星をつなぐ手 桜風堂ものがたり (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 607
感想 : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569900858

作品紹介・あらすじ

小さな店だからこそ大きな悩みがある。田舎町の書店で起こる優しい奇跡を描く、全国の書店員が共感した感動の物語、待望の続編。

感想・レビュー・書評

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  • 桜風堂書店のその後が気になって、すぐに続編を手に取りました。
    日々増え続けているこれだけ沢山の本がありながら、これらの本がこの世から無くなるわけではないのに、書店だけが町から消えていくなんて、ほんとうに寂しいです。
    丁寧な人物描写が素晴らしくて、この本にすっかりのめり込んでしまいました。
    地方の小さな桜野町が、知らず知らずのうちに大きな舞台となって、気がついたらいつのまにか壮大な物語となっていました。
    あとがきに加えて、文庫版のためのあとがきも寄せられていて、作者村山早紀さんの心優しい人柄が思い浮かびます。
    それと同時に、物語に登場した人々のその後も知ることができ、大満足です。
    こんなに心温まる作品に出会えてとても嬉しいです。

  • 前作の「桜風堂ものがたり」から、更に一整を取り巻く優しい人々の輪が広がっていきます。温かい気持ちで読み終わりました。人を想いやる事ができる人は、人に大切にしてもらえるのだと感じました。
    あとがきに登場人物のその後が書いてあるのは、ここの皆さんの感想で教えて頂きました。読み逃さずにすみました。

    • アールグレイさん
      こんばんは、bomayuさん!
      GWも終わり、あっという間でした。私は、東京郊外ですが、図書館は予約本しか借りられません。開架は全て閉鎖中で...
      こんばんは、bomayuさん!
      GWも終わり、あっという間でした。私は、東京郊外ですが、図書館は予約本しか借りられません。開架は全て閉鎖中です。イヤですね。今頭を使わず読める本を読んでいます。
      「居酒屋ぼったくり、おかわり2」です。1~11巻で終わったと思っていたのですが、おかわり、というオマケがでたと思ったら、その2です。嬉しい悲鳴です。
      この本、知ってますか?もう1冊借りてきたのですが、Day to Day で、これがブ厚い!久しぶりに、こんなにブ厚い本を手にしました。bomayuさん、大阪?違いますよね。bomayuさんのお薦め本、ありますか?
      \(^_^)/
      2021/05/05
    • bomayuさん
      ゆうママさん、こんばんは!
      居酒屋ぼったくり、おかわり2ってすごい題名ですね(笑)検索してみたら面白そうなので探してみます。私のおすすめと言...
      ゆうママさん、こんばんは!
      居酒屋ぼったくり、おかわり2ってすごい題名ですね(笑)検索してみたら面白そうなので探してみます。私のおすすめと言うか、今読んでいるのが「蜜蜂と遠雷」です。活字から音楽が聞こえて来ると評価の高い本ですが、面白いです!
      2021/05/09
  • 本を通じてここまで人が集まって支え合うのが素敵で、この物語を頭に描くとすごく優しい気持ちになります。

  • いいことをしている人には良いことが返ってくる。
    そんなお話。

    出てくる人がみんな優しく、主人公に協力的で
    経営困難なのに暗い感じがしない
    理想な優しい雰囲気が溢れる個人書店のお話。
    実家の近くにもそんな個人書店があったのに気がついたらジムに変わっててその時のもうここでは買えないんだなという残念な気持ち、本を買っていた時の思い出が蘇ってきた。
    電子媒体での購入だと感じられない温かさと購買戦略
    本はリアル書店で買いたいなって思いました。

  • ぽかぽか、あたたかい。
    続きが読めて、うれしい。

  • 桜風堂の続編!
    桜風堂と銀河堂書店のみなさんに、もう一度会えてとてもうれしかった。

    すべてがうまくいきすぎるんだけど、それでも、大人だからこそ、ああ、こういう優しい世界があってもいいよなあ…と思わせる極上のファンタジー。
    村山さんは大人を泣かせるのが上手すぎ。

    桜野町と昔話の下りとか、蛇足じゃない…?と思われそうなところをそう思わせないで収めているのがすごい。

  • ベストシナリオ

  • 桜風堂のときもそうでしたが、読んでいる途中も読み終わった後も、心がホカホカする作品でした。こんな町とこんな本屋がどこかにないかなぁ。あったら直ぐ訪れるのにと思いながら、本の中なのにこの町に住む人をうらやましく思って読みました。

  • 私にとっての本とは。
    その本を読んで優しい気持ちになったり、あの人に申し訳ないと反省したり、感謝したり、愛おしく思ったり。

    そんな本を書く作家さん。そんな本を推薦する書店員さん。いろんな思いをのせて自分の手元にくるんだな。私にとって、その時、必要なメッセージを込めて、私の手元にくるんだなと。
    偶然ではなく、必然。
    その時の私に必要なメッセージに気づけよ!って私の手元にやってくる。そんなことをしみじみと感じる本が、この桜風堂ものがたりです。

    p.16
    感謝の思いや、嬉しかったこと、大切に思っているということは、言葉にして伝えておこうと。そうすれば、いつか言葉は魔法になり、自分が大切にしている何かを守り、幸せにするかもしれないから。

    p.86
    金田オーナーの言葉
    それがこの国に先に生まれ、先に死んで行くものが残せる宝物なんじゃないかとね。

    p.93
    棚田店長の言葉
    人たらしも才能のうちだな。ひとに好かれるのがうまいってことだよ。他の誰でもない、このひとから品物を買いたい、あのひとのいる店でお買い物をしたい、と思わせる才能。

  • 桜風堂ものがたりの続編。
    世界観は変わらずに温かいけれど、読めば読むほど主人公じゃなくて三神渚砂に感情移入してしまう。全部がそうではないけれど、なんだかどことなく、私に似てる、そんな感じがするからかもしれない。
    狭い範囲の人間関係を大切にしたい方、とか。

    言葉にしなければ思いは伝わらない

    わかっていても、なかなかこれが難しい

    本好きの一人として、書店に足を運ぼうと思い直す本です

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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