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- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784571240652
作品紹介・あらすじ
心理臨床家にとって最も大切な「ひとを知ること」とは、知識ではなく目の前に呼吸する人の「生きる」を「知る」ことである。そのために必要な臨床家の在りようを語る書。
感想・レビュー・書評
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心理臨床家として「生きる」ことを覚悟した。クライエントの前に在るとき、「ケアする側」に立つことで鎧をつけ、欠落した人格を晒すことを防いでいる。しかし、やはり私も相手も、同じ世界を生きる「生活者」である。相手の瞳の揺らぎに感情の動きを想い、その生きてきた人生に物語を読む。肉を切るような痛みと苦しみを「生きる」相手を尊び、それが心に染みゆく過程に寄り添うひとでありたい。
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