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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784569903903
作品紹介・あらすじ
黒柳徹子さんが「人生」について語る。
子どものころの思い出、元気のもと、「徹子の部屋」でのこだわり、100年後の子どもたちに伝えたいことなどをインタビュー形式でまとめた、言わば「トットちゃんの人生論」です。
読み終わったあと優しい気持ちになり、「人間には、何よりも愛が大事なんだ」ということを教えてくれる1冊です。
【目次】
●第1章 志高く生きる
●第2章 テレビ女優への道
●第3章 生放送の現場で
●第4章 情熱がなければ伝わらない
●第5章 人間はみんな一緒なんだよ
※本書は、NHK BSプレミアムにて、2011年8月6日に放送された番組「100年インタビュー/女優・黒柳徹子」をもとに原稿を構成し、2014年8月にPHP研究所から刊行された『本物には愛が。』を改題し、文庫化したものです。
感想・レビュー・書評
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どうしたら病気にならないか? 自分が進んでできることをする が答えだった。
100年後を平和な世の中に と願っておられて、私が大事にしている部分と重なって、嬉しかった。
長生きされますように詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
淑徳大学OPACリンク
https://x.gd/04KDW -
選書番号:889
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「100歳になっても舞台に出て歩けるように」という思いから毎晩スクワットを始めた
「毎日続けることが重要」でアフガニスタンでも暗闇の中でスクワットを行った
「人間は足から弱る」という考えから、足を鍛えることを重視している
好きなことにはのめり込む性格だった
入学初日に校長先生が黒柳さんの話を4時間もの間、熱心に聞いてくれた
「ふーん、それで?」「ほう、それから?」と相槌を打ちながら聞いてくれた校長先生
「みんな一緒だよ」という教えのもと、障害のある子も含めて一緒に活動した
戦後間もない色のない時代に見た映画「トスカ」で、胸元の開いたドレスを着た歌姫に憧れた
「個性が強すぎる」と言われ、「個性を直してこい」と言われた
すべてが生放送であり、現場はハプニングの連続だった
「テレビが永久の平和をもたらすことができる」という言葉に感銘を受けた
「自分が進んでやれる仕事なら病気にはならない」という先生の言葉に感銘を受けた
1年間休業してニューヨークへ行き、自分を見つめ直した
「みんな人間が大事なんだ」ということを再認識した
人間は傲慢になってはいけない、心の内のものを大切にしなければならない
いつも新鮮な気持ちで番組に臨んでいた
どんな歌手の方にも敬気を使うことを大切にしていた
「頼まれたからやる」という姿勢は良くないと考えている
寡黙なゲストに対しても、焦らず相手の目を見て気持ちを察し、待つことを選んだ
もうちょっと仕事をして、自分がどういう人間か分かった方がいい
インドでの子どもたちの主な死因が破傷風であり、簡単な予防接種で防げることを知った衝撃
年間1400万人もの子どもたちが手当ても受けられずに亡くなっていた現実
トモエ学園で学んだ「みんな一緒だよ!」という目線を大切にしている
一方的に何かをしてあげるのではなく、寄り添い、共に活動することを大切にしている
すごい活動を一度きり行うよりも、自分の範囲内で継続して活動することの重要性
内容のあるテレビ番組にしてほしいと願っている
面白くて、知的な要素があり、深みのある、見て良かったと思える番組が良い番組
子ども向けの番組は、美しく、厚みのあるものを作る必要がある
子どもにとって初めて見るテレビは、その心に刻まれるもの
「一番大事なのは愛だ」と常に思っている
子どもたちは食物や薬と同じように、愛を求めている
死にゆく子どもを抱きしめた経験から、人間は最後に優しさや愛を求めるのだと感じている
愛は強く、人間は愛なしでは生きていけない
100年後の未来は、世界中が平和で、子どもたちが安心して生活し、希望を持って生きていける世の中に
子供番組にたくさん出演し「絵本を読んであげる母になりたい」という思いと合致した
「魔法のじゅうたん」で子どもたちに喜ばれた
休業することについては、周囲から随分言われたが、仕事がなくなっても健康なので違う仕事をすればよいと考えた
「ザ・ベストテン」で放送局の都合で順位を絶対に変えないでほしいと強くお願いした
年間1400万人だった子どもたちの死亡数が、今は60万人に減っている
著者プロフィール
黒柳徹子の作品





