ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在 (PHP新書)

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  • PHP研究所 (2019年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (285ページ) / ISBN・EAN: 9784569843100

作品紹介・あらすじ

中国共産党に忠実で、清く正しい人々。ゴミ一つ落ちておらず、スリもいない完璧な町。だが、この地のウイグル人たちをよく観察してみると、何かがおかしい。若い男性は相対的に少なく、老人たちに笑顔が見られない。観光客に接する女性たちの表情は妙に硬い。いまSF小説の世界にも似た暗黒社会が、日本と海を隔てた隣国の果てにあることを誰が想像しただろうか。さらに共産党による弾圧の魔手は、いまや在日ウイグル人にまで及んでいるという。現地ルポとウイグル人へのインタビューから浮かび上がる「21世紀最悪の監獄社会」の異様な全貌。「一帯一路」という大国の欲望に翻弄された弱小民族の悲哀が浮かび上がる。
序  章 カシュガル探訪――21世紀で最も残酷な監獄社会
第一章 「再教育施設」の悪夢――犯罪者にされる人々
第二章 民族迫害の起源
第三章 世界の大変局時代における鍵――米中そして日本

感想・レビュー・書評

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  • 大胆で包括的な民族浄化が中国で進められています。先ずはチベット、そして、ウィグルです。宗教を否定し、髭を認めず、言語を奪う。民族のアイデンティティを収奪します。拷問や性的虐待、洗脳など強制収容所の実態は酸鼻を極めます。「天網」や携帯を駆使した監視システム下で生活する息苦しさ。ウィグルに目をつぶって、ジェンダーや人権を問題にしているのが滑稽なくらいです。中国の圧倒的なパワーのもと、国際社会の無力さが辛い。

  • …とにかく胸糞が悪くなる(言葉が悪くてすみません)
    読後数日置いたが、感想を書こうとするとやはり気持ちが悪くなる。。
    2020年の現代ですよ?と、読みながら何度思ったか。本書は昨年出版だが、この1.2年でウイグル人絡みのニュースを目にする機会は増えた。
    (もし見たことがない方は、新疆(しんきょう)ウイグル自治区 ウイグル人 などでググれば出てきます。Tiktokの少女の投稿も昨年のこと。)
    放置していい訳がない重大な人権侵害。状況証拠や脱出したウイグル人達の事例が散見されすぎている。

    ナチスはユダヤ人他をことごとく焼却したが、中国で今起きていることはより巧妙で罪深いことではないのか?
    自国内での少数民族弾圧を「テロリスト鎮圧」に擬態し正当化したり、再教育施設という名の収容所や街の監獄化、臓器移植ビジネス疑惑しかり。

    中国は内政干渉だと逆に国際社会を非難しているが、これが許されるとでも思っているなら、民主主義国家とは付き合わないと言っているのと同義だ。

    中国の一帯一路に忖度し、豚肉を食さない「清い臓器」をもつウイグル人を、アラブ諸国が本当に見捨てているのだとしても

    世界に脈々と流れる自由主義の潮流がこんな非道許す訳がない。
    (一万歩譲って、民族や文化や宗教を否定し共産党化するのを「他の中国人も対象だ」くらいに思っているのかもしれないし、女性が妊娠できない体にするのを「中国の一人っ子政策の延長」くらいの感覚なのかもしれないし、最近香港に言ったように中国には三権分立(つまり客観や自由)は無く共産党が行政を実行するのみだからこれ(違う者への弾圧)は普通のことだ、などと思っているのかもしれないが。)

    中国政府は一刻もはやく監査を受け入れるべきだし、犯罪を止めるべき。どんだけ無法者なんだ。

    …アウシュビッツ関連といい、極端な教義に、閉鎖的な空間、無関心で何が行われているか無知な大衆、そしてサイコパス(サディズム)の要職者、が揃うと悲劇が拡大する気がする。

