傍聞き

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 566
レビュー : 144
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236361

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすいです。他の方のレビューにもありますか、人間が一面ではなく見えない部分があるんだと表現されています。何かが心に強く残るという物語ではありませんが、心地よく読めました。

  • 正面からしか見えなかったもの事が、裏返ってみえるときの物語。
    裏からみることはあっても、裏返してまではみないあたりをついてくる短編。
    なるほど……と思う。

  • 私が知らないだけかもしれないけれど、そしてものすごい見当ハズレかもしれないけれど、それを覚悟で敢えて、「長岡弘樹さんは女性ではないか?説」をぶちあげたいと思う。

    根拠は、生活シーンのさりげない細やかさ、育児の細かい知識や体感の豊富さ、である。

    ここには入っていない別の作品(「淡い青のなかに」)で、中学生の子を持つ仕事人間の母親が寝坊した時、「化粧をするどころか、トイレにすら行っている暇はなかった。寝間着を脱ぎ捨て、昨日と同じスーツを肩にひっかけて」という文章が出てくる。「昨日と同じスーツを〜」なんて、出てきませんよ、だぶん男性には。
    また、ここに収録されている「899」には、「ここの斜交いにあるスーパーでは、今月からレジ袋が有料になったのだ」とある。男性はスーパーのレジ袋のことなど、そんなに意識してないと思うんである。

    また、「迷い箱」「傍聞き」は中年女性が主人公で、中年女性を描く筆のほうが自然で、心なしか生き生きしているような気がする。(この2作はことによい)

    よって、女性説。(桜庭「一樹」さんも女性だしね。)

    • 薔薇★魑魅魍魎さん
      ご無沙汰です!新しい棲家の居心地は、如何ですか? 
      表題作が3年前、日本推理作家協会賞を得たとき読みましたが、残念ながらこの方は男性です。
      ...
      ご無沙汰です!新しい棲家の居心地は、如何ですか? 
      表題作が3年前、日本推理作家協会賞を得たとき読みましたが、残念ながらこの方は男性です。
      彼が最初に好きになったのが私の熱狂する逢坂剛の『カディスの赤い星』と知って、とても他人とは思えず親近感を抱いています。
      2011/11/24
    • アヴォカドさん
      お久しぶりです!

      残念。男性でしたか。としたら、余計すごいかもしれないですね、この生活感覚。
      これからの作品が楽しみです。ゆっくりじっくり...
      お久しぶりです!

      残念。男性でしたか。としたら、余計すごいかもしれないですね、この生活感覚。
      これからの作品が楽しみです。ゆっくりじっくり書いていっていただきたいですね。
      2011/11/24
  • サラッとサクッと

    もっとたっぷりの長編読みた~い

  • 2019/1/16

    「迷い箱」「899」「傍聞き」「迷走」
    表題作「傍聞き」で意表をつかれた。
    「迷い箱」違うエピソードも読みたいな。

  • 第61回(2008年)日本推理作家協会賞短編部門受賞作「傍聞き」をはじめとする4つの短編作。

    ・迷い箱
    ・899
    ・傍聞き
    ・迷走

    更生保護施設の施設長の苦悩や、消防士から母親へのメッセージを込めた救出。

    表題の「傍聞き」は聞き漏れ効果をテーマにして、事件の解決をみるストーリーで、ちょっと細工あり。

    最後は制服職の誇りと信念を表した作品で、4つとも色の違うもの。

    流れるような文体で読みやすいが、もう少し読み応えがあると☆4つ。

  • 32:ダヴィンチとかでも話題になってたんですが、確かに短編としてすごい面白いけど……ちょっと期待が大きすぎたかも。面白くないわけではないけど、何となく読めてくる作品もあって。
    この後読んだ「教場」の方が好きかなあ。

  • ミステリ短編集。登場人物に対する疑いややな予感を最後に爽やかに裏切ってくれる、後味の良い作品ばかり。短さの割にきちんと味わいがある。

  • 読みやすい短編集
    ちょっと読み終えた後暖かい気持ちになるような。
    「傍え聞き」の娘さんはかなり大人ですよね。6年生の子供とは思えない・・・
    平成30年6月再読

  • 短編4つ。あっさり目ですがどれもなかなかの切れ味でした。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年『真夏の車輪』で第25回小説推理新人賞を受賞。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。11年に発売された『傍聞き』文庫版がロングセラーとなる。『教場』がベストセラーとなり『週刊文春ミステリーベスト102013年』にて第1位に、『このミステリーがすごい!2014年版』にて第2位に現在もっとも期待されているミステリ作家である。

「2017年 『波形の声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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