傍聞き

著者 :
  • 双葉社
3.24
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本棚登録 : 538
レビュー : 141
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236361

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすいです。他の方のレビューにもありますか、人間が一面ではなく見えない部分があるんだと表現されています。何かが心に強く残るという物語ではありませんが、心地よく読めました。

  • 正面からしか見えなかったもの事が、裏返ってみえるときの物語。
    裏からみることはあっても、裏返してまではみないあたりをついてくる短編。
    なるほど……と思う。

  • 私が知らないだけかもしれないけれど、そしてものすごい見当ハズレかもしれないけれど、それを覚悟で敢えて、「長岡弘樹さんは女性ではないか?説」をぶちあげたいと思う。

    根拠は、生活シーンのさりげない細やかさ、育児の細かい知識や体感の豊富さ、である。

    ここには入っていない別の作品(「淡い青のなかに」)で、中学生の子を持つ仕事人間の母親が寝坊した時、「化粧をするどころか、トイレにすら行っている暇はなかった。寝間着を脱ぎ捨て、昨日と同じスーツを肩にひっかけて」という文章が出てくる。「昨日と同じスーツを〜」なんて、出てきませんよ、だぶん男性には。
    また、ここに収録されている「899」には、「ここの斜交いにあるスーパーでは、今月からレジ袋が有料になったのだ」とある。男性はスーパーのレジ袋のことなど、そんなに意識してないと思うんである。

    また、「迷い箱」「傍聞き」は中年女性が主人公で、中年女性を描く筆のほうが自然で、心なしか生き生きしているような気がする。(この2作はことによい)

    よって、女性説。(桜庭「一樹」さんも女性だしね。)

    • 薔薇★魑魅魍魎さん
      ご無沙汰です!新しい棲家の居心地は、如何ですか? 
      表題作が3年前、日本推理作家協会賞を得たとき読みましたが、残念ながらこの方は男性です。
      ...
      ご無沙汰です!新しい棲家の居心地は、如何ですか? 
      表題作が3年前、日本推理作家協会賞を得たとき読みましたが、残念ながらこの方は男性です。
      彼が最初に好きになったのが私の熱狂する逢坂剛の『カディスの赤い星』と知って、とても他人とは思えず親近感を抱いています。
      2011/11/24
    • アヴォカドさん
      お久しぶりです!

      残念。男性でしたか。としたら、余計すごいかもしれないですね、この生活感覚。
      これからの作品が楽しみです。ゆっくりじっくり...
      お久しぶりです!

      残念。男性でしたか。としたら、余計すごいかもしれないですね、この生活感覚。
      これからの作品が楽しみです。ゆっくりじっくり書いていっていただきたいですね。
      2011/11/24
  • ミステリ短編集。登場人物に対する疑いややな予感を最後に爽やかに裏切ってくれる、後味の良い作品ばかり。短さの割にきちんと味わいがある。

  • 読みやすい短編集
    ちょっと読み終えた後暖かい気持ちになるような。
    「傍え聞き」の娘さんはかなり大人ですよね。6年生の子供とは思えない・・・
    平成30年6月再読

  • 短編4つ。あっさり目ですがどれもなかなかの切れ味でした。

  • ミステリィであると同時に、いずれも “人” を堪能する4編。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14535086.html

  • 日本推理作家協会賞短編部門賞受賞作。これもまた続編が出たので、遡って読んだが、続編が出たのに、短編集で驚いた。「傍聞き(かたえぎき)」の意味を知らなかったので、勉強になった。表題作はタイトルの意味を丁寧に描いていたし、一遍一遍、きちんとした作品だったと思う。人を思い込みではなく、その人の感情の裏を思いやるということが、全編を通して、読みとれた一冊。

  • 2016.4.9 読了

    初の作者さん!

    何の気なしに借りたんですが、
    思いの外 よかった!

    4編からなる 短編集でした。

    どの話も 独立してて、
    描き方が この作者さんのやり方なんでしょうね、
    なにか 事が起こって どうなる??て時に
    パッと場面が変わる。

    どうなった??と思いつつ、読み進めてたら
    また パッと場面が変わる。

    最後に ドーーンと つながる、みたいな。


    なかなか 面白かった!

    タイトルにもなってる「傍聞き」は
    スパーンと 決まったーーー!感じ。

  • それぞれのラストであっと思わせるところがあり、おもしろかったけど、心に響くほどではなかった。

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プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年『真夏の車輪』で第25回小説推理新人賞を受賞。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。11年に発売された『傍聞き』文庫版がロングセラーとなる。『教場』がベストセラーとなり『週刊文春ミステリーベスト102013年』にて第1位に、『このミステリーがすごい!2014年版』にて第2位に現在もっとも期待されているミステリ作家である。

長岡弘樹の作品

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