わがままな大男

  • 冨山房
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  • Amazon.co.jp ・本 (23ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002938

感想・レビュー・書評

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  • 大男の庭は、子どもたちが遊ばなくなって冬になってしまった。でも、小さな男の子とまだ冬のままだった気を助けてあげて、春になった。春になった大男の庭は、すごくきれい。草とか木の実とかが、たくさんなる。そのくらいから、大男はやさしくなった。
    大男が好きになった小さな男の子が、さいしょはだれかわからなかったけど、イエス・キリストだった。大男は死んじゃった後、キリストの庭に行く。雲の上にある天国だと思う。天国も、きっときれいだと思う。地面はわたあめみたいにふわふわじゃないかな。
    絵は、やさしそうだったり、かわいく見えたりして、好きだった。北風とかしもとかはこわい感じだった。(小3)

  • ツヴェルガーの挿絵だけを思う存分味わいたい。雪と霜の擬人化、大男を改心させた小さな男の子のの正体は?ムスメはピンときませんでした。両手両足に2カ所ずつ釘を打ったような痕。…分かりますね?

  • とてもやさしくて少しかなしいものがたり。

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著者プロフィール

1854年アイルランド・ダブリンに生まれる。19世記末の耽美主義文学の代表的存在。詩人・小説家・劇作家として多彩な文筆活動で名声を得る。講演の名手としても知られ、社交界の花形であった。小説に『ドリアン=グレーの肖像』戯曲に『サロメ』『ウィンダミア卿夫人の扇』回想記に『獄中記』などがある。1900年没。

「2022年 『オスカー・ワイルド ショートセレクション 幸せな王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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