    世界中のウイグル人の方々が一日もはやく救われることを心から祈ります。

  • ジョージオーウェルの小説「1984」の実写版のような話でした。
    監視国家による民族、宗教弾圧!が実際にあるとすれば、とても恐ろしいと思いました。
    これは単に他国内の問題ではなく、民族、宗教、外交、テロ対策などなど、複雑に絡んだ問題なので、とても奥が深いです。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • タイトル通り、「ウイグル人に何が起きているのか」について、中国政府に人種・文化ごと迫害されている現在について、実地取材や、今は中国の一部・新疆ウイグル自治区となってしまっているその土地の歴史について分かりやすくまとめてくれている。
    文章も読みやすく、多くの事項を小項目で少しずつまとめてくれているので分かりやすい。

    実地取材の様子では、執筆当時の2019年から20年前に著者が両親を連れてウイグルの地域を旅行した時の現地の様子と比較して、現在のウイグル自治区の様子が写真資料付きで描かれており、その差がとても分かりやすい。
    なぜウイグル人に対してこのような施策を習近平や中国政府が取っているのか、その理由も事実からの推測ではあるが解説してくれており、歴史書としてもわかりやすい。
    また一部当事者のウイグル人の方々の証言も掲載されており、実際にどのようなことがあったのか?を(証言集に比べれば)ライトに書かれており、日本にいても同胞や中国人にスパイとして監視されているかもしれない恐怖・家族が強制収容所に入れられてしまうなどの恐怖が常に付き纏い生きた心地がしない様子も、分かりやすく伝えてくれている。

    新疆ウイグル自治区は一時期とはいえ東トルキスタンという一つの国として独立した実績がある。
    そんな大きな一つの民族の文化や暮らし・人権が迫害されており、それが世界的に止めることも批判することもできない…
    中国とソ連(当時)の間で国家のやり取りの材料にされていた感もあるので余計やるせない…
    ウイグル人にノーベル平和賞を!は、来年以降も願い続ける悲願であるかもしれない…実現するのはいつだろう。
    ウイグル問題を包括的に知りたい!という方には、新書としては入門書にとても適していると思う。
    ただ、強制収容所での様子など、凄惨な実態をもっと詳しく知りたい場合には、いくつか発行されているウイグル人の方々の証言集や証言書籍をあたるのが良いかと。
    それらと合わせて読むのがおすすめ!と思いました。

    章ごとの目次を備忘録がてら載せます。


    序章 カシュガル探訪ー21世紀で最も残酷な監獄社会
    第一章 「再教育施設」の悪夢ー犯罪者にされる人々
    第二章 民族迫害の起源
    第三章 世界の大変局時代における鍵ー米中そして日本
    あとがきにかえてー日本にとってのウイグル問題
    参考資料一覧

  • 報道などでたびたび見かけていた中国国家による、ウイグルに対する強権的なふるまい。正直これまでどこか遠いところのイメージが強かったのですが、今はウイグル問題がある意味、世界の試金石になりうるかもしれないとも感じています。

    本の中では著者のウイグルでの取材の体験や、これまでの報道のまとめ、日本にいるウイグル人への取材、そしてウイグルの歴史などが書かれています。

    ハイテク技術も使った住民たちの管理、強制収容、洗脳、拷問……、思い浮かべたのはジョージ・オーウェルの『1984年』だけど、あれはフィクションだからまだ救いがあった分だけマシだったのかもしれないとも思います。
    ビック・ブラザーが現実化した、もしくはそれ以上の悲惨さかもしれない。本の中でウイグルと臓器移植をめぐる疑惑について結構ページが割かれているのだけど、これが本当に真実だとしたらと思うと……。そして今の中国を見ていると、絵空事にも思えない。

    日本に住むウイグル人たちの言葉も信じがたかったけど、おそらく真実なのだろうな、とも思います。親戚や家族までが収容され会えない、もしくは殺されている、ということはもはや普通のこと。
    それでもおおっぴらに助けを求めることもできず、同じ民族内でも、スパイを疑って心を開けない。日本国内にこんな人がいるなんて、にわかに信じられないけど、これも真実なのだろうと感じます。

