どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 195
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569837482

作品紹介・あらすじ

あの「ビリギャル」を生んだ著者が、“奇跡を起こす勉強法”を初公開! 自分に最適な学び方を見つければ、何歳からでも頭は良くなる!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルは「すべての人に当てはまる一つの勉強法」のようにも見えるけど、
    「それぞれの人にあった勉強法」だった。
    一番大事なことは、やはり「ちゃんと勉強する」ということであって、
    それぞれのタイプに合わせて、どうやって動機を作っていくか、
    どうやってモチベーションを維持していくか、ということが
    書かれていた。

  • 勉強を継続させるコツが大切

  • 自分の勉強法を確立したくて、参考に選んだ1冊。

    勉強は個人を成長させるためにするものであり、勉強を通じていくらでも変わる事が出来る。だけど、人によって合う勉強法は異なるから、みんなにぴったりな効率的な勉強法なんてない。

    この本では学生、社会人に合った勉強する上での戦略の立て方を紹介している。また、人の性格を9パターンに分け、それぞれの性格に合わせた勉強との向き合い方も紹介している。これを参考に、トライアンドエラーを繰り返すことで自分に合った勉強法を確立したい。

  • ビリギャルの指導法で一躍有名になった塾講師の坪田信貴氏が効果的な勉強の方法について自身の知識や経験をもとに書いた一冊。

    勉強に対する誤解と自分に合った勉強法を確立することを軸として著者の勉強法が解説されていました。
    そして、性格の理解とPDCAサイクルを回すという2つの方法で足りない部分を埋めることが大事であることを学びました。
    特に性格については自分を客観視することができるいい機会になりました。
    また勉強を継続するためのモチベーションの保ち方も学ぶことができました。
    著者が専攻していた心理学の観点からも解説されていてそちらも勉強になりました。

    そんな本書の中でも今まで先人たちが築いてきた文明の発達には巨人の肩に乗るという考えがあるというところは刺激を受けました。
    また、アフォーダンスを取り除くことが継続させるためのコツであるということは取り入れていこうと思いました。

    勉強を苦行とせず楽しいと感じ、継続して行って行くことが頭を良くする近道であり、巻末にある他者のために自分を成長させられるために学び続けることができればいいなと感じた一冊でした。

  • 勉強法を語る際によく聞く、いわば常識とは違った話があり意外に感じました。
    「ジアタマ」なんて存在しない・・・という見出しを見て「は?」と思いましたが筆者が言いたいのは「勉強ができるプロセスを踏めば誰でも頭が良くなる」と。こういわれるとちょっと希望が出てきそう。

    そこで問題は勉強ができるプロセスとは何?ということになりますが、参考になりそうなネタは多く載っていますが実際は試行錯誤を繰り返しながら自分で見つけるしかないと。

    な~んだ、と思ってしまいますが、さすがにこればっかりは仕方がない。ただ、この本をひと通り読めば、20回の試行錯誤が10回ぐらいにすむかもしれない。

    4章の「勉強のPDCAサイクル」は必読。

    5章の「性格タイプ別勉強法」はこの本よりは「人間は9タイプ」を読んで先に診断してから読むほうがいいです。私はこの本で出たタイプと「人間は9タイプ」で出た診断が違いました。で、結果としては後者のほうが当たってました。本書の診断方法があまりにも簡易すぎるのであてにはしづらいです。

    「遠くのステーキより近くの牛丼」理論はすごくわかる。結局近場が行きやすいのよね。

  • 自分に合った勉強法を見つけることで、自身を成長させる。

    『ビリギャル』で有名な著者であるが、思った以上に心理学を前面に出す内容だった。わかりやすいが、ポジティブな言葉で複雑な部分を誤魔化されている気もする。性格タイプ別勉強法も、社会人よりは学生向け。何よりも、人生に「成功」という価値観を持ち込むことに賛同できない。

