作品紹介・あらすじ

リンダ・グラットン、ジャレド・ダイアモンドら世界の知の巨人は今何を考えているのか。AIから国際情勢、人生戦略まで、未来を見通す一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 世界有数の知性たちへのインタビュー集。
    気になっていた本の著者の話が読めて、やはりその本も読まねばと思った。
    さらっと読めるが、目を開かせるような話もあって、まさに「安くてうまい」本。

  • 世界的ベストセラーである『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイヤモンド、『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ、『LIFE SHIFT』のリンダ・グラットンといった、人類の過去と未来についてのこの上ない語り手たちのインタビューを収録した本。

    やはりジャレド・ダイヤモンドとの対談を収録した『知の逆転』や、本書と同じインタビュアーによる『知の最先端』(カズオ・イシグロやダロン・アセモグルのインタビューを収録した本書もなかなか面白い)の二番煎じかと思いきや、本書は、今最も重要で、最も我々が知りたい問いである、「AIにより人類の未来はどうなるのか?」を全体を貫くテーマとしていて、タイムリーかつ刺激的だ。

    特に、『サピエンス全史』で、認知革命、農業革命、科学革命という3つの革命で人類の歴史を見事に描ききったユヴァル・ノア・ハラリのインタビューがダントツに面白い。ハラリ曰く、「21世紀になり、民主主義は人類が今直面している難題を処理する能力を失いつつある」ところ、「その主因はテクノロジーの進展」であり、「有権者も政治家も、世界で何が起きているのか正確に把握できなくなる」し、「10年先、20年先、30年先がどうなっているのか、理解している人は誰もいない」という。「政治家はもはや将来のビジョンを提示できないし、物事の趨勢をコントロールして導くことができない」のであって、「政治家も有権者も置き去りにしたまま、テクノロジーだけが劇的に変化を遂げ、人々の生活や国政をも変えているのが現状」という…。

    人類の未来、というのが大げさなら、30年後の自分の未来を思い描くのにとても有益な本。

    (2018/6/18読了)

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プロフィール

ジャレド・ダイアモンド
1937年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校。専門は進化生物学、生理学、生物地理学。1961年にケンブリッジ大学でPh.D.取得。著書に『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』でピュリッツァー賞。『文明崩壊:滅亡と存続の命運をわけるもの』(以上、草思社)など著書多数。

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