こんなに強い自衛隊 (双葉新書)

著者 :
  • 双葉社
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575153545

作品紹介・あらすじ

世界最強の実用戦闘機F‐15「イーグル」202機を含む主要航空機約450機(練習機を除く)、高度な電子システムを満載した艦艇148隻、そして戦車880両に加えて総兵力約23万人を擁する自衛隊。世界第7位といわれる国防費もさることながら、核戦力を除く通常戦力では世界トップクラスの実力を誇っている。

感想・レビュー・書評

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  • 自衛隊と旧日本陸軍および海軍が好きなのはわかる。しかしそれによって筆者自身が盲目になっている部分もあると思う。新聞の出典がほとんど産経新聞なのも偏っている。個人的には速く憲法を改正して日本独自の軍隊を作るしかないとは思うのだけれども。

  • 勿論、上品なほんではないが、最後のほうで、自衛隊の殉職者が靖国に祀られないという記述が印象に残る。

  • 既に読んでいたのを忘れてて二度目の読了。

  • 自衛隊の装備は世界有数だということは雑誌等にもたまに載っているので意外性はなかった。
    問題は国民の自衛隊に対する理解度と法整備が必要。

  • 削られる予算の中、あれこれやりくりしながら装備を充実して行く自衛隊。震災で、その存在の必要性が認識されたとは言え、まだまだ評価は低い。
    韓国、中国が軍備増強する中、自衛隊予算を削減したり沖縄駐留の米海兵隊を10兆円も払ってグアムに移転させる必要はあるのか?

  • 日本の国防費はドル換算で見ると世界でも多いと聞いたことがありますが、それは人件費が高いせいだと言われています。憲法や法律の問題があって実際に実現するのはわかりませんが、昔から自衛隊の戦闘能力はどの程度なのだろうと疑問に思っていました。

    その疑問を井上氏の書かれたこの本によって解くことができたと思います。結論から言えば、現時点(2010年)ではアジアにおいて、表面的な数量では劣っているものの質や高稼働率(整備状況も良い)のお陰で、おそらくトップを維持できているようです。

    優れた武器や軍隊を持っているだけで、それが十分な抑止力になると思われるので、今後もその地位をキープして欲しいと思いました。

    また、自衛隊員の日頃の訓練等に報いるためにも、政治家や我々国民が軍事費の適当な予算配分についても考慮すべきだと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・北朝鮮による弾道ミサイルで慌てたのは、北朝鮮と対峙してきた日本やアメリカよりも、むしろ北朝鮮を擁護してきた中国や韓国であった(p22)

    ・東西ドイツが統一したとき、東欧の優等生であった旧東ドイツの面倒を西ドイツが見た(東ドイツ一人に対して西ドイツ民4人)が、20年後の今も地域格差は残る、これを考えると韓国が北朝鮮を経済的に負担するのは大変である(p24)

    ・平成24年(2012)までに、座間キャンプは日米両陸軍の中枢基地(特殊作戦群、特殊武器防護隊、空挺団、ヘリコプター団、中央即応連隊等)となる(p28)

    ・韓国軍は、アメリカ・日本・イスラエル・サウジアラビアに次いで世界で5番目のF-15(イーグル)戦闘機の保有国となった、日本保有のF-15Fよりも性能を保有する(p45)

    ・自衛隊の総兵力:23万人は、中国(219万)の10分の1、アメリカ(154)の7分の1、韓国(69)の3分の1程度、さらに予備役は中国:80、アメリカ:98、韓国:450万人もいて、日本の3.4万人とは桁違い(p60)

    ・日本の自衛隊の男子競争率(2等陸士)は、約3倍、女性隊員は4倍、幹部候補生は18倍(p64)

    ・陸上自衛隊が保有する兵器のほとんどは国産兵器、外国製兵器もライセンスを得て日本で製造されている(p73)

    ・世界には10式戦車に匹敵する第四世代(走りながら目標を正確に打つ走行間射撃をする90式戦車のハイテク版)は存在しない(p75)

    ・海上自衛隊は、旧海軍人が育成している、横須賀・呉・舞鶴・佐世保・厚木・鹿屋・大村等、所在地も戦前とまったく同じ場所(p88)

    ・掃海部隊が処理してきた機雷(大東亜戦争末期に米軍によって撒かれたもの)の総数は約7000個、いまでも年間3~10個程度処理し続けている(p91)

    ・日本の対潜技術(戦闘艦艇に搭載している対潜兵器、P-3C哨戒機)は世界一といわれ、合同訓練(リムパック)でも常に高い評価を受けている(p93)

    ・日本ノ保有するP-3Cは94機であり、台湾:12、韓国:9機と比較して多く、アメリカ:200機以上に次ぐレベル(p94)

    ・海上自衛隊では、より高性能の最新鋭哨戒機:P-1の配備が始まっている、日本の哨戒・対潜能力は格段に向上している(p95)

    ・イージス艦には、複数の航空機を同時に攻撃できるスタンダード対空ミサイルが搭載されているが、これらは船体に埋め込まれているので、目立たない(p98)

    ・現在計画中の大型の空母型護衛艦(22DDH)は戦艦大和並の大きさ、平成26年の完成予定(p106)

    ・日本のF-15稼働率は90%を超えていて世界最高レベルである、アメリカで80%、中国は65%程度(p110)

    ・自衛隊の武器使用用件は、基本的には「警察官職務執行法7条」に準拠していて、相手から打たれるまで手も足も出せない(p114)

    ・空中給油機の導入は、戦闘機の滞空時間を延ばして、常に戦闘機を上空に警戒待機させるために必要(p120)

    ・現在開発中(平成25年予定)の第五世代日本製ステルス戦闘機(心神)は、地域の軍事バランスを保つ上で大きな意味をもつ(p129)

    ・軍民共用空港である、千歳・小松・三沢空港では、航空自衛隊によって航空管制が行われている(p141)

    ・Drコトーのロケ地で知られる与那国島にある与那国診療所は、診療時間は平日の午前9~12時の3時間で、たった一人の医師が対応している(p196)

    ・日本製兵器は自衛隊でしか使用されないため、秘匿性が高く、実射データがモレない限り他国の手に渡らないので、最新鋭兵器の技術ライセンスは安心して供与可能(p231)

    2010/10/17作成

  •  自衛隊の装備がいかに高度なもので、組織運営や活動の内容も含めて、いかに質が高いものであるか、を説明した本。緊迫する国際情勢の中で、日本にとっていかに自衛隊は必要不可欠で、さらに強化する必要があるか、ということを力説している。
     内容自体は納得できるし、自衛隊の活動そのものについては、本当にすごいと思う。思想にもある程度は共感できる。ただ、すぐに感情的な論調になってしまう点、結構読みにくく感じた。ジャーナリストというよりは、政治活動家としての視点が大きい。(11/08/08)

  • 書いてある内容は興味深いし、軍事力強化を主張する人が何を思っているのかを考えるきっかけになった。ぜひ、反自衛隊側の人の主張も聞いてみたい。
    ただし、直感的に分かりやすくするためか論理展開がおかしいと感じる部分が多い。データによる裏付けがない事例や、持論に有利な仮定をしている部分もある。
    この本を読む人は、自衛隊論を本から読み取るだけではなく、己のリテラシーが試されていると思って読み進めてほしい。

  • 自衛隊がいかに強いものかは何となく理解できた、と思う。その程度の一冊。

  • そこまで委員会で面白かったので興味を持ち著書をよんだが、軍事漫談家としての部分がなく残念だった。

    「心神」を国産戦闘機として力を入れて開発してほしいと思った。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2018年 『本当は戦争で感謝された日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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