  • ビリギャルで有名になった著者の作品。勉強だけでなく、ビジネスにも適用できるノウハウが書かれている。
    自己肯定感と自己効力感を育む。これらが高いとやる気も強くなる。
    人は本来、とても怠惰な生き物であるため、モチベーションを継続させること難しい。そのためにはアフォーダンスを取り入れて、勉強に関係のないものは身の回りに置かないこと。
    また、勉強をするために「条件」をつけないこと。さらに隙間時間を活用すること。


    ・心理学の世界では、やる気がなくなる二大原因は、「自分には能力がある、と思うこと」「自分が中心でありたい、と思うこと」だと言われています。
    ・自分には能力があると思っていると、「テストの成績が悪い」など、相反する現実に対して、過剰な不快感や恐怖感を覚えます。そこでどうするかというと、別のことに走るのです。授業をさぼってふらついたり、ナンパをして遊びほうけたり。現実へのチャレンジを先送りしながら、「本当は、やれぱでさるんだけどね」と言っていられるのです。
    ・授業がわからない状態とは、言わば「仲間はずれ」のようなもの。そこでどう出るかというと、授業を妨害するのです。そうすることで、実際には「パカをごまかし続ける」状態になってしまっているのです。

    ・頭の良し悪しは、才能ではなくて「積み重ねをしたか否か」です。何度も繰り返す、それも「イヤイヤ」ではなく自分の意志で繰り返せば、知識も技も習得できます。

    ・夢かない人は、むしろ成功しやすいと僕は思います。したいことがないぶん、「人が求めていること」に注意を向けられるからです。他者の二ーズこそ、すなわちビジネスチャンス。会社に勤めながら「自分は何がしたいんだろう」とため息をついている人は、ぜひ周囲の不満や不便を掘り起こしてみましょう。

    ・日本人が議論や批判に弱いのも、一種のダイパーシティアレルギーです。自分と違う意見を言われると自分自身を否定されたかのようにおびえたり、ムッとしたりする人がいますが、「僕の意見は君とは違うよ」と伝えるのは相手の自由。こちらから「いや、僕はこう思うよ」と答えるのも自由です。このように、言葉で伝えずに察し合うことを求める文化は非効率で、多様性に逆行するもの。グローパル社会では、確実に弱点となります。空気の読める人=「言わなくても察する人」は頭がいい、と考えるのもナンセンス。きちんと言葉に出してニーズを探索する。これが正しい頭の使い方です。

    ・「ニーズのあるところに自分の技能を当てはめることが、社会人の学びの目的である」

    ・コンプレクス持ちは、何をするにもすぐに自分を枠にはめます。「私はこの程度」と自分で自分を見限り、はなから高い目標を立てることをしません。また自分の能力を低く見積もるだけでなく、世の中でできること、していいことの範囲も狭くとらえます。
    ・「枠を外す」という概念は、相手の自由を認めることにも通じます。そして、相手の自由を受け容れる器量は、自分の能力や、仕事に対する誇りにも比例するのです。
    ・枠を外すとは、「~できる」という考え方である、と言えます。この「私は~できる」は、心理学用語で「自己効力感」と呼ばれるものです。
    ・「自己肯定感」という言葉は聞いたことがあるでしょう。自己効力感はこれと似て非なるものです。自己肯定感とは、「どんな自分もまるごと受け容れる」姿勢のこと。これがあれば、少々の失敗や挫折があっても「自分は大丈夫」と思えます。これに対して、自己効力感は「成功する自分」をいつもきちんとイメージできること。どちらも大事な、生きるエネルギーの源です。枠にはめ込んでいる人は、この双方の機能が落ちています。枠にはめるのは、失敗するのが怖いから。つまり自己肯定感が低く、少しの失敗に脅かされてしまうことが大前提となっているのです。自己効力感も低いため、「~できるはずがない」と決め込んでますます枠を縮めます。