    中国がウイグルに関心を持つ理由というのは、民族統一のためだけでなく一路一帯構想など地政学的な意味もあるそう。そしてウイグルの支配を容認する国もちらほら見られます。それはいずれも中国のような強権的な国家。
    もしこのまま中国のウイグル人支配と根絶が成功すれば、それはほかの強権国家にとってもモデルケースになるし、より広い範囲で見れば、民主主義のほころびを突き崩すきっかけになるかもしれない。社会的弱者やマイノリティを一顧だにしない強権的な考えが合理的というメッセージにもなりうる。

    だからこそウイグル問題は民主主義と独裁・強権主義という価値観の相剋であり、その価値観の優勢を期せずして図る物差しになっているように感じました。

    米中対立に挟まれる日本。難しいところ、考えるべきところはもちろんあると思うけれど、ウイグル問題をはじめ世界の人権問題を考えることは、民主主義の価値観を持ち続けるための、抵抗なのかもしれないと読み終えて思いました。

  • G20の時にラビア・カーディルさんが来日してウイグルの苦境を訴えている映像をほんの少しだけでしたが見ました。ずっとチベットだけを注目していましたが、初めてウイグルについて意識的に調べてみようと思い立ちました。
    チベットよりずっと情報が少なく書籍も少ない。そんななか出たばかりの本書を購入しました。
    どれほど公平に見ても今ウイグルは民族浄化を受けている最中で、いずれウイグルの歴史も消え去り民族としての体をなさない状況になる事でしょう。デジタルの檻の中で常に監視されて、少しでも意に染まない言動が有ればすぐに連行され帰って来られるかも分からない。100万人規模のウイグル人が捕えられていると思われます。
    これだけ大規模な国際的な犯罪行為が見逃されている原因としては、当然諸国の中国への忖度が有るのはもちろん、絶望したウイグル人たちが行うテロによって、中国への無差別テロを行う無法な人々というイメージを世界的に植えつけられているという事が有ります。
    中国の無法な弾圧についてはチベットへの目を覆う惨状で世界が知っています。それでも限りなく国際社会で無い事にされているウイグルに対する弾圧。
    子どもを妊娠しているウイグル女性を強制的に堕胎する政策なんて、どう考えても人間のする所業ではないし、それを聞いた漢民族の人々はどう考えるんでしょう。出産数を減らして、出来るだけ漢民族を入植させて結婚させ、民族ごと消し去ろうとする恐ろしい策略です。
    人間はどうしてこんなにも愚かなのでしょうか。この征服欲というのは一体誰から発生しているものなんでしょう。個人だとそんな事ないはずなのに集団になるとどこの国も人もおかしくなってしまうんですね。救いが無い・・・。

  • ニュースやメディアで取り上げられている内容とそこまで大きな差はないと思います。

  • 産経新聞の記者の福島さんによる2019年発行のウィグル問題の解説書。自身での中国で見聞したことや、他の欧米のジャーナリズムの取材を基に要領良くウィグルの問題を扱っている。特に20世紀以降のウィグル独立運動が、覇権国家や中国共産党内の政争とどのように関わってきたかについてはよくまとまっている。
     一方、現在のウイグル人の置かれている「この世の地獄のような惨状」に関しては、ウイグル人の手記などもっと生々しいレポートや書籍があるので、そちらを参照しないとこの本からは伝わってこない。
     日本はG7の中で唯一ウイグル人などの人権問題などについて非難声明をだしていない国だったが今年4月に衆議院において国会決議がなさている。208回国会決議1号。しかし、その後のアクションがなされているようには思われない。包括的にどのように人権を守っていくのか見守りたい。

  • 新疆ウイグル「自治区」という名称で知るこの地域が蹂躙されている事実が克明にレポートされている。現地では最近ではジャーナリストの取材は大変な困難と思うのだが、福島氏が訪れているのは2019年5月! 肝の座った取材をしている。そこにはあるのはCCTVに監視された作り笑顔、民族消滅の危機に瀕したディストピアだ。日本はウイグルの人たちに何が出来るか。中国共産党の拡張主義に如何に対峙すべきか。1章は胸を締め付けられるような現地レポート。3章、氏の主張は力強い。

