び。

    *地方に住んでいる人の方が 仕事はそこそこに 遊べてる。
    *スティーブジョブスにホリエモン。75歳で絵画を始めたグランマモーゼスという女流画家。

    *利益など考えずに、好きにしていることが遊びなんだから 誰かと競うものではない。

    【マイクロソフトの社長だった著者の おすすめアプリ サイト】
    『子供にゲームをさせないなんて』
    *スマホに遊びを詰め込んでいく
    →ただし、課金ゲームはダメ。運営会社の餌食に。
    『著者のおすすめアプリ』
    *脱出系ゲームは「ザルーム」。
    *アドベンチャー系では 「Machinarium有料」。
    「Monument Valley有料」。
    *旅気分を味わえるバーチャルリアリティーアプリ。「Google cardboard」.ー安い値段のバーチャルリアリティーメガネを買えば。
    *iPadは遊びの宝庫。おすすめアプリは水彩画「waterlog有料」。習字も出来る「ゼンブラッシュ2」。ーアップルペンシルを忘れずに。
    *本の書評。「HONZ.」
    *全世界で場所とり「INGRESS」。
    *「食べログ」や「Retty」に自分用にコメントを残す。
    *JTBの「とっておき旅情報」旅行する前にすごく大事。

    【遊び!】
    *ジムも、お茶も、お花も、旅も、スポーツも、みんな 遊び。
    *自分なりに遊びを作ってしまってもいいんだ。
    *自分のペースで取り組めて、成長実感できるものこそが、遊び。
    *『株を買うのも、好きな会社のもの』買って。好きな遊びを支えてくれる会社を応援する。
    *途中でやめてもいい。100して1つ続けばいい。
    ー子供にも止めれるということ教えることで、ブラック企業に搾取されないで済むんだ。
    *ルーティーン感覚も、仕事も、ある意味自分なりの遊びにしちゃって楽しんじゃう!

    *そして遊んだ話を、徹底的に逸話を作って話ししていく.
    (ープレゼンが上手い人は練習や本番の数をこなしている人。)

    【注意点】
    カラオケや、お酒や、ギャンブルや、体を痛める危険なスポーツ・・身を滅ぼす遊びにだけは、要注意。
    【どう遊ぶの】
    『遊びのすべてはまず本から始めて』。ー5冊読んでみよう。
    ー特に命にかかわるような体を使う遊びの場合は おすすめ。
    ①絵本②大御所による専門書③当事者による専門書④新書⑤雑誌
    *テクニックが必要なものは、スクールがおすすめ。
    *テクニックが不要なものは、プロにあたると、楽しい!
    *初心者入門用のツールは、買ってはいけない! 愛着が持てない。「道具はハイアマチュア向けに限る」。

    ○自分の遊びも細分化して名前をつけちゃえばいいんだ。

    ○働き者の日本人。

    ○江戸時代はもっと遊んでいて優雅だった気がする。

    ○罪の意識から逃れて、もっと豊かな時間を過ごそう!

    日本人の自殺が多いという。日本人の心を元気にするプロジェクト中の私には うってつけの本だった。

  • 2016年7月刊。初心者こそが最強。

    ◆【引用メモ】遊び探しにはもう一つ、うってつけのものがある。それは、旅だ。旅に出ると、見える景色が変わる。接する人が変わる。寝る場所が変わり食べるものも変わる。これだけいろいろなものが変わって、行った人間が何も変わらないはずがない。何にも興味を持たないはずがない。(p.151)

    ◆趣味を一時休止するタイミングは、ある程度の上達が実感できた直後がいいと書いたが、実はベストタイミングはもう一つある。それは、飽きたときだ。飽きるとは、飽きるほど没頭した証である。(p.69)

  • 「短い人生、そんなに働いてどうするの」「やらない後悔よりやった後悔の方がいい」とよく言われるが、遊びについても同じこと。命に関わるとか、莫大な費用がかかるなどでない限り、思いついたらやってみることだ。著者が現在ハマっているものはプラモデル、歌舞伎見物、スナップ写真撮影、ドライブ、絵を飾る、ゴルフだとか。

  • マイクロソフト株式会社の代表取締役社長を勤め、45歳で退社後、コンサルティング会社を設立したり、現在は早稲田大学の客員教授やスルガ銀行の社外取締役、書評サイト『HONZ』の代表も勤める成毛眞さんの大人の遊びについての本。

    「趣味は何ですか?」「最近遊んでますか?」と聞かれても答えられなかったり、ギャンブルしか見当たらないような大人が多いように思える。

    真面目に働く一方で、仕事とは全く違う分野の趣味をもつと、仕事と関連したような趣味をするよりも、よっぽど仕事にプラスに働くヒラメキや人脈ができてくる。

    また、読書や旅行、映画鑑賞等を趣味とする場合は、ノンフィクションの読書とか、ドキュメンタリーの映画鑑賞とか、各県の第2の都市への一人旅とか、分野を狭めていくと、より人とは違った趣味色を帯びてくる。

    子どものころに好きだったものや、やっていた習い事を始めるというのもおすすめで、プラモデルやピアノ、習字を大人になって再挑戦するのもおもしろいし、子どものころになかなかお金がかけられなかったものに、大人ならではの資金力で遊ぶのもおもしろい。

    これまでの人生、いろんなものを始め、いろんなものを止めてきた。
    だからといって、そこに費やした時間やお金が無駄だったとは一度も思ったこともないし、自分に合わないとわかったり、そこから派生して始めたものも多い。
    身を滅ぼすような遊びや、度が過ぎたような遊びはどうかと思うが、ギリギリこちら側であれば、それはそれで大人の遊びの範囲と思う。
    いずれにせよ、人生一度きりということに変わりはないのだから、やりたければやればいい、やりたくなければやらなければいい、いろんなことを広く浅く始められる好奇心と行動力が、人生を豊かにするんだと思う。

  • 成毛氏の本はいつも難しいことは言わずに、とにかく楽しめというエールをくれる。決まりなどはなく、好きなようにやることを推奨し、途中でやめることに対してもとやかく言わない。何かを始めるハードルを低くしてくれる。

    しかし、一方でアウトプットはすべきであるというのも一貫した姿勢だ。アウトプットを意識することによってインプットの意識が高まるのは実感としてわかる。

    最近遊びが足りないことを反省した。

全51件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

HONZ代表

「2022年 『39歳からのシン教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

成毛眞の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
みうら じゅん
瀧本 哲史
見波 利幸
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×