    ・目標設定をするときのコツは、「自分が一番テンションの上がる内容」を最大限までイメージすることです。情熱を喚起させるには、単に「高い目標」「大きい目標」を立てるだけではなく、自分自身がワクワクするか、という視点が不可欠なのです。
    ・やる気の強さ=達成動機×主観的成功確率×目標の魅力
    ・達成動機とは、「成功せたい気持ち‐失敗したら嫌だという気持ち」の引き算で数値を出します。
    ・主観的成功確率とは、感覚的に、「どれくらいの確率で達成できるかな」と思う数値のこと。
    ・目標の魅力とは、その目標を達成することで、どれぐらい「誇り」に思えるかを数値化したもの。
    ・ここで重要なポイントは「主観的」な成功確率であるということです。そもそも「客観的な成功確率」なんて出せるはずはありませんから、ほとんどすべてのことは「主観的」です。つまり、自己肯定感及び自己効力感が高い人はここの数値が高くなり、そうではない人は、ここの数値がとても低くなりがちですから、どれだけ素晴らしい目標であっても、それが誇りになるようなものであっても、結果的にはモチべーションが高まらないことになります。

    ・完璧主義者の弱点は、計画なしに実行するのが苦手なこと。細かすぎて、視野が狭くなる傾向もあり。
    ・コーチやメンターに教えてもらうときには、WHY→HOW→WHATの順番で話すことです。まずは、なぜこの知識を得たいし思つたのか、これによって何をしたいのか、という動機。次に、どのようにすれば習得できるだろうか、というHOW。最後に、あなたに何を求めているか、というWHAT。

    ・参考書を選ぶときのポイントは、書店に行き、学ぶジャンルの参考書のうち、主だったものを全部引っ張り出しましょう。その上で、「よく知っている知識が載っている場所」を開さます。英語の関係代名詞が得意なら、そのぺージを開き、どの参考書が一番しっくり頭に入るかを見比べます。「自分だったら、こう説明する」のイメージに一番近いものが、一番合うテキストです。よく知る箇所でフィットするなら、未知の知識に関して記した箇所でも、同じように頭に入ってくるはずだからです。
    ・このとき安易に「よく使われている参考書だから」という理由で選ぶのは禁物。そうした参考書は、誰にとってもデメリットが少ない=無難でエッジが立っていないテキストだからです。たとえマイナーな出版社のものでも、「自分にしっくりくる」感覚のほうを優先しましょう。

    ・堅実家タイプは、穏やかで思いやり深く、協調性も大。慎重に、コツコツと物事を積み重ねるのが得意なタイプ。責任感が強く、決められたルール通りに物事を行うことができます。しかし安定志向が強い分、前例のないことには警戒心を抱きやすい面も。優柔不断で、リスクをとることが苦手なため、チャレンジ精神に火がつきにくい傾向あり。予定外の出来事に遭遇すると、動揺してしまうこともあります。不安を感じやすいため、あれこれと手を出してしまいPDCAが回らなくなってしまいます。一つのやり方を決めたら、必ずPDCAを回すことを心がけましょう。逆に「サンクコスト効果」に陥ることもあるため損切も必要。つまりは、変化に対する耐性をつけることが一番です。そして物事を変えるときは、行き当たりばったりではなく、1個ずつ試して分析することが成功のポイントです。

    ・楽天家は、単純作業も嫌いです。暗記作業などよもっとも苦手とするところです。しはいえ勉強は何であれ、「覚えること」から始まるもの。暗記的要素のまったくない分野はなく、そこを経ないと理解には結びつきません。そんなときに有効なのが「リフレーミング」です。一つの物事を、違う角度や視野で見てみる、という手法です。良いところをうまく見つけて「面白いよね!」と自分に言えば、なんとなくその気になれてしまうのです。

