石平の裏読み三国志 英雄たちに学ぶ乱世のリーダーシップ

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569847115

作品紹介・あらすじ

新型肺炎、香港デモ、台湾独立。21世紀の大乱世時代に日本と日本人が生き残るためのリーダーシップと人間観を『三国志』に学ぶ。

感想・レビュー・書評

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  • 三国志と言えば横山光輝氏の全60巻の漫画、学生の頃ハマったなぁ。そしてゲームSLG、namcoの三国志、光栄の三國志シリーズに激ハマり。その後は三国無双シリーズも。

    とにかく三国志は私の青春の数ページを彩ってくれた存在。図書館で久々に三国志の文字が目に入る。ビジネス書か。まぁサクッと読んでみるかと手に取る。

    有名なエピソードに改めて胸を熱くする。そして曹操がトランプ、劉備的な日本人、孫権が金正恩、習近平が袁紹。となかなか的を射た例えに首肯し楽しめた。またあの権謀術数、群雄割拠するの戦乱の最中に浸りたくなったのは言うまでもない。

  • 三国志の三人の英傑を分かりやすくまとめ、そのリーダーシップを探る。
    曹操→悪の論理
    劉備→仁義の道
    孫権→温情主義
    タイプは違えど、共通しているのは、「度量」の大きさ。大変興味深い。キャラが際立つ三国志の面白さを改めて実感。
    また、ダメなリーダーの代表として袁紹をあげ、現代の習近平と比較し酷似していると指摘。習近平も袁紹のような末路になるのか?注目したい。

  • 習近平と袁紹、トランプと曹操、劉備と日本人生き残るのは誰だ?3世紀から21世紀を読む。

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著者プロフィール

評論家。1962年、中国四川省成都市生まれ。1980年、北京大学哲学部に入学後、中国民主化運動に傾倒。1984年、同大学を卒業後、四川大学講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、民間研究機関に勤務。2002年より執筆活動に入り、2007年に日本国籍を取得。2014年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞。近著に『漫画でわかった! 習近平と中国』(かや書房)、『世界史に記録される2020年の真実 内患外憂、四面楚歌の習近平独裁』(ビジネス社)、『中国五千年の虚言史』(徳間書店)、『日本共産党 暗黒の百年史』(飛鳥新社)などがある。

「2021年 『中国 vs. 世界 最終戦争論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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