面白くて眠れなくなる宗教学

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569837529

作品紹介・あらすじ

宗教とは何か? 仏教、キリスト教、イスラム教を中心に、宗教のエッセンスが鮮やかにわかる。ベストセラーシリーズ最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • キリスト教、イスラム教、仏教、儒教、ヒンズー教、神道など、主要な宗教の特徴や考え、歴史などを並べて把握できる。日本は儀礼文化であり宗教性が高い、なるほど。
    193冊目読了。

  • 面白くて眠れなくなるほどではなかった。

  • 死についての記述が印象的だった。
    死ぬということを、自分では確認できない。しかし、人は死に際して、何かを残そうとする。それは、自分が今まで死んだ人たちが積み上げてきた社会に支えられてきたから。だから、自分が死ぬときも、子、近親者、社会に同じように支えになる何かを残そうとする。
    そう考えれば、死はクリエイティブである。

  • 昨今の世界情勢を理解するのに宗教はなくてはならないだろうと手に取りました。宗教学の観点から、あくまでフラットに宗教の成り立ちや日本人の宗教観について解説されていて読みやすかった!

  • 宗教学、面白い。
    信じるものがある方が、それが道標となり、生きやすいのかな?と思ったり。思わなかったり。
    全ての物事の理由が神だとしたら、割り切れることもあるのかもしれない。

  • 眠れなくはならないけど、とっても面白かった。
    フラットで理解しやすい!

  • 社会はこんな風に成り立っているのかと目から鱗。そのような社会で自分はどのように生きていけばよいのか、考える指針を与えてくれる本。世の中の様々な考え方、人々の特徴ある行動など、今までなんとなく存在を知っていたようなことが、社会学では名前がついて研究対象となっているのだと気がついた。読みやすく、とても面白い。

  • 主要な宗教について、それぞれの宗教同士の関わりも含め多様な面から特徴を分かりやすく解いている。著者の時々入る鋭いツッコミも面白い。

  • 92
    ・宗教には理想とするライフスタイルがそれぞれ書かれている。
    ・仏教には迷いながら共に進むことをよしとする伝統がある。
    ・宗教と、合理主義とのそれぞれの限界を見た現在、次にどう向かうか?

  • 宗教とは何か、宗教学とは何か、各宗教の成り立ち、社会や文化、芸術との関わり…などがわかりやすく簡潔にまとまっていた。
    自分の考えに照らしながら読むとなかなか興味深い。日本人は無宗教と自分も含めて思っていたが、たしかに宗教的側面は色濃く残っているなー等。
    宗教を勉強する一歩目として概略を知るにはうってつけだと思う。

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著者プロフィール

1958年生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科修了(宗教学専攻)。
著書に『信じない人のための〈宗教〉講義』(みすず書房)『信じない人のための〈法華経〉講座』(文藝春秋)『人はなぜ「神」を拝むのか?』(角川書店)『初めて学ぶ宗教――自分で考えたい人のために』(共著、有斐閣)『超訳 法華経』(中央公論新社)『宗教のレトリック』(トランスビュー)ほか。
訳書に『宗教の系譜――キリスト教とイスラムにおける権力の根拠と訓練』(T・アサド、岩波書店)『世俗の形成』(T・アサド、みすず書房)『心の習慣――アメリカ個人主義のゆくえ』(R・N・ベラー他、共訳、みすず書房)『ファンダメンタリズム』(M・リズン、岩波書店)
『科学と宗教』(T・ディクソン、丸善出版)ほか。

「2014年 『宗教で読み解く ファンタジーの秘密 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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