    ・モチべーションがどんなに高くても、方法論がしっかりしていても、ふとしたことで勉強が続かなくなることば多々あります。人は本来、とても怠惰な生き物だからです。人の行動は「面倒くさい」気持ちに強く影響されるということです。この「面倒くささ」をいかに取り除くかが、継続の秘訣です。
    ・そのもっとも簡単な方法は、「アフォーダンス」を利用することです。アフォーダンスとは、ある物体に対して、人が「これは~するモノだ」と感じる印象のこと。たとえば目の前にテレビがあって、手元にリモコンがあるとします。あなたは、リモコンを、「このテレビをつけるためのモノ」だと思うでしょう。これがアフォーダンスです。さて、そう思ったあなたは次にどうしたくなりますか?そう、テレビをつけたくなりますね。アフォーダンスは、次の行動を誘うものでもあるのです。「勉強しないと、と思ってもすぐテレビを見てしまうんです」と言う人に部屋のレイアウトを聞くと、「そりゃ、そうなるだろう」と思うことが多々あります。リビングの正面にテレビがあり、その向かいにソファ、すぐ手の届くところにリモコン。まさにアフォーダンスだらけ、テレビを見るのに最適な環境です。
    ・ならば、そのアフォーダンスをシャットアウトするのか一番の対策です。リモコンを戸棚の奥にしまい込む、テレビを壁に向ける、ソファのクッションを外して骨組みだけにする、など。逆に筆記用具やテキストは、手を伸ばせぱすぐに取れるところに置いておくのが基本です。
    ・「面倒くさい」という気持ちを起こさせる、「~しないといけない」という思いも手ごわい敵です。この「~しないと」を考える上で参考になるのが、三日坊主界の代表選手(?)、「日記」です。「日記を毎日つけられる人は、成功しやすい」と僕は思っています。というのも、日記とは「記録」にほかなりません。人の記憶は、いとも簡単に改鼠されるもの。しかし記録をつけておけば、その誤差を修正でさます。勉強に使えば、改善点の発見、ひいては成長に非常に役立ちます。
    ・日記が続かない人は、日記をつけるのが面倒くさくなるような「~しないと」を作り過ぎているのです。「このぺンを使わないといけない」「毎晩寝る前には必ず書かないといけない」などと考えるのはムダ。書く道具など何でもいいし、朝に書いたっていいのです。「面白いことを書かないといけない」という思い込みも、よくあるパターンです。こういう人は、「今日は書くこしがない」と思って頭をかかえ、そのうちに日記をつけるのがおっくうになります。毎日生きていると、とりたたて言うべきことがない日なんていくらでもあります。そんな日は「特になし」や「昨日と同じ」でいいのです。ありのままのことを、ただ書いていくのが記録です。たった一言だけの記述でも、それが貴重なデータとなります。変に条件を作らず、質にも量にもこだわらず、ただ書くこと。それが続けるコツであり、後々の自分へと役立てていくコツです。
    ・勉強もこれと全く同じです。「机の前に座らなくては」「このノートを使わなくては」などと考えだすと、その条件が満たせない時に体が止まってしまいます。学びに関することを、とにかく何かする。それを毎日していれば、気持ちがとぎれることはありません。

    ・勉強を始める時に、「まとまった時間」を求めるのはやめにしましょう。そんな日は待っていてもやってことないのです。その代わりに、「少しでも時間が出来れば勉強する」というモードに切り替えましょう。「隙間時間活用」です。

    ・「いい仕事」とは、①ワクワクすること、②儲かること、③社会貢献になること。この3つがそろっていないと、仕事は絶対に長続きしません。

  • 読了。ビリギャルの著者らしい。やる気でてきた。頑張ろう。

  • 性格別勉強法が興味深かった。ダイエットと同じで自分に合った方法を見つける必要がある。楽しい。

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著者プロフィール

つぼた・のぶたか●坪田塾、塾長。これまでに1300人以上の子どもたちを個別指導し、心理学を駆使した学習法により、多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げることで定評がある。経営者として、全国の様々な上場企業の社員研修や講演会に呼ばれ、15万人以上が参加している。著書『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』が120万部のミリオンセラーに。近著の『人間は9タイプ』も累計10万部を突破。第49回新風賞受賞。

「2018年 『「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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