マイ・プレゼント

著者 :
  • PHP研究所
3.20
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本棚登録 : 1833
感想 : 113
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569852232

作品紹介・あらすじ

ハートフル小説の旗手と新進気鋭の水彩作家が織りなす、世にも美しいイラストストーリー集。大切な人に贈りたい、宝物のような一冊。

感想・レビュー・書評

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  • くるたんさんのレビューを見せていただき、すぐに本屋さんへ走りました。。

    とても素晴らしい一冊。

    帯から
    大切な大切なあなたと私へ。
    癒しの青い水彩画と、心ふるわせる物語を48篇収録。

    青山さんのショートショートとU-kuさんの青を基調とした水彩画。
    この世界に入っている時間がとても癒さる大切な時間になります。

    とても大切な一冊になりました。
    ずっと手元に置いておきたいと思います。
    くるたんさん どうもありがとうございました。。

    • くるたんさん
      いるかさん♪ありがとうございます♬

      ほんとうにいるかさんのレビューのとおり、癒される時間になりましたね¨̮♡

      すてきな言葉と絵のタッグで...
      いるかさん♪ありがとうございます♬

      ほんとうにいるかさんのレビューのとおり、癒される時間になりましたね¨̮♡

      すてきな言葉と絵のタッグでしたね。
      本棚に飾ってるのかな⁇

      冬にはまた一冊出るらしいですよ(*^^*)
      2022/09/25
    • いるかさん
      くるたんさん こちらこそありがとうございます。

      これまで、静かに自分の時間に浸る余裕がなかったのですが、良い本に出合うとその本に入り込...
      くるたんさん こちらこそありがとうございます。

      これまで、静かに自分の時間に浸る余裕がなかったのですが、良い本に出合うとその本に入り込む時間はとても贅沢な時間になっています。
      本当に幸せを感じます。
      人生を豊かにしてくれますね。
      この本に出合えたのはくるたんさんのおかげです。
      本当にありがとうございます。
      冬に出る本も本当に楽しみです。
      2022/09/25
  • 「赤と青とエスキース」の青山美智子さん。
    装画家の U-ku (ゆーく)さん、二人が再び組んだこの作品。青を基調とした美しい水彩アート画に
    ショート、ショート集。
    美しい絵本の詩集のようでした。素敵でした。

    裏表紙ウラ(表3)の部分に、ポツンと小さく記載がありました。

     Present
     <意味>
     1.現在、今
     2.贈り物
    ここに、記載をしているということで、タイトルの意味が、この2つであるということがわかりました。

    「Present 」という言葉。調べてみると
    「pre-sent」と、分けられます。
    「pre」は、「あらかじめ、前もって」
    「sent」は、「送る」(send)の過去形、過去分詞形で、「送られた」の意味。
    そして…そこから考えると
    「前もって送られた もの」
    ⇒過去の自分から 送られた 今、
     過去の自分から 贈られた、今…。
    そんな風に考えられるようです。
    「present」という言葉の意味を、とても素敵に感じました。

    今回、読んでみて特に好きな作品は
    「一歩の価値」
    「アポトーシス」
    「今だからこそ」
    「今の気持ち」
    「take  a  walk 」、

     「夢の狭間」
     先が見えない不安と、先が見えてしまう絶望は
     同じまぼろし。
     どちらもまだ、決まっていない。 何も。

     小窓から見える外の景色をうかがいながら、
     私は私の場所を守り、私だけの今日を生きる。-

    このような素敵な作品を読むことができて
    癒されたり…今あることに感謝したり、前向きな気持ちを、元気を
    「present」 されたように思いました。

    それから…
    念願のバタフライピーを頂きながらの読書について。
    やっと実現できました-。近くのカルディで、購入しました。
    爽やかなレモングラスの香りと、鮮やかな青色のホットティー。甘いのがお好きなら、ハチミツ入れても、良さそうです~

    • かなさん
      チーニャさん、嬉しいです!
      この作品のことでこうしてコメントできるのはすごく嬉しいっ♪
      バタフライピーを頂きながらの読書、まだ私は実現で...
      チーニャさん、嬉しいです!
      この作品のことでこうしてコメントできるのはすごく嬉しいっ♪
      バタフライピーを頂きながらの読書、まだ私は実現できてません…。
      通販とかでも売ってそうなので、手に入れるつもりです(^^)

