美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 238
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569840765

作品紹介・あらすじ

絵画のなかのあの美しいひとは……。美が招くのは幸運か破滅か。ベストセラー作家が、気になる名画の奥に潜む人間ドラマを読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • いつも楽しみにしてます。

    でももっとartに踏み込んでいきたい。

  • その意味を知ることで絵画はいっそう面白くなる。中野先生の解説で、絵画のなかの美しいひとたちは、一層輝きを増す。とても勉強になったし、おもしろかった。

  • 人気の美術評論家の中野京子さんの新作。
    有名な絵から美男美女のみを集め解説した本作だか、周りの小物や背景からその人物の出身や宗教的意味の解説があり、ご本人のおっしゃる通り、絵画鑑賞の際はその意味を知った上でみた方が俄然面白いと思わせてくれました。
    あと意外と女性画家が多くそれも面白かったです

  • 「怖い絵」は良かったんだけど、これは今ひとつ。

  • 絵画に残る美女たち

  • やっぱり中野京子さんの文章は情熱が溢れてて読み応えがある。クリムトのユディトを見たばかりだからアルテミジアのユディトは胆力のある女性として描かれていて、違いが面白い。ローランサンの憂いげなシャネルの肖像画を注文主のシャネルは送り返した。何もないところからのし上がったシャネルからしたら気骨が足りなかったのかも。タラマの自画像を初めて見た。無機質なかっこよさの中に色気がある。

  • 第1章 古典のなかの美しいひと
     プロセルピィナーロセッティ
     アポロンとマルシュアスーペルジーノ
     ユーディットと侍女ーアルテミジア
     小椅子の聖女ーラファエロ
     マグダラのマリアークリヴェッリ
     スザンナと長老たちーファーブル
     麗しのロジーヌーヴィールツ
    第2章 憧れの貴人たち
     侯爵夫人ブリジータ・スピノラ=ドーリアールーベンス
     デヴォンシャー侯爵夫人ートマス・ゲインズバラ
     狩りのディアナーフォンテーヌブロー派
     自画像ーヴァン・ダイク
     ゾフィ大公妃ーシュティーラー
     醜い公爵夫人―マサイス
    第3章 才能と容姿に恵まれた芸術家
     シャネルーマリー・ローランサン
     凸面鏡の自画像ーバルミジャニーノ
     バイロンートーマス・フィリップス
     リストーアンリ・レーマン
     サラ・ベルナールーミュシャ
     自画像ータマラ・ド・レンピッカ
    第4章 創造意欲をかきたてたミューズ
     商人の妻のティータイムークストーディエフ
     ブージヴァルのダンスールノワール
     モンテスキュー伯爵ーボルディーニ
     夢ーパブロ・ピカソ
     忘れえぬ女(ひと)-クラムスコイ
    あとがき

  • 絵の素養が全くないので、どの絵画も新鮮な気持ちで読めました。

    絵もただそのものを鑑賞するだけでなく、本書のような背景を知ってからの方が、心に残ると前々から思っていました。

    著者の他の本も読んで、これまで以上に、絵の世界にも興味を持ってみようと思います。

  • 著者の中野京子女史は本業は作家、ドイツ文学者だが、近年「怖い絵」展をキュレーションして評判を得た方。中野女史とか日本美術の橋本麻里女史、美術をテーマとしたフィクションを得意とする人気作家の原田マハ女史など、切り口の面白い女性美術史家が増えてきたのは頼もしい限り。ひと昔前だったら精緻で広範囲なリサーチを得意とする男性美術史家から中途半端に小利口なこと言いやがってとか所詮はお嬢さん芸とか言われてそうだが、知識も大事だが感性も重要、という今の時代にあって、彼女たちの仕事ぶりは非常にニーズに合っていると言える。

    この本に収載されている美男美女の中で、印象に残ったのは冷たい感じのマグダラのマリア、雄々しいユーディット、そして表紙にもなっているこの憂いのある黒髪の美女。時間つぶしにはもってこいの本。

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著者プロフィール

作家・ドイツ文学者。北海道生まれ。2017年「怖い絵」展特別監修者。「怖い絵」シリーズ、「危険な世界史」シリーズ(すべて角川文庫)、『新怖い絵』『怖い絵のひみつ。「怖い絵」スペシャルブック』(ともにKADOKAWA)、『印象派で「近代」を読む』(NHK出版新書)、『中野京子と読み解く運命の絵』(文藝春秋)、 『欲望の名画』(文春新書)、「名画で読み解く12の物語」シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』(PHP新書)、『ARTGALLERY第5巻「ヌード」』(責任編集、集英社)など、著書多数。

「2019年 『もっと知りたい「怖い絵」展』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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