進む、書籍PR! たくさんの人に読んでほしい本があります

  • PHP研究所 (2018年3月27日発売)
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本 ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784569837970

作品紹介・あらすじ

『おやすみロジャー』など数々のベストセラーをつくってきた著者が教える「売れない時代」の「売り方」「仕掛け」「人の巻き込み方」。

感想・レビュー・書評

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  • 書籍PRという職業があることも知らなかったですが、読んでみるとなるほどと思えます。

    本が売れる為には本の出来具合だけでなく、それをメディアなどを利用していかに世間に周知させたりPRするかというのは非常に大きいんですね。

    売れる本の舞台裏をのぞき見ているようでとても興味深い内容でした。

    面白かったです。

  • 本の本
    メディア

  • 023?4?

  • 朝、出勤途中の車の中で聞いていたFM クロノスに著者が出演されていて、興味を持っていた。だが、お名前も書名も覚えておらずそのままに。それが、今日、「書籍PR」という単語が目に飛び込んできて、手にとってみたら、間違いなくあの時の本だった。
    書籍PR(パブリシスト)という仕事があるとは、あの放送を聞くまで知らずにいた。そして、この書籍で、その仕事の内容がはっきりとわかった。
    著者・出版社側とメディアの橋渡し役でもあり、PR企画のまとめ役であり、営業でもあり、いわば本に関しての一人広告代理店のような仕事といえるだろう。
    ここに書かれている著者の代表的な仕事に関しては、御本人は表にはでないけれど、仕事の成果は目にしたり耳にしたりしていたもの。「あのテレビ番組であの本がとりあげられたのは、こういう過程があってのことか!」と、興味深く読むことができた。
    やさしく丁寧な語り口の文章で、読みやすく、あっという間に読んでしまった。
    自分なりのポリシーを持ち、依頼を受ける作品を決めることや、メディアとの交渉のすすめ方、チームを機能させる術など、どんな仕事をしていく上でも参考になると思う。

  • 「書籍PR」しかも、フリーランスでそういう仕事をしている人がいることを知らなかったので、興味深く読みました。
    ひとことで言うと、本は、作ることがゴールじゃないんだなという、ごく当たり前のこと。よく「普段本を手に取らない人が買う本がベストセラーになる」などと言うが、それも人に周知されるからこそ。知られてない本は売れないし、話題にもならない。それは自明の理。
    本書は、PRする本を紹介する「絵」が浮かんでくる場合に仕事を引き受けるとも書かれていました。それはほかの仕事でも同じこと。本のPRについて書かれていますが、いろいろな仕事に通じることだと思った。
    個人的には、一読するだけではわかりにくい文章というのが何か所かあって(雰囲気では通じるけど)、担当者は気づかなかったのかな…と思った。

  • 本のPRをされてる、奥村さんのエッセイ。
    書籍のPRをこういう立場でされてる方はあまり聞かないので、気になって読んでみました。

    エッセイの形式をとっているので、ご自身視点ての本のPRというお仕事語りが多く、俯瞰した形ではとくにかかれてなかったのですが、最後に具体例がかかれてて、それは参考になりました。

  •  フリーランスの書籍広報の方のお仕事本。具体的なタイトルが出てきて、日常的に書店に通っている人からしたら、それだけで面白いから、ちょっとズルい。

     さて、この本から学ぶべきは、一人の力ではベストセラーは生まれないということだと思う。宣伝して、商品を作って、商品をお店に並べて、また宣伝して、というループは一人じゃできないからね。

  • 出版社にいるならば役立つ内容。同じメディアでも、テレビやラジオのことを知るにはいいと思う。ただし、一般書と児童書前提で、目的が明確な専門書は対象外。

  • パブリシスト=本を「売り込む」仕事

    あらゆるメディアに向けて、その本の存在を売り込み、番組や特集、著者のゲスト出演やインタビューなどで取り上げてもらえるよう働きかけることで「本と読者の出会い」を増やす仕事

    『おやすみ、ロジャー』『ヨガ友』『ワンダー』を世に出し、ベストセラーに押し上げた著者が、書籍PRという仕事の全貌を紹介する

    本書もパブリシストの手によって世に広がっているのかもしれない

  • 実体験を元に書いているのだろうけど、特に書く事がない。

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著者プロフィール

本しゃべりすと

「2018年 『進む、書籍PR!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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