- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569846620
作品紹介・あらすじ
16万部突破『実行力』の第2弾。大阪府知事・市長時代、どう交渉し話をまとめていったのか? 部下・上司を動かす交渉力の身につけ方。
感想・レビュー・書評
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橋下さんは真っ直ぐだから嫌いではない。
トランプと金正恩の交渉術について書かれた章はとても面白かった。参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・事前に自分の要望と相手の要望を整理し、優先順位をつける、絶対に譲れないものを整理しておく
・要望と譲歩の優先順位は組織の優先順位を踏まえる、内部で予め確認する
・対等に話をする、協調的な交渉をする、年上・年下にかかわらず「さん」づけで呼ぶ・丁寧語で話す
・評論家にならない、自分の知識をひけらかさない、いろいろ語らない
・最後は握手をする、相手を侮辱しない -
とても読みやすく実行出来そうな(心構えとして)内容。自身の経験からトランプ大統領の交渉術(真偽は不明w)、日本の安保理のことまでシンプルかつ強いメッセージで書かれていた。
✅合法的脅し
✅見せかけの利益
✅上手な譲歩
再読あり -
初めて手にする橋本さんの著書。
交渉とはこちらが譲れるものと、譲れないものを交渉の席で出し会うことで決着点を見出すものである。winwinの関係になって初めて交渉が成立する。大阪府知事や大阪市長時代の役人や関係機関との交渉術は、なるほどと感じました。
トランプさんの交渉術もまた、最初に相手に仮想の驚異を見せることで後の交渉を優位に行わせる。交渉に綺麗事はないけど、相手あっての交渉だからこそ、どこかで相手に華を持たせることも大切なのですね。 -
交渉術のノウハウを橋本さんらしい視点で教えてくれる一冊。
交渉=話をまとめる力と記載のある通り、
・こちらの一番譲れないポイント
・相手の譲れないポイント
この2点をまずは、整理(橋本さん:マトリクスを作る)ことが大切。
知事、市長時代の役所の方々との交渉、政党同士の交渉の事例から、
トランプ大統領等交渉術を分解した国同士の交渉術までを教えてくれる一冊。
交渉を喧嘩などと表現するあたりは、橋本さんらしくて共感、尊敬する -
弁護士、政治家時代に培った交渉力のノウハウを実例(大阪都構想、大幅予算削減など)を交えて紹介している。
確固とした信条のもと、交渉力を発揮して組織マネジメントに取り組んだ橋本氏の実体験のため、説得力があった。
なお、大阪府知事・市長当時の発言や言動にさまざまな声があったが、本書を通じてその裏の理由や状況がよく分かり、とても興味深く読むことができた。
(最終章は政治的主張が強いため、読み流し)
★交渉力とは話をまとめる力。
★ポイントは自分、そして相手の要望の整理を行うこと。譲れない要望と譲歩できる要望に分け、絶対譲れない要望を見極める。
★絶対譲れない要望さえ叶えば、他は譲歩する。つまり、交渉を終わらせるラインを明確にしておく。交渉が長引くのは、時間の無駄。
★交渉が進まない場合はお互いの譲れない要望の要素を分解していく。
★交渉が成立、決裂、いずれにおいても最後は握手で終わること。人との関係は切れることはない。 -
●交渉にあたる前の準備の大切さ
●自分の叶えたいこと、相手の叶えたいこと
両方を把握した上で、交渉にあたることの大切さ
●仮想の利益
無意識だが、いつもやってる気がする。
あえて、最初は厳しく期限等を設定して、
そのまま出てくればおっけー
難しそうであれば、延長するなど
⇨譲れないものをしっかり取捨選択して、
捨てる勇気を持つことが必要
⇨相手のメリット、譲歩、最終的にはお願 -
【気づき】
・交渉とは話をまとめる力。
交渉成功のポイントを1つだけ挙げるとすれば、自分の要望の整理。
要望の優先順位付けができているか、その事前準備で、交渉の9割以上が決まる。
・交渉が2パターンある。
1つ目は敵対的交渉
相手側からの不当な要求を拒んだり、こちらの雪を飲ませたりするもの。
もう一つは協調的交渉
お互いが納得し、それぞれ得るものがある、いわばwinwinの交渉。
・相手動かすためには
1利益を与える(情報する)
2合法的に戻す
3お願いするの3パターン
【to do】
・交渉するときは、自分の中で優先順位をつけ、譲れるものと譲れないものにわける
・今後、子どもが大きくなると交渉する、される場面が増えてくると思うので、この交渉力を身に付けられるような話し方を心がける -
最近もよくテレビ出ておられる、橋下元大阪市長、大阪府知事の書かれた本です。
大阪都構想については、わたくし自身いいのか悪いのかいまいちよくわかりませんし
橋下さん、元から決して、好きなタイプの方ではないので、都構想の是非
それとは関係なくたまたまのタイミングですので誤解のありませんように。。
先日、橋下氏のWebで講演を聞く機会がありました。
「改革の進め方 新型コロナ禍でも事業が回すことのできる強い組織になるために」
といったタイトルでした。
要は、改革進めるりーだーシップについての話でしたが、大まかにいうと
・号令=目標は、トップがかける
・「ユニット=実行組織」を作る 決定、実行できる権限をもつ
・プロジェクトチーム作っても権限がないと、最大公約数的な評論家的な結論しか出ない 実行できない
・ユニットのリーダーはトップと意見が違ってもいい 決定するまでは、反対意見もどんどん行ってもらう
・決定したら従う実行組織(トップが最終的には決定)うまきできないなら人事権発動
と、橋下流の改革術の講演でした。面白かったです。(ここまでほんとは関係ありません)
ちょうど先週末この本を借りてたので紹介しようと思いました。
講演の内容とは少し視点が違って、「交渉」というだけあって、駆け引きやはったりのことも
たくさん書かれていて、そのあたりは、橋下さんらしいなあと思うところでした。
2つほど交渉というか物事の決め方として、面白いまとめ方をされていたのでそれを紹介しておきます。
一つ目「譲れないライン」「譲れること」をはっきりしておく 優先順位をつける
二つ目「要素に分解する」一致できることを広げ、一致できないことを狭める
これらのことは、組織対組織や人対人の交渉だけでなく、物事を決めていくうえでも
同じことかと思いました。
全体をあーでもこーでもないと考えたり議論するのではなく、部分部分に分けて何が重要で何が譲れるのか
優先順位をつけて整理することで、正解を見出していく。重要でないことは優先順位下げて考える。
本では交渉のやり方としてですが、114ページからの第3章にこういった内容が書かれていました。
松井市長と橋下知事の交渉(155ページあたり)にも同じような観点での交渉というか
調整のことが書かれていました。
橋下氏、話や文章、面白いです。一度読んでみられてはいかがでしょうか。
著者プロフィール
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