とおいところへいきたいな

制作 : じんぐう てるお 
  • 冨山房
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本棚登録 : 69
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002440

感想・レビュー・書評

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  • 「ぼくは でていく。 ぼくが きくことに ちゃんと だれかが こたえてくれる、とおい ところへ いっちゃうから。」

    さ、わたしもトランクににもつをつめてみようかしら。カウボーイのふくをきて、ひげをつけて。

  • 今いるところが嫌になった子どもと、仲間たち。「とおいところ」に行きたくなります。
    でも、「とおいところ」って、どんなところだろう。

    きっと多くの人が感じたことのある気持ちと、その答え。

  • あかちゃんにおゆをつかわせるのに夢中で、マーチンの聞きたいことを聞いてくれないママに腹を立て、
    ちゃんと聞くことに答えてくれる人がいるとおいところを探しに出かけたマーチン。(自分だってわからないようにカウボーイの服を着て、付けひげをした)

    途中で、すずめと年寄りの馬に会う。
    とおいところはどこにあるのか聞くと、
    上品な人が住んでいるところ とすずめ
    馬が夢を見られるところ とうま
    2羽・匹とも遠いところへ行きたいと泣き出してしまう。

    そこへねこが通りがかり、
    いい場所を知っていると案内してくれた。
    ねこのいう「とおいところ」は
    ねこが一日中歌を歌ってもうるさいといわれない ところ。

    みんな喜んでその「とおいところ」で、すきなように過ごしたが、
    みんなのすきなようにすると、他の人のすきなとおいところではなくなってしまう。
    とうとうケンカになり、うまが帰り、すずめが帰り、ねこも帰って行った。

    ひとりぼっちになったマーチンは、
    「そろそろ赤ちゃんのおゆも終わっただろうな。
    でもママはまだ赤ちゃんにかかりきりだろうから、
    玄関の階段に腰掛けて車を数えてればいいや。
    そうして待ってれば、ママは僕の聞きたいことの答えを教えてくれる」
    と、荷物をまとめ、いちども振り返らずに走って帰った。

  • とおいどこかにいこうとした先で出逢ったなかまはなぜかみんなかなしそう みんなのいきたいところってどこ?

  • 探し歩いて戻った場所は

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著者プロフィール

1928年三人兄弟の末っ子としてニューヨークで生まれる。子どものころ病弱だったせいもあり、本をたくさん読んで育つ。高校在学中からイラストレーターとして活躍し始め、アート・スチューデント・リーグでさらに美術を学ぶ。1947年、19歳のときに初めての作品を出版。1964年には代表作『かいじゅうたちのいるところ』(富山房)でコールデコット賞を受賞、1970年にはそのすばらしい業績に対し、アメリカ人としては初めて国際アンデルセン賞を受賞している。1983年には全米図書館協会からローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞。また1996年には米国民芸術勲章を授与された。その作品は世界中で愛され、日本でもほとんどすべての作品が翻訳されている。また、絵本ばかりでなく、舞台やアニメーションなど幅広い分野で輝かしい業績を残している。2012年没。

「2014年 『くま! くま! くまだらけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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