なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか (PHP新書)
- PHP研究所 (2016年7月16日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569831466
作品紹介・あらすじ
識字率向上のため南アで移動図書館を走らせる元ソニーの男、韓国人の反日を知日に変える技をもつ日本語講師……忘れ得ぬ人々を語る。
感想・レビュー・書評
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今まで読んできたこの手の本と違い一般の市井の人が海外で活躍している姿を追っているのが新鮮だった。
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一橋大から三菱商事で途上国での駐在を経てNPOで活動を行う布施克彦氏と、同じく一橋から環境庁・JICAなどを経て現在はUNEP(国連環境計画)の本部ケニアに在住する大賀敏子氏の共著である。太平洋のど真ん中・マーシャル諸島で環境問題に挑む金物屋のオヤジ、コンゴやタンザニアで柔道を広め、現地人に慕われながらウガンダで交通事故死してアフリカの土となった元商社マン、ヒンディー語・ベンガル語・タミル語などの公用語を操り、インド人よりもインドに詳しいJETRO所長...。その国を愛し、人々と過ごし、現地での信頼と尊敬を勝ち取った日本人の強さに迫る。
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お人好しの日本人はカモにされやすいが、信頼も得られる。
いまの環境に馴染めない人はいろいろな国に行って自分が過ごしやすい場所を見つけるのもありだと思う。
そこに住まなくても、逃げ場所のようなところがあれば日々の生活も乗り越えられるのではないだろうか。
必ず自分に適した国民性の人々がいるはず。
そこで尽力すればいい。
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