なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 133
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569841700

作品紹介・あらすじ

1本25万円の生ハムセラーが順番待ちの理由は? 値上げから値下げまで「儲かる価格の仕組み」を日常的な例で面白く分かりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 95冊目 9-9

  • お金だからこそ人の本性がでる。
    行動経済学=心理学だと感じた。
    週刊住宅情報が代金を回収していないのはビックリ
    その結果、リクルートは市場を独占したわけで、安い買い物だったという感じ
    下取りが、購入心理を後押しするというのは、なるほどと思わされた。

  • アンカリング、フレーミングなどの行動経済学の入門的知識と、ブランド信仰とを組み合わせて、素人を騙そうという本。

  • 値付けについての本。
    ようは行動経済学(もしくは心理学)にもとづいた考え方なんだろうなと思った。
    昔、「100円のコーラを1000円で売る方法」という本があったけど、言いたいことは基本的にこの本と同じだと思う。ただ、本書は表紙に女性の絵が描かれてあるけど、「100円のコーラを1000円で売る方法」と違って小説ではない。
    と、ここまで書いて念のため調べて気づいたけど、著者が同じだった……。
    大塚家具がニトリ路線を目指そうとするのはやっぱり失敗だったよねと思った。路線変更時から言われてたけどね(もちろん、中には娘支持の人も多かったので、そのまま安くする路線になって失敗しちゃったわけだけど)。あの親子は和解しそうな雰囲気でなにより。
    Netflixの動画コンテンツ制作費が2018年の約1兆4000億円らしく、これはハリウッドのすべての映画スタジオの製作費の合計を超えていると書かれてあって衝撃。Netflixってそんなに儲かってるのか。自分は一時期使ってたけど、すぐにやめた(正確には、無料期間内で解約しようと思ったけど、解約し忘れていて1か月延長することに……)。
    「安すぎて、品質が不安だ」「安いけど、品質に不安はない」「高いけど、買う価値はある」「品質がよくても、高すぎて変えない」といった質問は、時々アンケートサイトのアンケートでされる。PSM分析というらしい。こういう質問、いつも考えて値段を書くのだけど、そもそも、こういう商品がでたとしても自分はタダでも買わないと思う商品も結構あったりして、どうしようか迷うことがよくある。

  • 当たり前のことばかりのように思うが、改めて文章で読んでみると、普段きちんと考えられていないと感じた。
    大抵、ライバルの価格基準になり戦略的に商品の価格を決めれていない。

  • いま必要としている本だった

  • 前半では低価格、無料、サブスプリクションモデル、値引きなど顧客の金銭負担を押し下げても儲かる仕組みを解説。後半では商品の見せ方、希少性(バリュープロポジション)、値ごろ感、顧客ロイヤリティ(ブランド)などで高く売る方法を説明。何れも豊富な事例を織り交ぜて解説し、行動経済学でその理論的裏づけを説明しつつマーケティングでの視点もあわせて解説します。様々な事例をとても分りやすく説明した後からマーケティング用語が登場するので、とてもスムーズに読み進めることができました。

  • あっさり読み終わる。
    価格設定だけでなくブルーオーシャン戦略とかにも軽く触れれられているし、具体例が多く読んでいて面白い。
    マーケティングのとっかかりとしては、とても良い本だと思う。また、参考書籍も紹介されていて次にもつながる。

    ブランドを作るものもまた、価格なんだなぁと改めて感じます。安易な値下げ・値引きをしがちな人、価格設定が恣意的になりがちな人にはぜひ。知っておくだけで、価格設定に慎重になることができるし、安いが正義・売るためには値引きみたいな日本の風潮において、本当に儲けるための活動に対しての説得力が増す。

    2019.2.7?~ 2.1*

  • 値決めは経営とは稲盛さんの言葉ですけど、
    もっとも戦略的に決定されるべきものだというのは本当に間違いのない話です。

    この本はそうした値決めに関わる視点を
    事例を多く出しながら説明してくれます。
    ただ新書という形態もあるとは思いますが、考え方の紹介にとどまっていて
    なぜその価格にしたのかというプロセスと基準はそれほど詳しくないです。

    どのような選択肢があるかを押さえる分にはいいけど
    あまり実践的ではないかな。

    高ければいいという訳でもないし、
    安ければいいという訳でもない。奥の深い話ではありますが
    シンプルに2つの関係で考えるのがベストだろうね。

    つまるところ「何を」「誰に」売るのか。
    この時の「何を」と「誰に」をどれだけ精度の高いものにできるかが
    価格決定に入る前の大事なプロセスだろう。
    たとえばヤナセの「クルマはつくらない、クルマのある人生をつくっている」なんかは
    「何を」売ってるかを明確に意識したコピーで、こうしたものが価格を導いている。

    あと、さらに個人的な見解になりますが
    個人の範囲でする仕事はスケールメリットが働かないので
    基本高い商品としての振る舞いをするのがよいです。
    職人のようにオーダーを聞くにしても、独創性を発揮するにしても
    いずれにせよ一品モノ的性格があればそれは常にプレミアムになるはずなんで
    プレミアムを恐れない値付けが大事です。



    >>
    コスト削減をせずに値下げ勝負を仕掛けると、現場では何が起こるか?従業員には、「とにかく頑張れ」「サービス残業で乗り切れ」と発破をかける。
    取引先には、「仕入れ代金を下げてくれ」と無理をお願いするようになる。
    赤字覚悟で、特売セールする。そして安さ目当てのお客さんだけが集まってくる。(中略)
    コスト削減なき値下げは、まさに「麻薬だ」。(p.65-66)
    <<

    長い引用ですが、なんというかデカデカと張り出したい。

  • 東2法経図・6F開架:KW/2018//K

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著者プロフィール

ウォンツアンドバリュー代表取締役

「2019年 『売ってはいけない(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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