- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569831046
作品紹介・あらすじ
奇才・荒山徹が古代史に挑む! 大化の改新、揺れる朝鮮半島、そして白村江の戦い――激動の東アジア史を大胆に描く感動の長編小説。
感想・レビュー・書評
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2018.3.27
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このサイトでやっていた「献本」でいただいた一冊。話は白村江の戦いの20年前から始まり、戦いにいたるまでの日本と今の韓国にあたる新羅・百済との外交策などがメイン。普段あまり触れることのない古代史ということで、それなりに面白く読めた。ただ、最後の”推理小説の謎解き”そっくりな長台詞がちょっと残念な感じだった。あそこは、他のシーンからも浮いていて、不自然な印象を受けるので、もうちょっと「見せ方」を工夫してほしかった。
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荒山徹氏の新境地を示す古代史エンターテイメント大作です。高句麗、新羅、百済が鼎立する半島の動きをリアルに描きだすところは、荒山氏の面目躍如ですね。豊璋の成長ぶりという軸もあります。“白村江の戦い”は半島と大和朝廷の密接な関係があっての出来事なので、こんな視野の大きい小説を待っていました。次作は、東アジアを舞台にした“元寇”を活写してください。荒山徹氏の復活を心から嬉しく思います。
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ブクログに応募してこの本が当たりました。ありがとうございました。
大化改新の前から白村江の戦いまでの期間を、百済・新羅・倭国(日本)を舞台にした小説。タイトルからは白村江の戦いの戦闘場面がクライマックスかと想像していたが、その記述はあっけなく、そこに至る過程、駆け引き、密約を描く。
主人公は百済から倭に連れてこられた王子。身分を隠していじめにあいながら育つが、そこで友人を作っていく。百済が新羅に敗れると、復興のために担ぎ出されて百済に渡り、百済王となって白村江の戦いへ。
蘇我蝦夷・入鹿の親子とか、葛城皇子(中大兄皇子)とか、知ってる名前も出てくる。
始めの1/3は退屈だったが、その後は面白く一気読み。朝鮮半島と日本を巡る地理的スケールと、世代をまたいだ密約の時代スケールが大きい。
出てくる単語や人名、地名は難しい。
最後に皇子自身があの場であの内容をしゃべっちゃうのはどうなのかなぁ。
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