とおいところへいきたいな

制作 : じんぐう てるお 
  • 冨山房
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本棚登録 : 71
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002440

作品紹介・あらすじ

聞きたいことがあるのに、お母さんは赤ちゃんにかかりきりで相手をしてくれません。そこでマーチンは「遠いところ」へ行ってしまおうと決心します。ところが、猫やスズメや馬と一緒に出かけた「遠いところ」では…。

感想・レビュー・書評

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  • 「ぼくは でていく。 ぼくが きくことに ちゃんと だれかが こたえてくれる、とおい ところへ いっちゃうから。」

    さ、わたしもトランクににもつをつめてみようかしら。カウボーイのふくをきて、ひげをつけて。

  • 今いるところが嫌になった子どもと、仲間たち。「とおいところ」に行きたくなります。
    でも、「とおいところ」って、どんなところだろう。

    きっと多くの人が感じたことのある気持ちと、その答え。

  • あかちゃんにおゆをつかわせるのに夢中で、マーチンの聞きたいことを聞いてくれないママに腹を立て、
    ちゃんと聞くことに答えてくれる人がいるとおいところを探しに出かけたマーチン。(自分だってわからないようにカウボーイの服を着て、付けひげをした)

    途中で、すずめと年寄りの馬に会う。
    とおいところはどこにあるのか聞くと、
    上品な人が住んでいるところ とすずめ
    馬が夢を見られるところ とうま
    2羽・匹とも遠いところへ行きたいと泣き出してしまう。

    そこへねこが通りがかり、
    いい場所を知っていると案内してくれた。
    ねこのいう「とおいところ」は
    ねこが一日中歌を歌ってもうるさいといわれない ところ。

    みんな喜んでその「とおいところ」で、すきなように過ごしたが、
    みんなのすきなようにすると、他の人のすきなとおいところではなくなってしまう。
    とうとうケンカになり、うまが帰り、すずめが帰り、ねこも帰って行った。

    ひとりぼっちになったマーチンは、
    「そろそろ赤ちゃんのおゆも終わっただろうな。
    でもママはまだ赤ちゃんにかかりきりだろうから、
    玄関の階段に腰掛けて車を数えてればいいや。
    そうして待ってれば、ママは僕の聞きたいことの答えを教えてくれる」
    と、荷物をまとめ、いちども振り返らずに走って帰った。

  • とおいどこかにいこうとした先で出逢ったなかまはなぜかみんなかなしそう みんなのいきたいところってどこ?

  • 探し歩いて戻った場所は

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著者プロフィール

モーリス・センダック Maurice Sendak (1928─2012)
アメリカ、ニューヨーク州生まれ。従来の絵本の枠組みを広げる多くの優れた作品を生みだした20世紀を代表する絵本作家。『かいじゅうたちのいるところ』でコルデコット賞、本書『父さんがかえる日まで』で全米図書賞を受賞。作品に『まよなかのだいどころ』『ロージーちゃんのひみつ』『ふふふん へへへん ぽん!』など多数。業績に対して、国際アンデルセン賞画家賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などが贈られている。

「2019年 『父さんがかえる日まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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