  • 本当にショッキングな内容で、少し古い本なのかなと思って出版年を見ると2019年とあり、さらにショックを受けた。
    日本でも無印やユニクロが新疆綿を売りにした衣服を出している。それを指摘された時の回答内容は曖昧で、不安になる。強制労働による産物を知らないうちに買っているかも、と思うと、ゾッとする。

  • 恥ずかしながら、ウイグル問題については新疆ウイグル自治区という区域がある、ということしか知らなかった。
    現地で今起きてること、今まで起きてきたこと、中国の思惑などなど非常に勉強になった。
    自分がアンテナを張ってなかったのも問題だが、日本での報道における重要度の低さも問題かと思った。

  • ウイグル自治区、そして中国の近代史を何もしらない状態で読み始めたので結構キツかった。歴史が入り組んでるのと、実際起こっていると信じたくないような内容で。転生先の異世界ですか?と言いたくなるような描写に、目を背けたくなるけど、まずはきちんと知ることが大事だと思うので、読めてよかった。

  • いても立ってもいられなくなる。自分の身をもって確かめ、更に行動したい。

  • 中国では読めない本、福島香織の本という事で購入。ウイグルの歴史や判りづらい中央アジアよ西域の諸民族の歴史はこの本を読んでも判りづらいので別途勉強しないといかん。第一章、二章はまとまっていて入門書としてわかりやすい内容だった。もう少し地図や写真や年表で説明して欲しかった。

  • 82ページまで読み、残りは流し読み。序章と第一章では新疆ウィグルの「再教育施設」による迫害を記載。日々のすべてを監視され、人権を収奪された監獄社会であることがよくわかる。しかし残念ながら、再教育施設の実態は間接的な情報に終わっている。▼最後のあとがきで、われわれ日本人がどうすべきか、悩まされる問題を書いており、考えさせられる。▼(以下はメモ)中国にとって新疆ウィグルは「一袋一路」の要の土地となる。米国における中東と同じように国際社会のパワーバランスを査収する要衝の地だ。米中新冷戦構造の中で両国とも譲れないテーマである。周りのイスラム国家は一帯一路の果実を得るために、中国のイスラム弾圧に目をつぶっている。現実は債務返済が濃事実上不可能で借金漬けの中国植民地の状況だ。サウジアラビアにとって中国は石油を買ってくれるお客様。一帯一路を支持している。「日本は中国に侵略されるという恐怖は感じないのですか。中国人民共和国は建国後まもなく東トルキスタンとチベットの土地を奪い、その土地の人々を従属させ、伝統や文化を破壊し続けているのですよ」。

  • 東2法経図・6F開架:316.8A/F84u//K

  •  著者自身による現地や日本留学生の取材と、RFA等の国外メディア報道まとめ、新疆の歴史、とバランスよくまとまっている。庶民のみならず体制内著名人までに及ぶウイグル人への、そんなことでと驚くような理由による拘束、収容所送り、拷問、死刑などの数々の迫害が挙げられている。
     折しもあの7.5事件からちょうど10年。これも含めたこの頃の事件は、組織的な独立運動というよりは庶民の怒りの爆発の面が強かったと著者は指摘する。2010年以降はウイグル人による暴力事件は増加。そして習近平政権下での「監獄社会」(本書より)となる、という流れである。

