こうやって、考える。

著者 :
  • PHP研究所
3.69
  • (14)
  • (17)
  • (29)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 398
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569836157

作品紹介・あらすじ

「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」など、これまでの膨大な著作から、発想力を鍛えるためのヒントを集めた著者初の箴言集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 他の本を読みたくなる。
    初めて読む外山さんの本がこれだとあまりピンと来ないかも?

    とにかく、忘れること、散歩すること、空白の時間を持つこと、談笑することを肝に命じます。(笑)

  • 「知の巨人」と言える著者の様々な著作から思考のヒントとなる言葉を抜粋した本。

    ひとつひとつはとても短い文章ですが中身は濃縮還元された原液のように濃いです。

    ひとつひとつの言葉が脳細胞を刺激してくるので読んでいるだけで頭が良くなったような気がしてきます。

    大変面白かったです。

  • 外山滋比古さんはすごい。この人の著書をもっと読みたくなった。

    内容としては、この人の著書のエッセンスを抜き出してカテゴリ毎にまとめたというもの。外山さんの思考プロセスや創造性を高めるためにしていることなどが網羅されている。抽象的なものが多くはあるが。

    あと、薄くて読みやすかった。これからも何度も読み返すと思う。

  • 知識は有力であり、適当に使えば「力」であるけれども、困ったことに、知識が多くなると、自分で考えることをしなくなる。知識があれば、わざわざ自分で考えるまでもない。知識をかりてものごとを処理、解決できる。知識が豊かであるほど思考力が働かない傾向になる。極端なことを言えば、知識の量に反比例して思考力は低下する、と言ってよいかもしれない。『「マイナス」のプラス』p55

    創造的忘却
    頭をきれいにする、はたらきやすくすることで、忘却は記憶以上のことをすることができる。知識によって人間は賢くなることができるが、忘れることによって、知識のできない思考を活発にする。その点で、知識以上の力をもっている。これまできらわれてきた忘却に対して、こういう創造的忘却は新忘却と呼ぶことができる。これからますますこの新忘却が大きな力をもつようになるだろう。p78

  • 外山滋比古先生の名言がギュッと凝縮された一冊。
    どこをどう切り取っても為になる一冊。

    その一つひとつをしっかり噛み締めて実行手間切るようにしよう。

  • 外山滋比古氏の知に関するエッセイをまとめたもの。思考をどのような形で行うか、そのエッセンスが詰まっている。
    idea 三上という言葉がある。枕上、鞍上、厠上という思考とは違う目的を思っている時に、アイデアが生まれる。セレンディピティという単語も使って説明されているが、要すれば、アイデアは根詰めて考えても出てこないものだ。
    process 何か思いついたら、寝かせる。時間を置いて、熟成させ、勝ち抜いて来たアイデアは本物だ。焦ってすぐ使わない。
    think 考え事は朝する、童心になってみて、常に問い、疑う。本を読んだら、感想を書いてみる。こんな風にして、思考力を上げていく。
    life 知性を磨く生活とは。汗を流し、体で考える。これはその通りだと思う。ランニングしていると、ふと思いつく。汗と一緒に不純物が流れ出てピュアなアイデアが出てくるから。1日の生き方に現れてくる。図書館を利用する、本を借りるのではなく書斎として使うとはかどる、これも同意。昔、六本木ライブラリーを利用していた。思いの強い人達の中で、自分も勉強していると、自然と高揚感もあり、集中する。この感覚を持つには、家ではなく、非日常の中で水のような気持ちを持って思考を整理していくことが必要なんだろう。週に一度は家族と離れて、空白の時間を持つ。これはその通りだが、逆に大切な人がいたら、そのひとにこそ持ってもらうようにすることが大事だ。
    read 本の引力に従う。この言葉は面白い。確かに、乱読したり、そよ風のようにふわっと、時には嫌いなら投げ出してもいい。ただ、自分が必要とし、必要とされる本がある。その引力は、出会った人しかわからない。無駄な読書に見えるけれど、その出会いのためにあると思えばいい。
    こうやって考える。一つ一つは当たり前。特に真新しい思考法でもなんでもない。ただ、すっと腹に入る。

  • 外山さんはアウトプットに優れた物書きだなと感じる。頭の良い人間はたくさんいるが、その頭の中をそうでない人の言語に噛み砕いて易しく教えてくれる。そんな人は少ない気がする。知っていたけど実践できていなかったこと、大切なのにないがしろにしていたことを優しくつきつけられて、人生を見直そうと思った。

  • いそぎすぎず、焦らない。忙中閑有。私語かもしれませんが、座右の銘にしたいです。

  • 東大の生協で一番売れていると言われている『思考の整理学』の著者が、その書を含むいろいろな文章の中からえりすぐった箴言集。発想力を鍛えるにはどうするか、思考のプロセス、知性の磨き方など、「考える」ことの方法、鍛え方が、満載。研修のQuoteなどにも使えたり、考えることに悩んでいる若者や大人にもいいと思う。オススメ

  • 20170907 タイトル通りの内容。テーマ別にまとまっているのも読みやすい。流して読んでも面白いが読み終わって、辞書的に使いたい気持ちになっている事に気づいた。

  • 簡単、明瞭に書かれている
    考えかたについての著者のアドバイス集
    読みやすく解りやすい
    実践するかどうかは読者次第(笑)
    過去に出版した本からの引用のところもある
    この本の目次の内容を覚えておくだけで
    間に合ってしまいそう
    こういう本は、そんなものだろう

  • 短いスピーチでした。

  • 唸る名言多し。
    忘却の力の重要性訴える。思考の整理のためには、何でも飛びつくのではなく思考と知識を寝かせる作業が必要。
    頭を倉庫として使うのではなく知的発想の工場として使うには、常に忘れることを意識しておくことが必要。
    要するに何でもかんでも知識入れまくってもしゃーないよと。普遍化した思考こそが人生をより豊かにする。

  • 御年95歳?の長者からの教え的な。
    これまでの書籍の中から集められた各フレーズが、ずばり刺さるものもあり、ふふーんというものもあり。
    ”既存のものを忘れて新しいものを取り入れる”というのはなるほど!

  • 過去の著作からの抜粋をテーマごとに並べた本である。気軽につまみ食いする感覚で読める。たまに手に取って読むのに適している。

  • 思考の整理学など色んな著作の寄せ集め再編纂。ところどころ本によって全然真逆のことを言っているところもあるのでそこは編集の際にどうにかしてほしかったけれど、一貫していた部分はこういったところ。至言ではある。

    ・創造は独創ではなく組み合わせから生まれる
    ・思考は知識からではなく生活から生まれる
    ・忘却による浄化(不要なもののふるい落とし)と昇華(抽象化)の必要性

  • 簡潔でよかった

  • 著者のこれまでの作品から抜粋されている作品である。
    テーマごとに抜粋されているので、仕方ないといえば仕方ないが似たような文章が多かったように思う。
    ただ、1ページの文字数は少ないので、読みやすさはあった。

  • 外山滋比古さんの知のエッセンスが、凝縮されている。肩の力を抜いて、気楽に読むのにちょうどいい。通読するだけではなく、パラパラとページをめくって目についたところを読むのもいい。
    考えることを急ぎすぎていた自分に気づいた一冊。

  • 読書家なら第五章の「思考につながる読書」は面白い。
    様々な著書を横断的にひっぱてきて、どのしょうも簡潔で読みやすい。

全34件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

こうやって、考える。のその他の作品

こうやって、考える。 Kindle版 こうやって、考える。 外山滋比古

外山滋比古の作品

こうやって、考える。を本棚に登録しているひと

ツイートする