      そうそう、来月8日には
      「ユア・プレゼント」が発売になりますよ!
      今度は赤がメインになっている作品です。
      これも読んでみたいですね♪
      2022/11/30
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      かなさん、情報ありがとうございます。楽しみですね。読みましょうね~♪♪
      赤も、きっと素敵でしょうね~✨
      かなさん、情報ありがとうございます。楽しみですね。読みましょうね~♪♪
      赤も、きっと素敵でしょうね~✨
      2022/11/30
  • 「赤と青とエスキース」が青山作品との出会いでした。

    美しい表紙の印象も残っている間にU-kuさんと再び世に送り出した作品、青山さんの優しい言葉と、美しい青の世界。

    こういう作品と出会える幸せを実感出来る作品でした。

    ショートショートなので、あっと言う間に読み終えてしまったのが、もったいない気がしています。

    単身赴任でなかなか会うことが出来ない最愛の娘。

    今年の誕生日に「赤と青とエスキース」を送ってあげようと思いながら送れていないダメ親父ですが、本書と一緒に改めてプレゼントしてあげようと思います。


    説明
    内容紹介
    2022年本屋大賞第2位『赤と青とエスキース』の著者と装画家が再タッグ!
    癒しの青い水彩画と心震わせる物語を収録した、世にも美しいアート×ショート・ショート。

    心が疲れたと感じるとき、嬉しいことがあったとき、現状を変えるきっかけが欲しいとき……。
    そんなときは、美しい絵画と言葉を味わいながら、ゆっくり自分と向き合ってみるのもいいかもしれません。
    本書は、新進気鋭の水彩作家・U-ku(ゆーく)氏のアートから受けるインスピレーションをもとに、ハートフル小説の旗手・青山美智子氏が短い物語を綴った特別な作品集。
    読む人によっても、読むタイミングによっても、まったく違う景色を見せてくれる本書の中には、今のあなただけが受けとれる、何かのヒントが詰まっているかも。

    大切な人への贈り物にもぴったりな珠玉の一冊です。

    【目次】
    ●遠くて近い未来のあなたへ
    ●紡ぐ言葉
    ●調和への試み
    ●雨の日に
    出版社からのコメント
    遠くて近い未来のあなたへ
    紡ぐ言葉
    調和への試み
    雨の日に
    著者について
    青山美智子
    1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。
    大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。
    第28 回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1 回宮崎本大賞を受賞。『お探し物は図書室まで』が2021年本屋大賞2位に、『赤と青とエスキース』が2022年本屋大賞2位に選ばれる。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』など。

    U-ku
    1989年生まれ、兵庫県出身。横浜市在住。
    独学で絵を描き始め、幼少期に2年間のアメリカ生活を経験。上京後、画材店での勤務を経て作家活動を本格化する。2016年、銀座にて初個展を開催。2021年、「第3回日本文藝アートコンペティション」最優秀賞、「2021美の起原展」奨励賞、「イタリアARTEDESIGN VENEZIA」準グランプリなどを受賞。現在、水彩作家として関東を中心に活動中。 

  • ◇◆━━━━━━━━━━━━
    1.あらすじ 
    ━━━━━━━━━━━━◆
    みなさんが書いているように、アート作品であり、詩集ですね。どちかというと、若い世代の方が見たほうが、響くものが多いのかな…

    それぞれに繋がりはなく、意識をこの作品の中に沈ませて読んでいくような作品でしょうか。

    こういう作品だと思っていなかったという人が多く、評価が低くなっているようですが、私も同じなので、私だけでなかったんだなと、変なところで共感(*´∪`*)


    ◇◆━━━━━━━━━━━━
    2.感想
    ━━━━━━━━━━━━◆
    こういう感じの作品も面白いですね。
    とてもきれいでしたよ。

    詩集って、私は大人になって、ほとんど読まないですけれど、

    やはり、偉大な成果を成し遂げた人の言葉しか響かなくなるのか、、、
    これから先の道が狭まっていく中で、言葉から得たものを活かすイメージが湧かないから、、、

    まぁ、いろいろありそうですね。

    気に入った作品を飾っておくのも素敵だと思いました。
    相田みつをさんの作品みたいに。

    ほんと、どれもきれいな作品になっています。
    私は、「一歩の価値」が、一番好きでした。

    一歩の価値
    靴先の向きは、大切に慎重に

    それぞれの一歩があって、
    向かう方向が違っていたり、
    そのスピードが違っていたり、
    他の人の邪魔をする一歩だったり、
    邪魔されて途中ですが取ってしまった一歩だったり、
    破壊する一歩だったり、
    その一歩がどんな一歩であるのか、
    一歩の価値を見極めていきたいですね。

  • イラストストーリー集とあったので
    短編集かなと思いましたが
    絵本のような詩集で
    中のイラストというか、アートも素敵でした


    一つ一つの詩を
    ゆっくり読んで
    じっくり楽しんでいくと
    いいかもしれないです



    青山さんは好きな作家さんなので
    手に取りましたが
    私はあまり詩に馴染みがなく
    ちょっと楽しみきれませんでした!
    小説の方が好きかな


    楽しみ方を模索中です!! 

