トップも知らない星野リゾート 「フラットな組織文化」で社員が勝手に動き出す

著者 :
制作 : 『THE21』編集部 
  • PHP研究所
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569837406

作品紹介・あらすじ

私が反対しても現場は実行する――躍進を続ける星野リゾート代表が目指すフラットな組織、競争力の源泉を丹念な取材で明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 今まさに星野リゾートに泊まっているというある種の身贔屓もあるが、なかなか良い本だった。
    何故星野リゾートは上質なサービスを提供できているのか。

    泊まっていて思ったが、ハード面での満足度も勿論ほかのホテルより高いのだが、社員のホスピタリティや細かい案内など、ソフト面での提供レベルが群を抜いて高い。これが他のホテルとの差のように思える。
    それが何故生まれているのか、答えの一端が書いてある気がした。

  • ユーチューブで、星野佳路代表の活躍を見たので、
    とりあえず、本を読んでみようと思って、手にとった。

    温泉旅館とは、「美味しいもの食べて、温泉に入る」
    しかし、温泉に入る時間が実に少ない。
    どうやったら、温泉に長く入れるのか?
    水を飲むこと。深呼吸をすること。
    なるほど、そういう簡単なことが、温泉を極めないとわからない。
    尾瀬の コケハンターには、頭がさがる。
    そんな風にして、尾瀬の魅力を見つけ出すことに。
    スキー場だったところの夏の魅力が 雲海。
    その雲海をビジネスにしてしまう。
    結婚式って、あきたりすぎない。もう少し、
    楽しくあってもいいのではと マルシェの結婚披露宴。
    美味しいと言っても、本当にお客様が喜んでいるのか?
    その原点にたって初めて、美味しい食事ができる。

    あくまでも、フラットを保ち、現場の判断に任せる。
    やる人に機会を与える仕組みが面白い。
    発展途上なので、このようなことがいるのだろう。
    学びを自分への投資として、実行し実践する。
    トップが知らなくても、現場が知っているのだから、
    現場の判断に委ねることが必要ということなんだね。

  • フラット化のためには、とにかく情報共有。
    偉い人がいっぱい情報持っていて良い提案できるのは当たり前。

    後は普通に事例紹介。

  • フラットな組織。
    地域の伝統文化に組織文化を馴染ませる。
    現場の従業員が会社で一番地域の魅力を知っている(奥入瀬の苔の例)。

  • リーダーはメンバーに自由を与えて自主性に任せることで、より良いものが生まれる。トップダウンでなく、個性の違った各人に任せるが故に、トップだけでは思いつかなかったようなものが生み出される。

  • ポジションに就くことを出世ではなく発散、ポジションから外れることを降格ではなく充電。

    顧客は友人、社員は家族。

    星野リゾートはフラットな会社を目指した!情報量が皆んな同じになるように、さらに入社2年目から役職を持つ試験を受けることができ、地域の良さを生かした観光産業に力を入れている。

    ※喫煙者を採用しない点は少しやりすぎではないかと思うが、そこまで思い切ってやれる、お客さんのためにやれる点ではすごいと思う。

  • 軽井沢の1軒の温泉旅館から始まった星野リゾート。
    現在では、高級旅館ブランドの「星のや」、リゾートホテルの「リゾナーレ」、温泉旅館の「界」など多角的に経営し、バブル崩壊などで経営が立ち行かなくなったホテルを買い取り、リノベーションし、リブランド化に成功しているイメージが強い。
    最初は高級志向だった星野リゾートだったが、数が増えるに連れ、普通の人にも手が届く存在になりつつある。
    ホテル業界が次々にリブランド化していく中で、星野リゾートはどのように現在の成功に至ったのか?
    仕事をする上で星野リゾートの話は避けて通れない。その中で雑学程度の知識が得られればと手に取ったが、想像以上にビジネス書であり、働く人間として、役に立つ内容が多かった。老舗なのに、4代目社長の斬新な考え方。中身は完全にベンチャーだった。

  • フラットな組織文化を定着させることで、多くの社員が自ら発想し発言し行動する。星のやの成長の秘訣である。

    また、星のグループでは、総支配人になる事を、『発散』逆に一般のスタッフに戻る事を『充電』という。また、総支配人になるには立候補制をとり、やる気のある人間に機会を与えている。

    かたや、上司の一方的な評価制度、上司と部下が分かれていて、本来の目的を見失っている組織。何のために仕事をするのか疑問を持つ。熱い心を持った者のやりがいが失われていく。上司からのトップダウンしかなく、部下の創造性が失われている。このような組織は成長しない。

    根性論や非論理的考え、偏見を持ち、自分の地位にあぐらをかいている全ての上司に捧げたい一冊である。

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