星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569840741

作品紹介・あらすじ

田舎町の本屋と、ある書店員の身に起こった奇跡を描き、全国書店員の共感を集め、2017年本屋大賞5位になった『桜風堂ものがたり』。その続編の登場です!
郊外の桜野町にある桜風堂書店を託され、昔の仲間たちとともに『四月の魚』をヒット作に導いた月原一整。しかし地方の小さな書店であるだけに、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない、という困難を抱えることになる。そんな折、昔在籍していた銀河堂書店のオーナーから呼び出される。そのオーナーが持ちかけた意外な提案とは。そして一整がその誠実な仕事によって築き上げてきた人と人とのつながりが新たな展開を呼び、そして桜野町に住む桜風堂書店を愛する人たちが集い、冬の「星祭り」の日に、ふたたび優しい奇跡を巻き起こす。
今回も涙は流れるかもしれません。しかし、やはり悲しい涙ではありません!

感想・レビュー・書評

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  • 前作「桜風堂ものがたり」の続編。
    あ~大まかな内容は覚えてるけど、もう細かい所は忘れてしまった・・・

    でもでも本当に優しい内容。
    星野百貨店もそうだし、銀河堂書店もそこのオーナーも素敵な人ばかり。

    苑絵と渚沙の出会いもいいし、そっと渚沙を見守る蓬野さんも素敵。

    最後はサイン会でみんなの気持ちが1つになって、小さな町も小さな本屋さんも、み~~んな幸せになったって感じです。

  • 地方の小さな書店・桜風堂で働く一整。人気作の配本がないとか店の運営を悩む。そんな中、近所の人々の助けや、以前務めていた銀河堂のオーナーからあることを提案され…。この物語は本、本屋が好きな人向けかな。本屋愛が伝わってくる。そして、おとぎ話というかメルヘン、夢いっぱいの本でした。一整が始まりだけれど、桜風堂を取り巻く人の、その人たちの思いの本かな。これで桜風堂のお話が終わってしまうのは残念。そして、自分自身も思い出すけれど、小さい頃の本屋さんは好奇心がいっぱいの不思議なところ。そういう思いはいまの子供にも残したいと切に思う、身近な存在、町の本屋さん生き残って欲しいですね。

  • +++
    田舎町の本屋と、ある書店員の身に起こった奇跡を描き、全国書店員の共感を集め、2017年本屋大賞5位になった『桜風堂ものがたり』。その続編の登場です!
    郊外の桜野町にある桜風堂書店を託され、昔の仲間たちとともに『四月の魚』をヒット作に導いた月原一整。しかし地方の小さな書店であるだけに、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない、という困難を抱えることになる。そんな折、昔在籍していた銀河堂書店のオーナーから呼び出される。そのオーナーが持ちかけた意外な提案とは。そして一整がその誠実な仕事によって築き上げてきた人と人とのつながりが新たな展開を呼び、そして桜野町に住む桜風堂書店を愛する人たちが集い、冬の「星祭り」の日に、ふたたび優しい奇跡を巻き起こす。
    今回も涙は流れるかもしれません。しかし、やはり悲しい涙ではありません!
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    いろいろあって銀河堂書店を辞め、桜風堂書店を任されることになった月原一整とその周辺の物語である。田舎の小さな個人書店である桜風堂には、さまざまな問題や悩みが尽きない。人気作家の新刊が配本されなかったり、店内の展開が思うようにできなかったり、人手が足りなくても専門の人を雇うことができなかったり、と。そんなたくさんの問題を抱えながらも、周りの本が、書店が好きな人たちに助けられ、紙の本離れや書店の閉店の一因ともいえるインターネット上のネットワークまでもが味方になって、桜風堂を盛り上げてくれる様子には胸が高鳴った。何事も、諦めては何も始まらないのだ。こうしたい、こうなりたい、これを守りたい、という思いを持ち続けてこそ、ほんの小さなきっかけを見逃すことなくつかまえられるのである。次々に歯車がかみ合うように、星まつりの夜に向けて高まっていく興奮が伝わってくるようで、あたたかくこみ上げるものを抑えきれない一冊だった。

  • ささやかに懸命に生きている人たちが報われてほしいという著者の思いを感じる。夢物語ではあるけれど、そういう社会であってほしいという願いに共感。

  • 村山早紀さん、桜風堂ものがたりシリーズ「星をつなぐ手」読了。桜風堂書店を手伝う一整と星祭りに関する物語。桜風堂書店の未来に向けて動き始めたところで銀河堂書店、店長柳田から連絡をもらうのだが。。前作で気になっていたアレコレが進展し、うまく進みすぎてるようにも感じますが、良かったです。やっぱり苦労をした人は幸せになってもらいたいし、隠れた才能は世の中に出てほしい。中でも苑絵の絵には感動した。映像で見てみたい!もっと一整と苑絵の間も進展して欲しかったなぁ。またどこかで桜風堂書店の様子が見たい。オススメです♪

  • 山間の本屋さんで働く月原一整。彼を信じ応援したいと思う人達の力を借りて一つの企画が動いていく。そういう人たちが周りにいるのは彼自身の生き方が齎したものだろうか。(もたらすってこんな字なんだ。拡大しないと細部がよくわからない。いったい何画あるのだろう?)
    思い立って考える、思い立って動く、心の隅に小さな星がたくさん輝くと嬉しいな。

  • 2018.10.14読了

    桜風堂さんシリーズ第2弾。
    子供の頃はたくさんあった本屋さん。いつの間になくなってしまったのだろう。
    私を幸せにしてくれたあの空間、もっともっと大事にすれば良かった‥。

    全ての登場する人たちがみんな幸せになってほしい、そんなお話でした。

  • 人を想う気持ち。
    想いってほんとうに大切だ。
    想うだけで通じることってあると思う。

  • ほぼいい人しか出てこないし、ため息をつきたくなるほどいい話。地方の書店がこんなに愛されるってあるだろうか。作家が立ち寄る書店ていいなぁ。ネット書店は大人には便利だけど、子供にはリアル書店がないとだめってことを忘れがち。

  • 登場人物一覧を読んだだけで、あのほんわかした優しさが心に戻ってくる。本作品も桜風堂の月原一整の優しさが周りの優しさに共鳴する。そして、こんな幸せな世界に住みたい!と思ってしまうほどの奇跡が起こる。書店員は本を売るのが仕事かもしれないけれど、一整は本だけを売ったのではない。本に幸せを添えて、お届けしたのだと思う。そのように買った本は、買った本人が気付くかどうかは別にして、その人を良い方向に導くはずだ。心が温かくなりました。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『星をつなぐ手 桜風堂ものがたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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