    • アールグレイさん
      どんぐりさん(^_^)/こんにちは

      マイ・プレゼント、残念でしたね。
      私も期待していたほどではなかったのですが、それぞれのお話が“あぁ、あ...
      どんぐりさん(^_^)/こんにちは

      マイ・プレゼント、残念でしたね。
      私も期待していたほどではなかったのですが、それぞれのお話が“あぁ、あの本のあの時に出てきた人たちか~”などと思いながら読み、眺めました。
      そう、眺める本でもありました。
      ユア・プレゼントを図書館に予約するつもりでしたが、辞めてしまいました。(^_^;)
      2023/02/19
    • どんぐりさん
      アールグレイさん

      コメントありがとうございます(^^)

      そうなんです。
      楽しみにしてただけに少し残念でした

      アールグレイさんの感想も見...
      アールグレイさん

      コメントありがとうございます(^^)

      そうなんです。
      楽しみにしてただけに少し残念でした

      アールグレイさんの感想も見ました(^^)
      今読みたい本ではない、確かに!!って共感しました

      もっと時間に余裕のある時に
      じっくりと読みたいです

      今までの作品と照らし合わせるのもいいですね!

      ユアプレゼントもあるんですね
      でも私も今回はやめときます(^^;
      2023/02/19
  • 素敵な本ですね、これは。
    ショートショートというより、詩集かな。
    水彩アートも楽しめて、本当にプレゼントにもってこいな一冊。

    なぜ、星が3つなのかというと…
    図書館でお借りしたのですが、返却期限と年末のバタバタに追われながら手にしてはいけなかった。
    時間の余裕がある時に、ゆっくりじっくり楽しむべき一冊だった。
    ホットドリンクと一緒に、心まで温めながら味わう素敵なBlueの本… というように。

    今回の私には、ストーリーの余韻を楽しむまでの余裕はなく、せっかくの温かいお言葉たちに申し訳ない思いで読み終わりました。
    そして図書館の返却ポストにシュート。

    次に手にし、今度こそ味わう時には、きっと星も増えます。
    読書にも心の余裕は必要ですね(´-`).。oO

    • なおなおさん
      あゆみりんさん、私もロンドンアイやザリガニ〜を読みたいと思っているのですよ。ブク友さんの多くが読まれ人気ですよね。
      貸し出し可能とはチャンス...
      あゆみりんさん、私もロンドンアイやザリガニ〜を読みたいと思っているのですよ。ブク友さんの多くが読まれ人気ですよね。
      貸し出し可能とはチャンスですし、あゆみりんさんを待っているとはっ(*´∀`笑)

      あゆみりんさんに、年明け初日の図書館には行かない方がいいと教えたかったのですが、読みたい本が今図書館に蔵書しているなら「朝イチで行け!」と訂正いたします(笑)
      (今年気づいたのです。初日の図書館は返却本で溢れ、書架に並ばない。しかしその翌日には並び、見たことがない本に出会えたのです)
      2022/12/28
    • あゆみりんさん
      なるほどっ‼︎
      返却本で溢れて、初日はリターンされていないとっ。
      しかし、その次の日はずらっと揃っているのですね‼︎

      なおなおさん、図書館...
      なるほどっ‼︎
      返却本で溢れて、初日はリターンされていないとっ。
      しかし、その次の日はずらっと揃っているのですね‼︎

      なおなおさん、図書館のオペレーションからレクチャーまでありがとうございます♪
      勉強になりますっ(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
      2022/12/28
    • なおなおさん
      とんでもないっ!
      図書館通のように語ってしまいましたが決してそんなことはなく…。
      図書館利用のコツをこれからも模索していきますね!(何なんだ...
      とんでもないっ!
      図書館通のように語ってしまいましたが決してそんなことはなく…。
      図書館利用のコツをこれからも模索していきますね!(何なんだろう?コツって^^;)
      2022/12/28
  • 青山美智子さんだから手に取ったのですが、U-kuさんの水彩画を楽しむ本だったのでしょうか。

