なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか (PHP新書)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569831466

作品紹介・あらすじ

識字率向上のため南アで移動図書館を走らせる元ソニーの男、韓国人の反日を知日に変える技をもつ日本語講師……忘れ得ぬ人々を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んできたこの手の本と違い一般の市井の人が海外で活躍している姿を追っているのが新鮮だった。

  • 一橋大から三菱商事で途上国での駐在を経てNPOで活動を行う布施克彦氏と、同じく一橋から環境庁・JICAなどを経て現在はUNEP(国連環境計画)の本部ケニアに在住する大賀敏子氏の共著である。太平洋のど真ん中・マーシャル諸島で環境問題に挑む金物屋のオヤジ、コンゴやタンザニアで柔道を広め、現地人に慕われながらウガンダで交通事故死してアフリカの土となった元商社マン、ヒンディー語・ベンガル語・タミル語などの公用語を操り、インド人よりもインドに詳しいJETRO所長...。その国を愛し、人々と過ごし、現地での信頼と尊敬を勝ち取った日本人の強さに迫る。

  • お人好しの日本人はカモにされやすいが、信頼も得られる。
    いまの環境に馴染めない人はいろいろな国に行って自分が過ごしやすい場所を見つけるのもありだと思う。
    そこに住まなくても、逃げ場所のようなところがあれば日々の生活も乗り越えられるのではないだろうか。
    必ず自分に適した国民性の人々がいるはず。
    そこで尽力すればいい。

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著者プロフィール

ふせ かつひこ
1947年生まれ。
一橋大学卒業後、総合商社に勤め、
十五年間の海外勤務を含め、国際ビジネスに従事。
2002年より著作活動を始め、下記のように
世代論、日本人論などを中心とした新書や
貿易実務書など著書多数。
古代の物流にも関心を持ち、
近年、日本列島を取り巻く海辺各地を取材。
古代史関連の著書に
『元商社マンが発見した古代の商人たち 歴史新書』
(洋泉社、2012年)がある。他、著書に
『54歳引退論―混沌の長寿時代を生き抜くために
 ちくま新書』(筑摩書房、2003年)、
『島国根性を捨ててはいけない 新書y』
(洋泉社、2004年)、
『アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生』
(彩流社、2010年)、
『最新版 世界の資源地図』(岩本沙弓との共著、
青春出版社、2011年)、
『世界が見た日本人 もっと自信を持っていい理由
 日経プレミアシリーズ』(大賀敏子との共著、
日本経済新聞出版社、2014年)、
『なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか
 PHP新書』(大賀敏子との共著、PHP研究所、2016年)、
『貿易実務の基本と仕組みがよ~くわかる本[第4版]
How-nual図解入門ビジネス』(秀和システム、2017年)
など。

「2018年 『海の古代史 幻の古代交易者を追って』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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