  • 中国は巨大な国家であり、世界の至る所に経済の力で影響を及ぼしている。かつて日本が高度成長期に飛躍的に経済が拡大し、何度かの好景気を経ながら世界のトップを覗った頃を更に上回るスピードで経済が巨大化していく。13億人を抱えユーラシア大陸の東に広大な土地を持つ中国。近年では一帯一路構想の元、世界規模で更に影響力を伸ばして行こうとしている。更に中国側から日本を上半分に見た「逆さ地図」を見てわかる様に、広大な太平洋を目指す上では、日本が邪魔な位置に見える。特に台湾や沖縄は日本本土を避けて太平洋へ抜ける上での最良の立地となる。船舶が沖縄で燃料補給しながら更に西の東南アジアや東の太平洋に埋蔵される海底資源を採りに行けることは中国にとっては大きな利点だ。最早、眼前には浮かんでいる日本の姿を飛び越え、アメリカを意識して軍事力強化を図っている。
    その様な中国の光が当たるオモテ側の発展とは逆に影に当たる問題、それがウイグル族やチベット族などの自治区の問題である。既に世界中を駆け巡るニュースでも、多くの書籍でも、これら中国の一部になっている民族浄化の国家戦略は世界中から多くの批判を受けている。新疆ウイグル自治区に存在する強制収容所紛いの施設に放り込まれた住人が、リンチや共産党国家思想を無理やり叩き込まれ、進行するイスラムや自分達の言葉さえ禁じられた世界だ。
    かつて太平洋戦争に負けて、戦勝国アメリカが日本を長期に渡り間接統治(実質直接統治の状態だが)をしていた。もしその際に日本語を喋っただけで牢屋にぶち込まれ、君が代を口ずさむことも、おばあちゃんから教わった日本の民謡すらも全て禁じられ、英語以外の会話を禁じられたとする。勿論、お正月も七五三もお盆も伝統的な日本の行事は禁止、ハロウィンやクリスマスなどキリスト教的な行事以外はできず、日本食を作ることさえ禁じられたら。今、ウイグル自治区は正にその様な状態にある。徹底的な共産党教育が行われ、幼い頃から中国共産党として生きていく事を強いられる。そして年老いた真のウイグルを知る世代がやがていなくなる頃には、顔はまだ堀の深いウイグル人の面影をかろうじて残しながらも(漢民族との交配が国家的に進められる)いつかはウイグル人そのもの、文化、歴史は地球上から消し去られる。これが中国が行なっている民族浄化の実態なのだろう。様々な書籍でその壮絶な経験が語られ、世界中が批判している内容全てが偽りとも思えず、またかつてのナチスドイツがユダヤ人に対して実施してきた歴史もあるから、共産党が絶対的な権力を持ち、領土拡大に熱心な中国の姿を見ているとほぼ間違いないことだと思われる。
    筆者は日本人はこの問題に対しての意識が低く、どこか遠い世界の出来事として関わり合いを持とうとしないことを危惧する。そして日本人としてできることは何か、1人のジャーナリスト以前の人として提案をしている。先ずはこういった書籍を見て実態を知ること、そして虐げられる民族のために何ができるかを考え始める必要がある。
    中国が真の世界の覇者になれるとすれば、こうした非人道的な手を使わずとも、あらゆる民族の人権を尊重した形で共に発展していける様なやり方を知らなければならない。こうした力による押さえつけや、暴力的な進め方は、益々世界から中国批判の壁を強固にするだけであり、いつかは反撃を喰らうであろう。だからいつまで経っても覇者にはなれず、火種ばかりを抱えた危うい国家から抜け出すことは出来ない。
    習近平が毛沢東や胡錦濤に続く偉大な指導者になるには、それくらいの手腕がないと永続的な中国発展は訪れず、いずれは類を見ない超高齢社会として経済力は徐々に低下し、世界から見捨てられる様な気がしてならない。

  • 中国政府のウイグル支配により、ウイグル人たちは再教育施設送りに怯え、表現の自由を規制され、宗教をとりあげられている。
    東トルキスタンの国が元は一つの民族だったのに、中国政府の一帯一路圧力により、ウイグル人をテロ組織と認めてしまうような状態。外構政治のやり方が極悪非道すぎる。

  • 20年前は平和だったんだね…
    平和は簡単に失われる…

    そして、国際社会から注目されるか否かも、大国の思惑に左右される…
    弱者は苦しいね…

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著者プロフィール

ジャーナリスト、中国ウォッチャー、文筆家。
1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。
著書に、『習近平 最後の戦い』(徳間書店)、『台湾に何が起きているのか』『ウイグル人に何が起きているのか』(以上、PHP新書)、『習近平王朝の危険な野望』(さくら舎)、『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)など多数。
ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナゴシップス)」を連載中。

「2023年 『習近平「独裁新時代」崩壊のカウントダウン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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