    「わかるひとだけわかればいい、なんて思ったことはないけど、届けるべき人に届けたい、とは願っている。」

    という言葉が添えられた絵がありましたが、この詩を読んで「この作品は、私には届いていない」と思ってしまった。

    それでも2回ページを捲りました。
    1回目は文章中心になってしまったので、2回目は絵を見直すために。
    こういった雰囲気の絵は好きですが、絵だけだときっと飽きてしまいます。
    短い文章が添えられているので絵が引き立っているように感じました。

  • 寒くて辛くて…キュッと縮まってしまった心。
    それをふわっと包んで温めてくれる、ちょっと贅沢な大人の絵本。
    (あえて絵本)

    青山美智子さんのつぶやくような詩と
    U-ku さんのどこまでも広がっていくような絵。
    青い絵の具が流れ落ちて
    青山さんの詩と出会い、形になって癒してくれる。
    そんな印象を受けました。

    響いた言葉はたくさんあったのだけど、三つ抜粋します。

    《私をいたずらに脅かすものなんて
    無遠慮に追い詰めてくるものなんて、
    大切なこの人生にいったいどれだけの値打ちがあるんだろう》

    《宝物を求める旅の目的は、いつしか形を変えてゆく。
    ふたりで探すなら、見つからなくても楽しい》

    《確信に満ちたまなざしで彼女は言った。
    「人生は一度きりってよく言うけど、私は、何度でもあるって思うの。
    どこからでも、どんなふうにでも、新しく始めることができるって」》

    一か月後、一年後にこの本を開いたら、
    別の言葉たちが心の中に飛び込んでくるのかもしれません。

  • 降り注ぐ一冊。

    言葉が心に降り注ぐ、ブルーベースの色彩が目に降り注ぐ。
    なんとも贅沢なひととき。

    時に言葉に優しく包まれて、時に言葉に前向きにリードされて、時に言葉に問いかけられて、時に言葉の渦にくるくる吸い込まれるそんな時間。

    そして相乗効果のように鮮やかなブルーが言葉を倍にして届けてくれる気がした。

    そして言葉が届くと共に真っ先に思い浮かぶあの人この人。
    その瞬間も大切にしたくなる。

    一日の締めくくりの夜、がんばった自分のご褒美に、明日への自分のためにそっと開いて、深く深く、このブルーの言葉の海に沈むのも、良いな。

    • いるかさん
      くるたんさん こんにちは。

      くるたんさんのレビューを見せていただき、本屋さんへ走りました。。

      今 読み終わりました。
      まさしく 降り注ぐ...
      くるたんさん こんにちは。

      くるたんさんのレビューを見せていただき、本屋さんへ走りました。。

      今 読み終わりました。
      まさしく 降り注ぐ一冊 ですね。

      本当に素晴らしい本でした。
      手元に置いておいて、何度も読み返したい一冊です。
      ありがとうございました。
      2022/09/25
    • くるたんさん
      いるかさん♪こんにちは♪

      ありがとうございます♬

      ほんと、眺めてるだけで癒される作品でしたね¨̮♡
      私も買えば良かったです〜。
      いるかさん♪こんにちは♪

      ありがとうございます♬

      ほんと、眺めてるだけで癒される作品でしたね¨̮♡
      私も買えば良かったです〜。
      2022/09/25
  • ブルーを基調とした絵と心をふるわせる文。
    とても癒される絵に感動を受ける言葉の数々。
    今までの人生のなかで共感できる想いや胸に刺さる言葉がきっとあると思う。


    気になった文

    一歩の価値

    いきなり遠くへも高くへも行けないって、わかってる。
    一歩、また一歩の「少しずつ」がやがて静かに実を結ぶ
    何よりも強いその重みを私は信じている。
    だから靴先の向きは、大切に慎重に。
    そんなふうに目の前のできることに、心を込めていくんだ。

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著者プロフィール

1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28 回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1 回宮崎本大賞を受賞。『お探し物は図書室まで』が2021年本屋大賞2位に、『赤と青とエスキース』が2022年本屋大賞2位に選ばれる。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』(U-ku氏との共著)『月の立つ林で』など。

「2022年 『ユア・プレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青山美智子の作品

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