現代サウディアラビアのジェンダ-と権力: フ-コ-の権力論に基づく言説分析

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  • 福村出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784571400285

感想・レビュー・書評

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  • サウジアラビアでは女性のほうが不利。
    ジェンダーエンパワーメントという国際社会が主導する開発の取り組みの中には男女平等という価値体系が埋め込まれている。
    イスラムの世界において女性という観点から物事を見つめていいのであろうか。それぞれに正義があるのだから、イスラムにはイスラムの正義がある。なんでもかんでも西欧諸国と一緒にする必要はないだろう。

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著者プロフィール

東京大学総合文化研究科特任准教授。
大阪外国語大学外国語学部(アラビア語専攻)卒業、神戸大学大学院国際協力研究科博士前期課程修了(経済学修士)、英国エクセター大学アラブ・イスラーム研究科修士課程修了(M.A)。神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程修了(博士[学術])。在サウディアラビア日本大使館専門調査員、日本学術振興会特別研究員(PD)、高知県立大学専任講師を経て現在に至る。
主な著作に『現代サウディアラビアのジェンダーと権力――フーコーの権力論に基づく言説分析』(単著、福村出版、2011年)、『中東政治学』(共著、有斐閣、2012年)『サウジアラビアを知るための65章』(共著、明石書店、2007年)、Women in Saudi Arabia: Cross-Cultural Views(共著、Ghainaa Publications, 2008年)など。

「2014年 『イスラーム世界のジェンダー秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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