54字の物語 1 (PHP文芸文庫)

著者 :
制作 : 氏田 雄介 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 315
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569901596

作品紹介・あらすじ

各メディアで 話題沸騰の、たった54字で綴られる新感覚ショートストーリー。「 大人 向 け 」の未収録作品を大幅に追加して待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 54文字で綴られた超ショートショートの数々。
    最後まで読むと、じわじわ伝わる読後感が、たまらないですね。
    この後どうなったんだろう?
    いったいなぜこうなったのか?
    短いが故に、いろいろ考えさせる作品が、たくさんあります。

  • 文字を多く書く必要なんてない。最低限の言葉でいかに物語を面白く出来るか。そう気付かされた素晴らしい作品です。(54字)

  • 読書が苦手な生徒でも楽しんで読めるので、学級文庫にしようと思います。

  • 現代の54文字で終わるショートショート。親切にも、各話(各ページ)に解題のための挿絵が添えられており、巻末にはオチの解説までついている。親切すぎて無粋な感じもするが、その丁寧さ(過保護さ?)まで含めて現代っぽい。

    添えられた挿絵がとても良い。お話しをかなり咀嚼していないと、こんな風には書けないと思った。挿絵自体が非常にクリエイティブで、その解釈力・表現力に感銘を受けた。(挿絵の武田侑大さん、ファンになった)

    浦島太郎が、後に花咲じいさんになったという話がすごく好き。筋が通っているアダプトで「なるほど、あり得るかも!」と膝を打った。

  • 斬新な発想。
    キラリと光る面白さのものも幾つかあったが、パッとしない話しも半分程度。本編後の解説はいらないかな。


  • 一つの物語が54文字以内
    スラスラ読めるけど、どれも深く考えられる内容
    実際に自分で作品作ったら結構文章力つきそう
    学生にオススメしたい

  • けっこうおもしろかった。個人的には終わりの解説はなくてもよかった気がする。「今この瞬間」「私からの設計図」あたりが特にすき。

  • Twitterで知って購入。
    おもしろーい!!54字の中でゾクゾクしたり、お!となったり、くすりと笑ったり。
    54字ってこんなに可能性があるんだ、というのが一番の驚き。これは周りに薦めたい。

  • 単行本で欲しかったけど、サイズが大きくで買うのを諦めていたが、ついに文庫で出たので、本屋で見つけた瞬間即購入。面白かった。個人的には「お医者様は張本人」が面白かった。

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著者プロフィール

平成元年、愛知県生まれ。企画作家。株式会社考え中代表。著書に、1話54文字の超短編集「54字の物語」シリーズ(PHP研究所)、世界最短の怪談集「10文字ホラー」シリーズ(星海社)、当たり前のことを詩的な文体で綴った『あたりまえポエム』(講談社)、迷惑行為をキャラクター化した『カサうしろに振るやつ絶滅しろ!』(小学館)など。「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画も手がける。CHOCOLATE Inc.にプランナーとして所属。

「2023年 『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語X』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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